今回はビルディバイド第15弾のテリトリー、神威機甲 ベルグリサルに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第15弾に収録される新テリトリーの神威機甲 ベルグリサルについて書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.テリトリーの種類
以下、このユニットのステータスとなります。
総コスト(解放コスト):5
色:黒/青
称号:銀狼
カードの種類:テリトリー
パワー:12000
ヒット数:2
2.テリトリー効果【原文】
【アサルトテリトリー】【バーサーク】
⁅起動⁆〔クイック/あなたの、エース1枚と手札のユニットカード2枚を+1000オーラとしてこれにつける〕:このターンあなたがユニットとコマンドをプレイしていたら、3枚引き、ユニットでないことのテリトリーを【アサルトテリトリー】としてユニットにする。(永続的にユニットになる)
⁅永続⁆これを閉じる際、これが持つオーラから「エコール」属性でそれぞれが異なる称号のエースカードを3枚までレストで登場させる。
3.テリトリー効果【概要】
テリトリー効果は2つあり、一つはクイックタイミングの起動効果で自分のエース1枚と手札のユニットカード2枚を+1000のオーラとしてこのテリトリーにつけることで、このターン自分がユニットとコマンドをプレイしていたら、3枚引き、ユニットでないこのテリトリーを【アサルトテリトリー】としてフィールドに存在する限りユニットにする効果で、もう一つの効果は永続効果でこのテリトリーを閉じる際このテリトリーが持つオーラから「エコール」属性でそれぞれ称号が異なるエースカードを3枚までレストで登場させる効果です。
1つ目の効果はカードを3枚引いてされるとテリトリーとしてユニット化できる効果を持っています。ユニット化する効果は初のフィールドにいる限りターンを跨いでもアサルトテリトリーを付与できる効果となっており、一度でも条件を満たせばユニットとして存在し続けることができます。アサルトテリトリーの効果をいつまで付与し続けるかですが、最低を確認する必要はありますが、ユニット化しているときは恐らくテリトリーを閉じたらフィールドからテリトリーゾーンに戻り表面の情報がなくなるので、表になっている限り有効になると思います。また、アサルトテリトリーは後から付与される関係で元々の効果ではないので、元々の効果を失う効果の対象になってもアサルトテリトリーであり続けます。
派手な効果ではありますが、問題はそのコストと条件で、コストとして手札のエースを1枚とユニットカード2枚をオーラとして付けた上でこの効果を発動したターンにユニットとコマンドをプレイしている必要があります。
コストとしてつけるカードはエース以外の条件がないため、銀狼称号以外のエースをコストにすることも可能で、ユニットに関してもユニット以外の条件がないので、エースユニットもオーラとしてつけることもできます。また、回数制限がないため、コストさえあれば何度でも効果を発動でき、コストを支払うことができるなら何度でも発動することができます。
条件であるコマンドとユニットをプレイする点に関しても、テキスト的に解決時にプレイできていればいいと思いますので、この起動効果を発動した後、解決前にコマンドやユニットをプレイすることでも条件を満たすことができるかと思います(要裁定確認)。また、対象にとる必要がないためコストは支払うことができます。なのでユニットとコマンドをプレイしていなくてもオーラを付けること自体はできます。
見落としがちな点としてはクイックタイミングの起動効果なので、相手のターン中でも起動できる点です。相手のターンに発動する場合、基本的にはただオーラを付けるだけになりますが、相手のターンにコマンドとユニットをプレイすることで相手のターン中でもユニット化させることもできます。具体的な方法としては、コマンドはクイックタイミングかショットトリガーでプレイすることで満たすことができ、ユニットに関しても青白のユニットをプレイするか白赤のユニットをショットトリガーでプレイすることで条件を満たすことができます。
