今回は第13弾環境用に組んだ3色の金色の湖上宮殿を使用したデッキ記事を書きます。
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はじめに
今回はビルディバイドの関東予選のサイドイベントで行われる、4人トーナメント用に黒白赤3色の金色の湖上宮殿のデッキを組んだので、そのデッキ記事を書きます。
主にデッキレシピ、カードの採用理由などを書きます。
前回の小人を使用したデッキは以下となります。
elgaesyumi-blog.hatenablog.com
デッキレシピ
今回のデッキレシピです。
テリトリー:金色の湖上宮殿
デッキコード:GkVJigNbnnP
デッキリンク:
メインデッキ 50枚:
エース(テリトリー解放カード) 12枚(うちバスター 0枚)
- 気高き黄金騎士 エル・ド・ラドリス × 4
- 歴史を記す者 エクリール × 4
- 無精な早耳 アウリス × 4
アイコンなし(テリトリー解放カード以外) 14枚
- 痛み分け × 1
- 宝の山 × 2
- 七人の小人 ハイホー × 7
- 白狼衆の僧兵 木蓮 × 2
- 邪悪な取引 × 2
ショット(テリトリー解放カード以外) 12枚
- 咄嗟の共闘 × 2
- ランプの魔人 ジニー × 4
- 獣爪の赤頭巾 ペローナ× 4
- 無謬の謀略 モリアーティ × 2
バスター(テリトリー解放カード以外) 12枚
- 死に微笑む者 ベストーラ × 3
- 唯我独尊 ユリ × 2
- 大火国の野盗 艶冶 × 4
- 大火国の副官 九重 × 3
Dデッキ 0枚:
今回のデッキは今までと同様七人の小人 ハイホなどの総コスト3のユニットを中心のデッキとなります。
基本方針としては今まで組んだ金色の湖上宮殿と同様に、テリトリーを開閉しながらユニットを維持しつつ相手のライフを削る感じです。今回は黒や黒赤のカードを採用した関係で除去や墓地からユニットを回収することができるようになったので、やや強引にライフを削りにいく戦略をとることができます。
デッキの動かし方
デッキの動かし方に関しては過去の金色の湖上宮殿同様テリトリーを解放しつつ相手のライフを削りに行く方針ですが、唯我独尊 ユリ、大火国の野盗 艶冶、大火国の副官 九重を採用したことでテリトリー解放状態を維持するタイミングが重要になっています。
マリガン時は基本的にエル・ド・ラドリスか観測者が最低1枚は手札にある状態が望ましいです。また、手札の大半がショットトリガーの場合はマリガン必須です。また、今回黒や黒赤のカードを採用したことで白のカードの割合が少なくなっているので、手札を見て最初のターンでテリトリーの解放が難しそうだと判断したらマリガンしてもいいです。
最初のターンはなるべくテリトリー解放してライフを削りにいきます。ただし、相手がショットトリガーでユニットが出てきそうだったらあえてアタックしない選択をとるのもありです。また、テリトリーを解放できそうになかったらユリや艶冶を出してライフを削りにいくのもありです。
次のターン以降はテリトリーの開閉を繰り返しつつ、ライフを削りに行きます。相手が大型ユニットを展開してライフを削るのが難しくなったらテリトリー解放状態を維持して、九重やユリのエヴォル効果で邪魔なユニットを除去していきます。
エナジーに関しては最初のターンで最低でも白2枚か赤白1枚ずつを含む3枚になるようにします。理想は白赤2枚と黒赤1枚の3枚です。白赤2枚と黒赤1にすることでこの後どの色のカードを置いてもユニットを出せないということはなくなります。エナジーの枚数は9~10枚程度を目指して置いていきます。テリトリー解放を連続でする限り手札が枯渇しずらいので基本毎ターンエナジーを置いていきます。
また、ハイホーが手札にある時は必ずエナジーに置くようにします。相手ユニットのパワー帯にもよりますが、だいたいエナジーにハイホーが3~5枚になったらハイホーをプレイしていきます。
各カードの採用理由
以下、各カードの採用理由です。エル・ド・ラドリスや観測者に関しては過去の記事でも書いているので省略します。
メインデッキ
・テリトリー解放要因に関して
