今回はビルディバイドの第14弾のエース、混沌を紡ぐもの ディオフィリアに関して書いていきます。
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はじめに
今回は第14弾に収録される新エースの混沌を紡ぐもの ディオフィリアについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットは黒3無3の6コストのエースユニットとなっています。また、称号は深淵公女、属性は忌神を持っています。
パワー6500、ヒット数は2で総コスト6のユニットとしては標準的なステータスとなっています。
2.ユニットの効果【原文】
⁅自動⁆このユニットが手札から登場した時、あなたの墓地に、黒、青、白、赤のエースカードをそれぞれ1枚まで+1000のオーラとしてこのユニットにつける。4枚付けたら、あなたの⁅D⁆デッキから、テリトリーでないカードを1枚まで公開して手札に加える。
⁅覚醒⁆深淵公女⁅起動⁆〔ノーマル/このユニットからオーラを2枚捨てる〕:相手のユニットを1枚対象とし、対象を破壊する。
3.ユニットの効果【概要】
ユニットの効果は2つあり、1つは自動効果でこのユニットが手札から登場した時に自分の墓地の黒と青と白赤のエースカードをそれぞれ1枚まで+1000のオーラとしてとしてこのユニットにつけてそれを4枚付けたら自分のDデッキからテリトリーでないカードを1枚まで降下して手札に加える効果で、もう一つは覚醒後のノーマルタイミングの起動効果でこのユニットからオーラを2枚捨てることで相手ユニットを1枚対象として対象を破壊する効果です。
一つ目の効果は墓地からオーラを付けることができる効果とこの効果でオーラを4枚付けたら自分のDデッキからテリトリーでないカードを1枚まで手札に加えることができる効果です。まず墓地からオーラを付ける効果ですが、各色を持つエースを1枚ずつオーラとしてつけることができるのですが、2色ある場合はどちらか一方の色でカウントすることができます。1枚までとあるので色が不足しているような状態でもオーラを付けることが可能です。また、オーラを付ける効果は対象にとる効果ではないため、墓地の該当の色を持つエースを全て別の領域に移動させない限りはオーラを付ける効果は妨害できません。因みに、この効果で4枚オーラとしてつけた場合はパワーが10500になります。
以下に例としてオーラとしてつけることができる組み合わせを書きます。
- 黒、青、白、赤
- 黒青、青、白赤、赤
- 黒青、青白、白赤、黒赤
- 黒青、黒青、白赤、白赤
- 青黒、青黒、青白
「1」は基本的なパターンで1色しか持たないエースをそれぞれ手札に加えたパターンです。これに関しては特に補足することはないかと思います。
「2」~「4」に関しては多色を含む場合の組み合わせの例です。「2」では青黒を黒、白赤を白の枠として扱っています。同様に「3」は黒青を黒、青白を青、白赤を白、黒赤を赤というように扱っています。「4」に関しては黒青2枚でそれぞれ黒と青を、白赤でそれぞれ白と赤として扱っています。多色の場合はどれがどの色の代わりになるかわかりずらいので、どの色の代わりとして扱うかは明言した方がいいすす。
「5」に関しては赤が不足しているパターンで、この色の組み合わせでもオーラとして付けることができます。その場合は4枚という条件が達成できないので、Dデッキからカードを加えることができません。また、オーラの枚数が奇数だと起動効果のコストが足りなくなる場合もあるので、除去効果を使いたい場合はなるべく2枚以上になるようにオーラを付けた方がいいです。
そして、この効果で4枚オーラとしてつけることができたら自分のDデッキからテリトリー以外のカードを1枚まで手札に加えることができます。テリトリーは第13弾時点では手札に来ることはないため、実質Dデッキから制限なくカードを手札に加えることができます。また、。因みに「1枚まで」とあるため、0枚選んでDデッキから手札に加えないことも可能です。
ただし、この登場時効果は手札から登場した時しか発動しないため、例えば魂を賭ける者 ブルームの効果で墓地から登場した時や、赫灼竜 ヴォルガネードの効果でエナジーから登場した時は効果を発動できません。ですが、相手の貫く双眸 セバスチャンが破壊された時の効果や相手の†牢番† ゴクリのエヴォルで登場したの効果で手札から出す場合は効果を発動することができます。
もう一つの効果は自身についているオーラを2枚捨てることで相手ユニットを1枚破壊することができます。シンプルな効果ではありますが、オーラを捨てるのはコストなのと、このユニットについているオーラが1枚以下の時は起動できません。
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、墓地のエースをオーラとしてつけることができる上に4枚付けたらDデッキからカードを手札に加えることができる黒のエースユニットであることを活かすことになります。
専用のテリトリーで使用する場合はオーラを付けつつ相手ユニットを除去できる便利なユニットですが、それ以外のテリトリーだと手札からの登場時にオーラを自身につけることができる点と4枚付けることができたらDデッキからカードを手札に加えことができ点を活かすことになります。
効果自体は強力なので、無理やり組み込もうとすれば黒が入るデッキであればどのデッキでも採用することができますが、ネックとなる点は手札から出さないといけない点と4色エースを用意しないといけない点です。手札から出す点に関してはおとなしく手札から出すのが安定するかと思います。もう一つのエースの色を4色そろえる点ですが、単純にメインデッキに4色になるようにエースを採用するだけでもいいですが、それだとメインデッキが弱くなる可能性があるので、暗影の民 同志 ザイドや影よ、仄暗き牙となれなどDデッキからユニットを墓地に置く効果を持つカードを使って各色1枚ずつになるようにDデッキから墓地に置ければ達成自体はできるかと思います。ただ、魂の価値などの効果で色が欠損する可能性もあるため、何枚かは予備で用意した方がいいです。一応オーラを4枚付けることができればパワーが10500になるので、そのままでも十分ユニットとし十分強いです。
最後に
今回は以上です。今回は1stシーン以来の2種類目の深淵公女称号を持つエースで、ディオフィリア系列が持つエースに関連した効果と除去効果に加えて、オーラ関連の効果やDデッキと色々な要素を持っているエースとなっています。また、Dデッキから好きなカードを持ってこれる効果は魅力的ではありますが、総コスト6なのと、エースを4色分4枚枚墓地に用意しないといけないので、深淵公女称号テリトリー以外でこの効果を最大限使うためにはデッキビルダーの腕が問われると思いました。
これまで公開されたエースはレダを除いて全てオーラ関連の効果を持っているエースとなります。オーラ効果は単色のカードしか持たない効果なのでこれ以上は出てこないと思いますが、何やら原点回帰をしているように感じました。