今回はビルディバイド第15弾のテリトリー、緑槍竜 エメラルダスに関して書いていきます。
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はじめに
今回は第15弾に収録される新テリトリーの緑槍竜 エメラルダスについて書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.テリトリーの種類
以下、このユニットのステータスとなります。
総コスト(解放コスト):7
色:赤
称号:竜乙女
カードの種類:テリトリー
パワー:6500
ヒット数:2
2.テリトリー効果【原文】
【アサルトテリトリー】【バーサーク】
⁅永続⁆あなたのターン中、あなたの「竜」属性で赤のエース全ては相手の効果の対象にならず、あなたのユニット全ては⁅増+3000⁆。(このユニットのパワーも増える)
⁅永続⁆このカードはユニットである限り「竜」を得る。
3.テリトリー効果【概要】
テリトリー効果は4つあり、1つ目と2つ目はキーワード能力の【アサルトテリトリー】と【バーサーク】で、3つ目の能力は永続効果で自分のターン中自分の「竜」属性で赤のエース全ては相手の効果にならずに自分のユニット全てはパワーを+3000する効果で、4つ目の効果は永続効果でこのカードはユニットである限り「竜」属性を得る効果を持っています。
1つ目の効果はキーワード能力のアサルトテリトリーで、この効果を持っている限り記載されているパワーとヒット数を持ちます。
2つ目の効果はキーワード能力のバーサークで、この効果を持つユニットはアタック可能な状況であればアタックしなければならず、アタック対象にできるのは相手プレイヤーかデコイを持つユニットのみとなります。このユニットの場合、自身の効果でパワーが上がるので、ユニットの除去に使えないのは欠点となります。
3つ目の効果は自分のターンに自身のユニットに耐性付与とパワーを+3000上げる効果となっています。耐性付与は対象をとる効果を受けない効果となっており、相手の効果以外に条件がないです。この耐性を持つカードは初で*1、ショットでプレイしたコマンドも対象にとることができないので、ショットトリガーの脅威がだいぶ減ります。
どちらも強力な効果ではありますが、それぞれ効果を与える範囲が異なります。以下、対象範囲を整理したものになります。
- 相手の効果の対象にならない:竜属性で赤のユニット
- パワー+3000:ユニットすべて
「1」は竜属性かつ赤のユニットであることが条件となっており、対象のユニットは絆の力 レダ & バドラトスの他、第14弾までだと以下のユニットが該当します。
- 烈火の逆鱗 バドラトス
- 先覚の統率者 ゼノビア
- 発現する因子 バドラトス
- 慈愛の竜姫 レダ
- 巡り合う定め レダ
烈火の逆鱗 バドラトスは一見すると重複すると思われがちですが、こちらは「トリガーでプレイしたコマンド以外」となっているので、効果範囲が違うので問題はありません。
「2」に関してはこのユニットも含めて自身のユニット全てのパワーを上げることができます。そのため、このテリトリーのパワーは自分のターンであれば9500となります。
唯一のこのテリトリーに関して体制が付与されないので、先にこテリトリーを除去された場合は耐性とパワー増加が一気に消える点です。一応パワーは上がるので、パワー減少効果やダメージにはある程度対抗できるかと思います。また、相手のターンはこれらの効果が全てなくなるので、返しのターンでテリトリー諸共ユニットも除去される可能性はあります。
4つ目の効果竜乙女称号を持つテリトリー共通の能力でこのテリトリーがユニットである限り竜属性を得る効果です。テリトリーは属性を持たないので、属性が付与されることで属性限定の効果の恩恵を受けることができるので、それだけでも十分強力な効果となっています。
4.相性のいいカードについて
相性のいいカードですが、特に相性がいいのは赤の竜属性のエースで、どのエースを採用するかによってデッキの組み方も変わるかと思います。
エースだけで見ると慈愛の竜姫 レダと巡り合う定め レダは最高の相性で、それぞれ総コストが4と5ですが、起動効果のおかげで解放コストが7のテリトリーでありながら解放コスト4、5として扱うこともできるので、テリトリーを解放できた時点で一気に有利になります。また、バドラトス、ゼノビアも効果の恩恵を受けるので、ヴォルガネード軸の構築にして、これらを採用するのもありかと思います。逆に解放コストが7なので、観測者とは相性がかなり悪いです。また、絆の力 レダ & バドラトスに関しては解放コストと同じですが、バスター枠を取るため、ある程度は枚数を絞ることになりそうです。
エース以外だと、一時的にテリトリーを解放する効果とも相性は悪くなさそうです。特に岩戸神楽の儀であれば最初からテリトリーを解放してライフを削りに行ける上に色も合うので、相手に対しての圧力は高そうです。また、エースでも少し増えてましたがヴォルガネードとも相性がいいです。ただ、アンスラーグとは異なり、エナジー加速手段はないため、決まらなかったら一気に苦しくなりそうです。
最後に
今回は以上です。このテリトリーは3種類目の3種類目の竜乙女称号のテリトリーで、初の解放コストが7のテリトリーでもあります。解放コスト7のテリトリ-だけあって効果も相応のものとなっています。その上1種類目2種類目レダの起動効果で早い段階でテリトリー解放ができるのでかなりの脅威となります。ただ、自身はアサルトテリトリーで自分のターン以外はそこまでステータス高くないので、返しのターンをどう耐えるかが課題となります。因みに、今回からテリトリーに関してもステータスの書き方をユニットに合わせました。今後もアサルトテリトリーや黒赤のテリトリーのように、通常のテリトリーのように通常のテリトリーとは異なる表記のテリトリーが出る可能性もあるので、そのたびに書き方は変えていこうと思います。
このカード名の由来は恐らくエメラルドが名前の由来になっていると思います。アンスラーグは似ている名前の宝石にアンスラサイト*2があり、サフィロスはサファイヤが相当すると考えると間違ってはいないと思います。