イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】ビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」Vol.2個人的注目カード

今回はビルディバイドタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」Vol.2のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第14弾が2024/07/26に発売しますが、発売前にカードリストが公開されました。普段タイアップに関しては注目カードの記事は書かないのですが、うまく使えば構築でも活躍できそうなカードが何枚かあったので、公式ですでに公開されたカードかどうかは関係なく書いていきます。紹介するのは主にハガレンタイアップ以外のテリトリーで採用しても十分活躍できそうなカードとなります。

第14弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

※画像は公式サイトのカードライブラリーから持ってきました。

 

 

フラスコの中の小人

ショットアイコンを持つクイックタイミングで使えるコマンドで、相手ユニットを1枚対象として自分は対象のヒット1につき錬成カウンターを1個得てそのターン中対象のヒットを-3する効果です。

何も考えずに使ってもヒットを無条件で-3できるので、同コストの眠っている間にの上位互換となります。また、ヒット数に応じて錬成カウンターを得ることができるので、大抵は1~2個錬成カウンターを貯めることができます。そのため、ハガレンタイアップのデッキを組むときは勿論、錬成カウンターが必要なデッキであれば4枚採用してもいいかもしれません。ただし、あくまでヒット数だけを減らしてユニット自体はそのまま残るので、別途除去手段は用意する必要があります。

 

 

機械鎧の巨漢 バッカニア

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、【デコイ】と自動効果でこのユニットがバトルする時に自分は錬成カウンターを1個得る効果と、覚醒後の自動効果でこのユニットが破壊された時に錬成カウンターを1個取り除くことで取り除いた後バトル相手のユニットに6000ダメージを与える効果を持っています。

今回の青のユニットはバトルする時に錬成カウンターを得る効果を持つユニットが多いのですが、デコイを持っているのはこのユニットだけとなります。デコイであることでデコイを無視する効果や除去効果を使わない限りはデコイにアタックする必要があるので、錬成カウンターを稼ぎやすくなっています。また、バトルで破壊されて錬成カウンターが1個以上あることが前提ですが、ダメージ効果は対象を取らない効果なので、シールド展開などで体制を付与してもダメージを与えることができます。因みに総コスト6でもあるので、ヴォルガネード軸のデッキで錬成カウンターギミックが欲しい場合に採用するのもありかと思います。

 

銀の錬金術師 ジョリオ・コマンチ

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、【ブリッツ】と自動効果でこのユニットが登場した時に手札を1枚捨てることで自分は錬成カウンターを2個得ることができる効果と、覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックした時に錬成カウンターを2個取り除くことで相手に1ダメージを与える効果を持っています。

総コストは高めですが、登場時に手札1枚と引き換えに錬成カウンターを2個得ることができます。また、アタック時に連枝絵カウンターを2個取り除けば相手に1ダメージ与えることができ、登場時効果と合わせて自身で自己完結しているのもポイントです。ただ、総コストが7高いのと、錬成カウンターを得るのは手札1枚必要なので、それをコストが重いと見るかで採用するか分かれそうです。

 

氷の女王

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、自分の錬成カウンターを最大3個まで取り除くことで、取り除いて錬成カウンター1つにつき2枚引くか、ユニット1枚を対象としそのターン中対象はパワー+4000するか、ユニットを1枚対象として対象に4000ダメージを与えるか選ぶ効果です。

錬成カウンターは必要になりますが、1個消費するだけでも青2だけで2枚カードを引くことができるのは大きいです。また、いざという時はパワーを上げたり、相手ユニットにダメージを与えればいいので手札で腐りにくいです。ただし、錬成カウンターがなければ何もしないコマンドなので、必ず錬成カウンターを得るギミックと組み合わせる必要があります。寧ろこのカードのために錬成カウンターを貯めるギミックを用意してもいいかと思います。

因みに、「以下を1つを行う」のテキストを持っているので超古代遺物 ヴァレリア・キティラの効果の対象にはなりますが、錬成カウンターを1個消費すれば2つ効果を選べるかは要確認です。

 

