今回はビルディバイドの第8弾の新エース、インフィルトレーター クラウディアに関して書いていきます。
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はじめに
今回は第8弾に収録される新エースのインフィルトレーター クラウディアについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは青3無3の6コストで、バスターアイコンを持つエースユニットとなっています。また、称号は勇壮姫、属性は人間とグラドを持っています。
パワーは6500、ヒット数は2で通常ユニットとしてみると標準的な数値となっています。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つは永続効果で自分のエナジーが全てレストしてるならこのユニットはアタックされない効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットがプレイヤーにアタックしてブロックされなかった時に自分のエナジーが全てレストしているならユニットを1枚まで対象として対象に6000ダメージを与える効果です。
一つ目の効果は自分のエナジーがレスト状態なら他のユニットにアタックされなくなる効果です。アタックされない効果はレスト状態は勿論、スタンド状態でも血讐のアリアなどのスタンド状態のユニットにアタックできるユニットからアタックされなくなります。アタックされない効果は永続効果なので、相手のユニットがアタックを宣言する前までにエナジーが全レストできていればアタックされなくなります。因みにアタックされない効果はリードストライカー クラウディアも持っていましたがそちらは勇壮姫の覚醒後の効果に含まれています。
もう一つの効果は自分のエナジーが全てレストしているときに自身が相手プレイヤーにアタックしてブロックされなかった時にユニット1枚を対象にに6000ダメージ与えることができる効果です。エナジーを全てレストして相手プレイヤーにアタックする必要がありますが、テリトリーの陸上戦艦 グラドミラルはアタックフェイズ前にエナジーを全て消費していないと発動せず効果もブロックされない効果なので、テリトリー効果さえ発動することができれば条件はそこまで難しくはありません。また、1枚までなのでダメージを与えなくても問題ありません。ただしこの効果の条件が相手プレイヤーにアタックした時なので、相手プレイヤーにアタックできなかったときやユニットにアタックした場合は効果は発動しません。特にデコイ持ちのユニットがいた場合はこのユニットのアタック前にデコイ持ちを除去しないとこの効果を発動することができません。
3.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、エナジーが全レスト状態の時にアタックされないバスターアイコンを持つエースユニットであることを活かすことになります。
アタックされない効果は限定的で、クイック持ちのカードを採用するデッキでエナジーを全レストするのはデッキの立ち回りに制限が発生するため他のテリトリーだと活かしにくいです。また総コスト6でもあり、海底神殿 アレイネの効果で蘇生できないのでディオフィリアのデッキにも採用しずらいです。ただし、ライオネルのテリトリーの場合は、自分ターンでアタックをして、相手ターンのアタック宣言前までにエナジーを全レストできればユニットとして残しておくこともできるので、青入りのライオネルであれば一考する価値はあると思います。
最後に
今回は以上です。2枚目のクラウディアで2種類目収録のエース群として記載されていたエースです。性能としては既存のグラドミラルを純粋に強化する感じとなっており、打点もありリードストライカー クラウディアでは難しかった盤面に干渉をしやすい性能となっています。
ようやくクラウディアにも専用の新規カードが出ましたが、勇壮姫のテリトリーはまだ1種類しかありません。同期のエースのテリトリーは既に2種類存在しますので不遇だと思いますが、グラドミラル自体が強いのと、クラウディアのキャラコンセプトとしてエナジーを全レストがあるのでテリトリー効果の調整が難しいのかもしれません。