イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】新テリトリー、焼炙の門に関して

今回はビルディバイド第9弾のテリトリー、焼炙の門に関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回は第9弾に収録される新テリトリーの誓いの桃園について書いていきます。

観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。

※画像は公式Twitter から持ってきました。

 

 

1.テリトリーの種類

テリトリーの種類は普通のテリトリーですが、開放する前から影響を与え、解放したら覚醒後効果を使えるようになり、追加で効果が増えます。

称号は七大罪色欲で、色は黒赤、解放コストは5となります。

 

 

2.テリトリー効果

テリトリー効果はテリトリー解放前とテリトリー解放後の効果があります。テリトリー解放前はデッキ構築ルールとしてバスターアイコンを持つカードを28枚ショットアイコンを持つカードは4枚まででデッキを構築し、ゲーム開始時に自分の山札を全てライフに置きます。テリトリー解放後は効果が2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で1ターンに1度自分のライフの先頭を墓地に置くことで自分の【エヴォル】を持つユニットを1枚対象としてそのターン中パワーを+2000する効果で、もう一つは自動で1ターンに1度自分がカードをエヴォルでプレイした時に自分の墓地のバスターアイコンを持つカードを5枚リムーブすることで相手のライフの先頭を墓地に置く効果です。

テリトリー解放前の効果はデッキ構築ルールを変更するのとゲーム開始時に山札を全てライフにします。このルールはそれぞれ考察した方がいいので別途記載します。

デッキ構築ルールは構築ルールのうちバスターアイコンを持つカードを28枚とショットアイコンを持つカードを4枚までに変更します。バスターアイコンのカードはライフが削りやすくなりますが、後半の効果で山札を全てライフにするので耐久力自体はかなり高そうです。また、バスターアイコンのカードを28枚採用できるので、デッキ内のカードパワーは高くなりそうです。ただしショットアイコンを持つカードは4枚までしか採用できないので、呪われた切り札や呪術師の謀略など黒の強力な除去が少なくなるので、。

ゲーム開始前に山札を全てライフに置くのはどこまで適用されるか分かりませんが、公式の総合ルールの該当部分を見る感じ、手札は5枚マリガンした後に山札全てをライフに置くのでエナジーは0枚になる可能性があります。もしかしたらうたい文句的に手札も含めて全部ライフに置く可能性もあります(坊主めくりになる可能性も…)。ここら辺は情報が殆どないので憶測となりますので、情報が確定したら追記しようと思います。

 

2023/03/26追記:

公式の動画を見たところ、手札は5枚でエナジーは2枚置くことができるようです。

www.youtube.com

山札を全てライフに置く効果の注意点としては、新兵器開発などのドロー系のカードは使えますが、スカウトなど山札を参照するカードの効果は使えなくなります。ただし、山札に戻す系の効果で山札が増えた場合は使えるようになります。また、レッドゾーンはライフが5枚以下の時なので、レッドゾーンを参照するカードは使いにくくなります。

テリトリー解放後の一つ目の効果は【エヴォル】を持つユニットのパワーを+2000する効果です。エヴォルを持つユニットを強化する能力ですがライフをコストにします。ただ、ライフはデッキの枚数分あるのでこのテリトリーに限っていえば軽いコストとなります。ただし、山札がない場合はライフからカードをドローするため、使いすぎるとライフがどんどん減っていきます。

テリトリー解放後のもう一つの効果はエヴォルをプレイした時に墓地のバスターアイコンを持つユニットを5枚リムーブすることで相手のライフの先頭を墓地に置くことができる能力です。エヴォルコストでプレイするだけで条件を満たすので、プレイしたカードが打ち消されてもこの効果は発動できます。この効果は相手のターンでも有効なので、新規カードの月明かりの宴などを相手ターン中にエヴォルコストでプレイしても効果を発動できます。ただし、ミラーマッチになった場合はそもそものライフ量が多く、ライフの枚数に対してのコストが釣り合わないため、あえて使わずに墓地のバスターアイコンのカードを再利用するのもありかと思います。

 

 

3.相性のいいカードについて

このテリトリーを使う場合、ショットアイコンのカードが極端に少ないためショットトリガーの反撃が難しく、逆にバスターアイコンのカードはデッキの半分以上になりダメージを受けやすくなるため、デッキの枚数は50枚にした方がダメージでバスターを引く確率が低くなります。また、バスターアイコンでかつエヴォルの効果を持つカードを多めに採用することでテリトリー効果を最大限に活かせるようになるかと思います。

バスターに関しては大火国の風雲児 イシュタルテは確定として、ライゾームなどの基本性能が高いカードを多めに採用してカードパワーでごり押すのがいいと思います。

また、このテリトリーの特性上墓地にカードが貯まりやすいので、邪悪な取引など墓地のカードを再利用できる多めに採用したり、黒赤のカードはライフをコストにするカードも多いため、ピュアハート・プレゼンターでバスターアイコンのカードをライフに戻してそれを越すとにするのもありかと思います。

 

 

最後に

今回は以上です。このテリトリーはバスターの比率が上がり逆ショットの比率が下がるためダメージが増えやすいですが、デッキがライフになるためクラウディアなど速攻でライフを詰めに行くデッキに対しては強気に出れます。また、デッキがそのままライフになる点に目が活きがちですが、デッキに入れることができるバスターの枚数が多いため、カードパワーの高いバスターカードを多く採用することができるので、テリトリー解放後はカードパワーで力押しをすることもできます。ただしミラーマッチになった場合は長期戦を覚悟した方がいいです。

黒赤のテリトリー解放前の効果がどうなるかと思ってましたが、まさかデッキ構築ルールを改変する能力が出るとは思いませんでした。ただ、構築ルールを変更できることが分かったので、色々効果のバリエーションが出そうで面白くなると思いました。しかし、デッキの構築ルールというとMTGの相棒を思い出してしまいます。