もう一つの効果はテリトリーを閉じたときに、ついているオーラの中からエコール属性で異なる称号のエースを3枚までレストで登場させることができます。この効果で出せるのエコール属性のエースカードのみで、エコール属性は黒青にしかいないので、実質殲滅姫、銀狼、轟火炎の3種類のみ対象となります(造られた超越者 カミーリア、超重力の雨 カミーリアはエコール属性はない)。
以下、対象の称号を持つカードとなります。
- 不滅の守護者 アイオラ(殲滅姫、バスターアイコン)
- 魔弾の守護者 ライラ(銀狼)
- 轟火の守護者 セシル(轟火炎)
- 終幕を告げる銃声 ライラ(銀狼)
- 炎上の守護者 セシル(轟火炎、バスターアイコン)
銀狼称号と轟火炎称号に関してはアイコンがなエースがいるので特に問題なく採用することができると思います。問題は殲滅姫で、アイコンがないTX-07 双連新星 アイオラはエコール属性を持っていないので、3枚出したい場合はバスター枠をどうするかを考えた方がいいです。
また、条件はテリトリーを閉じるだけなのでアサルトテリトリーでユニット化していなくても有効になります。あまりない状況ですが、泥沼の死闘や岩戸神楽の儀などでこのテリトリーを解放した後、エンドフェイズ開始時にテリトリーを閉じる前に起動効果でオーラを付けることでも条件を満たすことができます。
4.相性のいいカードについて
相性のいいカードですが、アサルトテリトリー化するので、ある程度はテリトリー解放要因を採用する必要があります。また、アサルトテリトリー化するにはコマンドも必要なので、ある程度はコマンドを採用する必要があります。
採用基準ですが、テリトリーの起動にエースカード1枚とユニットカード2枚が必要なのでユニットのh率は多めにする必要があります。ただ、コマンドをプレイする必要もあるので、なるべく低コストでプレイ可能なコマンドを採用する必要があります。それを考えるとバスター枠はレガシーを持つコマンドは必要最低限に抑えて残りをユニットにして、コマンドはショットアイコンを持つのをメインで、デッキの半分を超えない程度に採用するのがいいと思います。
ユニットに関しては、アサルトテリトリーなのでライラを12枚採用するか、観測者を採用するかで変わります。ただ、ライラに関しては2種類はレガシーを持つコマンドをプレイすることでコストを軽減しつつ解放コストも減らすことができるので、観測者は3色以上にする時だけ採用すればいいと思います。また、テリトリーを閉じるときにエースユニットを2枚以上出したい場合は轟火の守護者 セシルを3枚程度の採用にとどめるといいかと思います。
コマンドに関してはレガシー持ちのコマンドは必ず採用した方がいいです。ですが、多すぎるとユニットが不足して起動効果を使えなくなるので、熟考の選択や魘魅蠱術などの軽量のレガシー持ちに絞って採用するのがいいと思います。レガシー以外では手札が必要になるので新兵器開発や、シールド展開もエナジーを使わずにコマンドをプレイできるうえにアサルトテリトリーになったこのテリトリーを守れるので相性がいいです。
最後に
今回は以上です。このテリトリーは2種類目の銀狼称号のテリトリーではありますが、初の多色でオーラを付けることができるカードであり、かつ初の永続効果ではないフィールドにいる限り永続的に付与される効果を持つカードでもあります。起動条件もフレーバーテキストの通り登場できるロボットをイメージしてかエースとユニットをオーラとしてつける(=コックピットに搭乗する)ことで起動し、ユニットとコマンドをプレイすることで称した手札を補充してユニット化させ、テリトリーを閉じたらオーラとしてつけているエコールのエースカードをフィールドに登場させる(コ=ックピットから脱出させる)という豪快な効果と素のパワーが12000、ヒットも2と高めになっています。ただ、コストも条件もやや重めなので、ややロマン気味な性能でもあるかと思います。
ロボットに関しては既に屠竜騎装 メギドラグやコレットのテリトリーで存在していましたが、コックピットが存歳してそこに搭乗するタイプのロボットは初となります。ライラのテリトリーは乗り物がコンセプトなので、ロボットもありかなと思います。