今回はビルディバイド第二弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
ビルディバイドの第二弾がこのブログ公開日の12/3に発売しましたが、発売前にカードリストが公開されました。そのカード一覧を眺めていたところ、なんか強そうだったり、面白そうなことができそうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います(気になってるカードの一枚であるムンターはすでに記事があるのでここでは書きません)。
黒
バスターのユニットで、覚醒時の自動効果で登場時に総コストが3以下の禁忌以外の黒のユニットを対象にすることで効果を発動でき、手札を一枚捨てることで対象にしたユニットを墓地から登場させ、エンド時に自壊させる効果があります。
普通に使っても強いカードですが、自分の手札を捨てることを利用して、捨てたユニットをブルームのコストや蘇生対象にしたり、次の弾にすることもできます。低コストのユニット復活させて自壊させることに注目してベルディガのテリトリーと一緒に使うのも面白いかもしれません。
バスターのユニットで、覚醒時のクイックタイミングの起動効果で、手札を一枚捨てることでレスト状態で復活するユニットです。ポイントはクイックタイミングであることと、コストがエナジーではなく手札なので手札がある限り破壊されるときに合わせて使用することでができます。
手札コストが痛いですが、場持ちがいいため、黒だけでなく赤のライオネルに入れるのもありかと思います。ライオネルはユニットがいないと本領が発揮できないのと、返しのターンが弱かったりするので、相性は悪くないのではないかと思います。
ノーマルのコマンドカードで、ユニットをすべて破壊し、このカードで5枚以上破壊したらバスターアイコンでないユニットを1体レストで蘇生させることができます。一見するとコストが高く、蘇生条件も厳しめで自分もまきこむので使いにくい感じはしますが、このカードの強みは対象にとらない効果なので、グラナディガなどの対象にできないユニットも破壊できる(多分できる)ところです。
また、全体破壊なので、不利な盤面もひっくり返すことができますし、蘇生するカードもデコイ持ちにすることでレストで登場させるデメリットも相殺することができます。ただし、エンダイヴで逆に利用された場合は悲惨なことになる可能性もあるので注意が必要です。
青
ノーマルのユニットで、ノーマルタイミングの起動効果で青1支払いこのユニットをレストすることでユニット1体のパワーを8000にします。
増減ではなく8000なので、相手ユニットのパワーダウンに使ったり、自ユニットのパワーアップに使ったりすることもできます。レストするので自分に使っても効果は薄いですが、このユニット自体がコスト3で序盤から出せるので、手札を使わずにレスト状態のユニットを除去したい時などに使うことができます。特に戦闘に勝利したときに効果が発動するユニットと組み合わせたら面白そうです。
ノーマルのユニットで、時効果で登場時にライフがレッドゾーンのときにライフの先頭を確認することができ、そのカードを捨てることでデッキをシャッフルしてデッキトップから1枚ライフに追加することができます。
このカードの強みは見たライフを見ることができるため、後の戦略がたちゃすくなること、バスターだった場合は入れ替えることができるので、危機回避にも使えます。また、あえて入れ替えずに駆け引きをすることもできます。ただし、入れ替える場合はシャッフルするのでデッキトップの操作ができないこと、バスターを再度埋めることになる可能性があるので注意です。
因みにライフを入れ替えるカードはプロモカードの「輝ける使命」に次いで2枚目です(ライフを増やすカードは赤関連で何枚かあります)。
ノーマルでかつショットトリガーのコマンドカードで、スタンドしているユニットすべてに7000ダメージと、トリガーでプレイされた場合に手札に戻す効果があります。
条件付きですが対象をとらない全体火力なので、グラナディガなど対象にできないカードにも強く(ただし、グラナディガはこれ1枚では倒せない)、もう一度使うこともできるので手札に持っておき、相手が攻撃した返しのターンで使うこともできます。また、ショットで使用した場合にライフから手札に戻る効果を利用して手札コストにするなど色々と使い道があるコマンドとなります。
白
バスターのユニットで、覚醒時にクイックタイミングの起動効果で、白2とこのユニットを山札の一番下に置くことで、回帰属性以外のユニットを手札に戻し1枚引き、山札をシャッフルします。また、覚醒時の自動効果でパワーが3000あがります。