セントラル動乱

ショットアイコンを持つノーマルタイミングで使えるコマンドで、スタンドしているユニット全てに7000ダメージ与えこのコマンドがトリガーでプレイされちたらこのカードを墓地に置く際代わりに手札に戻す効果です。また、ノーマルタイミングの起動効果で手札からこのカードを捨てることで【等価交換4】を行うことができます。

前半のダメージを与える効果はプラズマ・コフィンと全く同じ効果で、青3である点を除けばプラズマ・コフィンの上位互換となります。また、等価交換4は実は貴重で、公開されているカードの中でこのカード含めて3種類しかなく、残り2つはハガレンタイアップであることが前提なので、タイアップ以外で総コスト4のコマンドを等価交換したい場合はこのカードしか選択肢がないです。

 

 

錬丹術の使い手 メイ・チャン

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、自動効果でこのユニットが登場した時に錬成カウンターが3個以上あるなら、自分の⁅D⁆デッキから《シャオメイ》を1枚まで登場させるか、【等価交換2】を行うか選べる持っています。

条件はやや厳しくなっていますが、手札1枚でユニットを2枚出せるユニットで、《シャオメイ》を出すのを選べば錬成カウンターの消費しなくて済むので何回でも使うことができます。また、この効果で出せる小さな大熊猫 シャオメイはデメリットがない上に、おまけで相手ユニット1枚を対象としてそのターン中ブロックできない効果を付与できるので、出し得なカードとなっています。おまけに、この手のカードの欠点であるDデッキに対象のカードが1枚もないとただの弱いユニットである点も、もう一つの等価交換2のおかげで完全に腐ることがない上に総コスト2には痛み分けがあるので、かなり厄介なカードになるかと思います。カタリナで採用することでDデッキ12枚体制にすることもできるので、使ってほしくはありませんが、念頭に置いてもいいかもしれません

 

逆転の錬成陣

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、このカードをプレイする際に自分の錬成カウンター1個につき無1減らしてプレイすることができ、相手のプレイ中のコマンドを1枚対象として対象を打ち消して墓地に置き自分は【等価交換3】を行うことができる効果です。

白お得意のカウンター効果を持つカードで、一見するとただの重いカウンターではありますが、錬成カウンターの数だけ軽減できるので、実質白2の打ち消しコマンドとして使うことができます。また、プレイ中のコマンドなのでトリガーでプレイしたコマンドも打ち消すことができます。おまけの等価交換3も総コスト3のコマンドには新兵器開発などの優秀なコマンドが多いので、おなけとしてはかんり優秀です。ただ、欠点として等価股間を使って錬成カウンターが4以下になったらこのコマンドのプレイコストも増えるので、使うタイミングには気を付けた方がいいです。

 

独自の美学

ショットアイコンを持つノーマルタイミングでプレイできるコマンドで、自分のエナジーを全て表にしてそのターン中総コストが自分の錬成カウンター以下の相手ユニット全てはアタックとブロックができなくなる効果です。また、ノーマルタイミングの起動効果で手札からこのカードを捨てることで【等価交換3】を行うことができます。

地味に白のカードで初のエナジーを表にできるカードで、ショット枠を使いはしますが、それだけでも採用する意味は大きいです。また、錬成カウンターされあれば相手ユニットのアタックとブロックを封じることができるので、なるべく錬成カウンターを貯めるデッキで使いたいです。おまけの等価交換3ですが、錬成カウンター貯める手段があれば十分使うことができるので、なるべく錬成カウンターを貯める手段は用意したいです。

 

蟻のひと噛み

アイコンを持たないノーマルタイミングでプレイできるコマンドで、いずれかの墓地のカードを2枚まで対象として対象をリムーブしてそれがバスターアイコンを持つカードなら自分の山札を上から3枚見てその中からユニットカードを1枚まで降下して手札に加えて残りを望む順で山札の下に置く効果です。また、ノーマルタイミングの起動効果で手札からこのカードを捨てることで【等価交換2】を行うことができます。

白お得意の墓地メタカードでバスターアイコンを持つカードを2枚リムーブできれば山札の上から3枚見てユニットカードがあれば手札に加えることができるおまけ効果はあります。ですが、このカードの真価はプレイヤーの指定がない上にカードの種類に制限がないので、墓地にある好きなカードをリムーブできる点にあります。この効果のおかげで相手があmなり墓地を貯めないデッキでも自身の墓地をリムーブするのに使えるため、ユニットがあまり多くないデッキでも採用することができます。特に“デマイズキング” ローザリアを採用しているデッキやCYBER SURVIVORで墓地調整とて使えるのは大きいです。因みに等価交換2もありますが、こちらは等価交換3よりは使いたいカードが多くないので、無理に使う必要はないです。

 

 

反撃開始!