→エース4枚、観測者8枚の計12枚採用しています。今回は墓地回収カードを何枚か採用しているので12枚でも十分です。
・デッキ内のコマンドに関して
→今回はデッキ内にコマンドを7枚採用しています。今回のデッキの場合は金色の湖上宮殿の効果でコマンドが墓地に置かれるリスクより、コマンドがない時の何もできないリスクの方が大きいため、コマンドかどうかは気にせずテリトリーを解放していきます。
・ショットアイコンを持つカードに関して
→今回はユニット10枚、コマンド2枚採用しています。ユニットに関してはこのテリトリーでは定番になりつつあるランプの魔人 ジニー4枚、獣爪の赤頭巾 ペローナ4枚、無謬の謀略 モリアーティ2枚を採用しています。今後優秀なショットアイコンをもつユニットが出てこない限りエル・ド・ラドリスの場合は10枚固定でいいと思います。
コマンドに関しては咄嗟の共闘を採用しました。このテリトリーは閉じてる時もあるので、両方の効果を活用することができあmす。エナジーゾーンに置くだけなら張り裂ける大地の方が優秀ですが、ユニットを入れ替える方がいい場面があるのと、黒の色が欲しかったのでこちらを採用しました。
・バスターアイコンを持つカードに関して
→今回はユニット12枚を採用しています。内訳は死に微笑む者 ベストーラ、大火国の副官 九重が3枚、大火国の野盗 艶冶が4枚、唯我独尊 ユリが2枚となります。
九重とユリは除去カードとして採用、エヴォルが使えない時も最低限ユニットとしても優秀なのでそのまま使うこともできます。ベストーラは単純に墓地回収要因でこのカード以上に使いやすいユニットはまだいません。艶冶は今回のデッキのキーカードなので、別途解説します。
・大火国の野盗 艶冶
→このデッキのキーカード。ユニットとして最低限の役割もある上に、このデッキにおいてはさらに需要な役割があります。
- 墓地のハイホーをエナジーに置く
- エナジーのユニットを墓地に置く
- 色調整
「1」がこのデッキにおいては最も重要で、ハイホーの欠点の一つに墓地に落ちたら一度手札に戻してエナジー置く必要がありましたが、このカードのおかげで墓地のハイホーを直接エナジーに置くことができるようになりました。そのため、エナジーないのハイホーが足りない時に墓地回収の枠を枠必要がなくなりました。
「2」に関しては、主に初期エナジーがベストーラだった時や色調整でエナジーに置いた九重を墓地に置くときに使います。エナジーに置くカードは墓地にあるコマンドを置けばいいので無駄が少ないです。
「3」に関しては「2」と大して変わりませんが、エナジーの色が偏っているときに役目を終えたショットアイコンをもつユニットなどをエナジーに置いて偏りを減らす目的で使います。
・白狼衆の僧兵 木蓮
→黒赤のエナジー調整用に余った枠に採用。調整枠ではありますが、このカードの起動効果を使うことでエナジーと手札のテリトリー解放要因がいる限りヒット数を増やし続けることができます。同じことはテリトリーが魂霊招来・百段御明でエナジーが8枚以上の時に白狼衆のおてんば巫女 昼顔を使うことでもできますが、金色の湖上宮殿だけのメリットとして、エナジーが7枚以下でもできることと、山札次第ではありますが、手札を減らさずにヒット数を増やすことができます。
Dデッキ
・Dデッキに関して
→今回はDデッキが必要なギミックがないので0枚にしています。ダミーで12枚用意してもいいですが、時間がなかったのと公式大会で使う予定がなかったので用意しませんでした。
最後に
今回は以上です。今回は関東大会の4人トーナメントで使った金色の湖上宮殿のデッキ記事を書きました。ハイホー軸の金色の湖上宮殿は過去にもデッキを作ってはいましたが、墓地に落ちたときのリカバリー手段がなかったので、今回はそのリカバリー手段を用意した形になります。なお、4人トーナメントでは意外と戦えましたが、なぜか赤系のデッキばかりとあたった関係で、エナジー送りがあまり刺さりませんでした。
なお、よく使うカノンとエル・ド・ラドリスはどちらも新規でエースが登場します。エル・ド・ラドリスはボックス特典で封入されているようなので、発売日になったらエル・ド・ラドリスのPR+をカードショップで買う予定です。