個人的には第二弾のトップレアだと思っています。まず効果ですが、デッキに戻すのも手札に戻すのもデメリットに見えますが、デッキに戻す効果はダグラークのテリトリー効果と相性がよく、手札に戻す効果はエリザベルトと相性が良く、さらにカードを1枚引くためエリザベルトの効果を再利用しやすくなってます。さらに、デッキに戻すのも手札に戻すのも全体破壊対策になり、盤面は弱くなりますが、次のターンでリカバリーできるようになります。ついでに戻す効果はフィールドから対象がいなくなるので、対象を指定するカードを立ち消えさることもできます。ただし、攻撃時にこの効果を使っても相手のバトルに勝利する効果は防げないので注意です。
バスターのユニットで、ジャッジメントと覚醒時の自動効果で登場時に断罪カウンターを1個取り除くことで、ユニット1体を対象にして、元々の効果を失わせることができます。
効果を失わせる効果は範囲がテキストに書かれている効果のみが対象になり、マルグレアのダメージ軽減など付与された効果は無効にできません。相手に使って覚醒時のパワーアップをなかったことにすることが多いと思いますが、真価は永続効果でデメリット効果をもつユニットに使用することで、デメリットを無効にできます。今はカードプールが少ないので自ユニットに使う効果はそこまで有効に作用しませんが、今後カードプールが広がったときに輝く効果だと思います。
ノーマルでかつショットトリガーのコマンドカードで、レストしているユニットを1枚対象として手札に戻すか、断罪カウンターを2個取り除いて山札の上を確認してジャッジメントを持つユニットなら戦場に出し、それ以外なら墓地に置くります。今回出たコマンドの中でも一位二位を争うやばいカードだと思います。一つ目は条件付きの手札にバウンスする効果で、防御としては使えませんが、デコイ持ちを除去するのには役に立ちます。
このコマンドの真価はもう一つの効果で、カウンターが2個ありジャッジメントさえ持っていればデッキからコストを踏み倒して登場させることができますしかもショットカードでしかも条件がジャッジメントのみなので、これをライフから発動したら序盤から高コストのユニットを踏み倒せたり、運しだいですがライブラリを相手のターンでもエリザベルトを出して展開を行ったりすることもできます。素で使う場合は予めスカウトでデッキトップを操作することで確実に踏み倒すこともできます。
外れたらカウンターの消費+カードが墓地に行くというデメリットもありますが、それを差し引いても強力なコマンドだと思います。正直クイックじゃなくてよかったと思います。
赤
バスターのユニットで、永続効果でエナジー1枚につきパワーが1000増えるのと、覚醒時の永続でエナジー5枚につきヒット数が1増えます。
書いてあることがやばいペンギンで、手札から出す場合は4エナジー以上はあるので4500以上は確定、5枚目で覚醒してからは2ヒットになります。5コストで2ヒットになるユニットはなかったので、この時点でかなり強いと思います。さらに赤はエナジーを増やしやすいので、3ヒットになるのもそんなに難しくないと思います。
ノーマルのユニットで、ノーマルタイミングの起動効果で赤8支払うことでヒット数を3増やすことができます。
条件は厳しいですがこのカードは自力で4ヒットにできる数少ないユニットで、赤が11エナジーあればすぐ4ヒット出すことができます。耐久が低いのですぐ除去されますが、がら空きの時に4ヒットをたたき出すロマンはあると思います。
ノーマルでかつショットトリガーのコマンドで、相手のユニットをすべてレストし、そのあとに自分ユニットを1体選択してそのターン中にレストしたユニット1枚につきパワー+2000されます。
このコマンド自体攻守両方に使えるカードで、ショット時は相手の後続を封じることができます。ただし、攻撃したユニットは場に残るため、ヒットが残っていたらダメージは受けます。
自分のターンで使用する場合は相手ユニットをすべてレストさせて、ブロックできなくさせることができます。ただし、デコイ持ちだけだとあまり効果はありません。相手ユニットをレストする方に目が行きがちですが、このコマンドは発動時点では対象をとらないので、自分のフィールドにユニットがいなくても使用することができます(要確認)。
以上です。今回は順当にカードパワーが上がった印象があります。特に白のバスターに強力なジャッジメント持ちのカードが増えたので、個人的にはかなり嬉しいです。また、ユニークな効果を持つカードが増えたので、どうやって使うかも考えています。
この記事が公開されるときはもう発売日になっていますが、第二弾は予約ができず、自分は仕事なので、仕事終わりにカードショップまで買いに行ければいいですが、行けなかったら土曜日に行くので買えることを祈ってます。できれば定価以下で買いたいので何としてもカードショップで手に入れたいと思います。