今回はビルディバイドのタイアップブースター「鬼滅の刃」の新テリトリー、蟲の呼吸に関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回はビルディバイドのタイアップブースター「鬼滅の刃」に収録される新テリトリーの蟲の呼吸について書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.テリトリーの種類
テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。
称号は蟲柱で、解放コストは4となります。
2.テリトリー効果
テリトリー効果は2つあり、一つは自動効果で自分のアタックフェイズ開始時に自分のライフの先頭を墓地に置くことができ、置いたカードが鬼滅の刃属性を持つユニットならそのターン中相手ユニットのパワーを2000減少させ、もう一つは永続効果で自分の≪胡蝶しのぶ≫を持つユニットがダメージを与えたユニットはパワーに関わらず破壊される効果です。
一つ目の効果はアタックフェイズ開始時にライフの先頭を墓地に置いて、置いたカードが鬼滅の刃属性をもつユニットだったらパワーを下げる効果で墓地に置くかどうかは任意となります。パワー減少効果は対象をとらない効果なのでバドラトスなどショットトリガー以外で対象にできない効果でも有効となります。
もう一つの効果は≪胡蝶しのぶ≫属性のユニットに対してDMでいうスレイヤー、MTGで言う接死を付与する効果で*1、≪胡蝶しのぶ≫属性のユニットでダメージを与えることができればユニットを破壊することができる効果です。現時点でこの効果が有効になるのは以下の2パターンとなります。
- バトル時(ダメージを与える前に破壊されたりブリッツを持っているユニットが先にダメージを与えて破壊された時は除く)
- ユニット同士でダメージを分け合う効果
「1」はバトル時にダメージを与えた時に有効になり、ダメージ計算後にそのまま破壊します。ただし、バトル中にダメージが発生する前にコマンドなどで自分の≪胡蝶しのぶ≫を持つユニットが除去されたり、ブリッツを持っている相手ユニットからダメージを受けて破壊された場合は相手ユニットを破壊できません。
「2」は百獣王の怒りなど相手ユニットと自身のユニットを対象としてそれらはお互いにダメージを与えあう効果を指し、この効果でダメージを与えた場合でもこの効果が適用されます。勿論相手が使用した場合でも有効になります。
この永続効果は対象を取らない効果なのでバドラトスなど対象にできないユニットに対しても有効ですが、マルグレアなどのダメージを軽減する効果でダメージを与えることができなかったら破壊することはできません。逆に相手ユニットにあえダメージを与えれいれば有効になるため、自身に軽減効果を付与すれば相手のユニットだけ破壊することも可能です。
3.相性のいいカードについて
相性のいいカードですが、テリトリー効果の関係でどちらかを活かせるようにした方がよいかと思います。一つ目の効果を活かしたい場合はダメージやパワーを増加させるカード、もう一つ効果を活かしたいなら≪胡蝶しのぶ≫を除去カードとダメージを与えあう効果、ダメージを軽減する効果を持つカードを組み合わせて除去カードとして運用し、他のユニットを主力にして構築するのがいいかと思います。
一つ目の効果ですが、パワーを下げるのは鬼滅の刃属性のユニットが必要なので、鬼滅の刃属性のユニットを中心にしてデッキを組む感じになります。
もう一つの効果を活かす場合は≪胡蝶しのぶ≫以外は現在判明しているカードプールだと該当するカードがないので、限定構築で使用する場合は補助的な感じにする。通常フォーマットであれば該当するカードは多いですが、ダメージを与えあう効果は赤、ダメージ軽減効果は白と青しかないため必然的に2色以上になるかと思います。
最後に
今回は以上です。このテリトリーは一つはパワー減少効果、もう一つはダメージを与えたら破壊するなので両方を活かそうとすると器用貧乏になりますが、他のカードと組み合わせることで真価を発揮できるテリトリーだと思います。また、ありそうでなかった接死効果が初めて実装されたのでデッキの組み甲斐があると思いました。
これで柱関連のテリトリーが全て公開されました。最近は全盛期ほど勢いがなくなってきた鬼滅の刃ですが、これを機にビルディバイドをやり始める人が増えるといいなと思います。
*1:効果的には処理的に接死が一番近い気がします。