イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】2023年7月度制定の臨時環境整備に関して

今回はビルディバイドの公式で告知があった【2023年7月度制定】臨時環境整備に関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回はビルディバイドの2022/06/30に公式から告知された【2023年7月度制定】臨時環境整備についてに関して書いていきます。

観点としては発表された内容や個人的な見解を書いていきます。

※画像は公式Twitter から持ってきました。



詳細は以下のリンクで記載されています。

tcg.build-divide.com

 

2023年4月の禁止・制限時の記事はこちらから。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

1.臨時環境整備の内容

まず今回の臨時環境整備ですが、6/30にいきなり告知されたのではなく、6月27に公式から以下の告知が来ました。

この告知が出てたら3日後に実際に制限するカードが公開されました。対象になったのは全てテリトリーで、それぞれパートナー制限カードの制定とバランス調整に伴うエラッタが行われました。

なお、いつ頃この制限がくるのかはまだ連絡がないため、後日追記をしたいと思います。

 

2023/07/04追記:

以下のツイートで2023/7/3に施工さることが告知されました。

tcg.build-divide.com

 

 

2.今回の臨時環境整備対象カード

以下、今回の臨時環境整備の対象になったカードとなります。

禁止制限とかはないため、カード名だけの記載となります。

1.パートナー制限カード

今回は以下のカードが指定されました。

・喫茶リコリコ

制限内容:テリトリー「喫茶リコリコ」を使用する際、ユニットカードは収録作品「リコリス・リコイル」以外のユニットカードは使用できません。

こちらはビルディバイド-ブライト-に収録されていているテリトリーで、ビルディバイドでも使用できるテリトリーとなっています。また、裏面が異なるカードは8種類存在しますが、全てこの制限の対象になります。

このカードは効果自体には手を加えられませんでしたが、このテリトリーを使用する際に採用できるユニットを制限されることになりました。使えるユニットカードは「リコリス・リコイル」に収録されているユニットカード限定になったため、ライゾームなど強力なユニットだったり、アイオラなどスカウトを持っているユニットを使えなくなったのでデッキパワーが下がり、安定性も大きく下がることになります。ただし、コマンドカードには制限がないため、ブライトにはないコマンドを使用することができます。

個人的な感想ですが、対象ユニットが多すぎるせいで除去が追い付かず、そのまま押し負けることが多かったです。東京大会ではぼろ負けしました…。個人的にはこのテリトリーが来るのは予想外で、門が消えてからどうなるか見た後に何かしら制限が来るものかと思ってました。

 

2.バランス調整に伴うエラッタカード

今回は以下のカードがエラッタされました。

・焼炙の門

修正前:⁅B⁆は28枚ちょうど、⁅☆⁆は4枚まででデッキを構築する。
修正後:⁅B⁆は35枚ちょうど、⁅☆⁆は4枚まででデッキを構築する。

第9弾に収録されているカードです。

言うまでもありませんが、今回の臨時環境整備の主犯で、直近の大会である仙台大会、名古屋大会の決勝の殆どを占めていたテリトリーです。

今回エラッタされたのは表面のデッキ構築ルールで、バスターアイコンを持つカードを28枚から35枚入れる必要があります。焼炙の門の一番の強さはデッキ構築のルールで、バスターを28枚と聞くとダメージどうするのか?と思いますが、逆の視点で考えると、一枚もバスターアイコンを持たないカードを引かなければ最大22ダメージまで耐えることができることになります。普通のテリトリーがライフが10枚、バスターアイコンを持つカードは12枚入れないといけないので、実際は7~8点くらいまでしか受けることができません。一応カードを引いた時にバスターアイコン以外のカードを引いたら耐えるダメージも減りますが、それでも普通のテリトリーの倍近くの耐久力を持っていました。また、バスターアイコンを持つカードが28枚も入ればカードパワーも高いので他のテリトリーと比べても拡張性が高く、様々なデッキタイプが存在します。なので、対策が非常にしずらいデッキとなっています(名古屋大会でTOP4に残った門は色々なカードでデッキが構成されていました)。

今回の改訂で何が変わったかと言いますと、バスターを入れる枚数が7枚増えたことで素の状態で15点までしか受けることができなくなり、耐久力が下がったこと、バスターアイコン以外のカードを15枚しか入れることができなくなったので、補助で入れていたカードを切る必要が出てきたので安定性も下がります。

個人的な感想としては、他のテリトリーより耐久力が高すぎるので、ライフを回復するカードを入れたデッキよりも耐久が高くなることが多く、対戦ではライフを削りきれないことも多かったので耐久力が減ったのは良かったと思います。ただ、個人的にはデッキ枚数の方に調整が入ると思ったので予想が外れた感じがしました。なお、エラッタ前のこのテリトリーには一度しか勝ったことがありませんでした(その時使ったデッキは転がるぼっち)。

 

 

3.個人的な見解

以下、個人的な見解を書いています。

今回の臨時環境整備はかなり急で、発表されたとき驚きました。また、今回制限されたのはどちらも決勝トーナメントまで行ったデッキで、トーナメントが同じテリトリーしかない状態だったので、この状況はまずいと公式も判断したのだと思います。制限されたカードを見てると、採用率が高かったり、決勝に勝ち上がりやすいデッキが規制される傾向にあるように思えました。

また、今回エラッタによる対応が入ったのを見て、4月に禁止されたバルバビロンが制限解除される可能性も出てきました。具体的には1ターンに1回しかコピーできなかったり、青のカードだけコピーできるようになるような感じです。なので、今回の改訂は悲観する部分もありますが、寧ろ希望を持てる改訂だったのではないかと思います。

今回の発表によって、あまりにも暴れまわっているデッキはいきなり規制が入る可能性が出てきたので、優勝デッキを使いたい人はシングルでそのデッキのパーツを買う前に少し様子を見た方がいいと思いました。

 

 

最後に

今回は以上です。今回は突然来た臨時環境整備ですが、制限した内容としては理解できるもので、しかも全く使えなくなるわけではないので悪くはないかなと思いました。ただ、喫茶リコリスに関しては殆どのユニットが使えなくなるという調整を受けたので、かなりきついことになりそうです。

なお、自分が使っているデッキに関しては今回の環境整備で影響を受けませんでした。ただ、強いテリトリーが制限された分、他のテリトリーが隆盛しそうなので、多少の調整は必要になるかなと思います。