ショットアイコンを持つノーマルタイミングで使えるコマンドで、相手のユニットを1枚対象として対象をレストでエナジーゾーンに置き【等価交換3】を行う効果です。

相手のユニットを1枚対象にしてエナジーゾーンに送りつつ等価交換3を行う効果で、ショットトリガーで使えなくても何かしらアドバンテージにつながるカードとなります。「1枚まで」とあるので、相手ユニットを対象にせずに等価交換3を行うこともできるので、現状唯一のトリガーで等価交換を行うことができるカードとなります。また、等価交換は任意の効果なので、相手ユニットをエナジー送りにするか、等価交換3をするか。両方と行うかを選べる便利なカードとなります。ただし、相手ユニットを対象にとった場合、対象のユニットがフィールドから離れたらこのコマンド自体が対象不正で効果が打ち消されるので、等価交換3も行うことができなくなります。

 

 

青赤

エド&マスタング

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、【デコイ】と覚醒後の自動効果でこのユニットが登場した時に錬成カウンターを2個取り除くことで、ユニットを1枚対象として対象に6000ダメージを与えるか、自分の山札を上から1枚レストエナジーゾーンに置くか、【等価交換3】を行うかのうち2つを選んで使える効果を持っています。

初の青赤のカードで個人的にはかなり期待していたカードです。錬成カウンターが2個以上なければただのデコイではありますが、錬成カウンターを使うことで何かしらメリットのある効果を使うことができます。注意点としては一番上の相手ユニットを対象にとる効果を選んだ場合、相手ユニットがフィールドを離れた場合は対象不正で効果が打ち消されるので、残りの2つの効果も解決されません。また、効果としては必ず2つ選ぶ必要がありますが、等価交換は解決時に等価交換するか選べるので、等価交換を使わなければ実質1つだけ選択して発動することもできます。

 

 

青白

ホークアイ&ランファン

バスターアイコンを持つクイックタイミングで使えるユニットで、自動効果でこのユニットが登場した時に自分のエナジーを1枚裏にすることで自分は錬成カウンターを2個得る効果と、覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックした時に相手ユニットを1枚まで対象として自分の錬成カウンター1個につき対象に1000ダメージを与える効果を持っています。

タイアップ初のクイックタイミングでプレイできるユニットで、効果自体はエナジーを裏にして錬成カウンターを得る効果と、アタック時に錬成カウンター1個につき1000ダメージを与えると地味な効果ではありますが、このユニットの一番のメリットはクイックタイミングでプレイできる点です。クイックタイミングでプレイすることで、錬成カウンターの個数が重要な効果の解決前に錬成カウンターを増やすことができるので、相手の計算を狂わせることができます。また、登場時効果でエナジーを裏にできるので、相手のターン中でも†イノベイティブクラフター† カノンのパワーも上げることができます。因みに、青1白1無1の総コスト3は青白のクイックタイミングでプレイできるバスターアイコンを持つユニットでは初なので、この点だけでも採用する意味は大きいです。

 

 

最後に

今回は以上です。今回は初のタイアップのカードの個人的注目カードの記事を書きました。今までタイアップのカードはタイアップ内のシナジーが強すぎてそれ以外のデッキでは採用しずらいことが多かったのですが、最近は通常のデッキでも採用できるカードが増え、今回のハガレンタイアップは紹介できるくらいには増えたので書くことにしました。

実は初の青赤のエド&マスタングの記事を書こうと思いましたが、思ったよりも書くことがなかったのと、それ以上に他のカードにいいカードが多かったので、個人的注目カードの記事を書くことにしました。