今回はビルディバイドの第15弾のエース、残された希望 ライラに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第15弾に収録される新エースの残された希望 ライラについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.ユニットについて
以下、このユニットのステータスとなります。
総コスト:5(黒2/青/2/無1)
プレイタイミング:ノーマルタイミング
アイコン:なし
称号:銀狼
カードの種類:ユニット/エース
属性:人間/エコール
識別名:なし
パワー:5000
ヒット数:1
2.ユニットの効果【原文】
このカードをプレイする際、このターンあなたが【レガシー】を持つコマンドをプレイしていたら⁅黒②⁆⁅青①⁆でプレイしてよい。
⁅覚醒⁆銀狼⁅自動⁆このユニットがアタックした時、このターンあなたがユニットとコマンドをプレしていたら、相手のユニットを1枚まで対象とし、そのターン中、対象は⁅減-3000⁆。
3.ユニットの効果【概要】
ユニットの効果は2つあり、一つはルール効果でこのカードをプレイする際に自分が【レガシー】を持つコマンドをプレイしていたら黒2青1でプレイすることができる効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックした時にこのターン自分がユニットとコマンドをプレイしていたら相手ユニットを1枚対象としてそのターン中対象のパワーを-6000する効果です。
一つ目の効果は終幕を告げる銃声 ライラと同様にレガシーを持つコマンドをプレイすることでプレイするコストを軽減することができます。あくまでプレイ時のコストなので、ユニットの総コストは変わらないのでテリトリー解放のために追加のコストを支払う必要がありません。また、テリトリー解放前にレガシーを持つコマンドをプレイした場合でも軽減効果を適用できるそうです(要裁定確認、有識者によれば第14弾時点までのレガシーを持つコマンドであればテリトリー解放前のレガシーを持つコマンドでも有効らしい)。また、軽減後のコストは黒2青1となっており、終幕を告げる銃声 ライラで軽減できる青1無2と比べると色拘束が強くなっていますが、代わりに手札コストが不要となっています。
もう一つの効果はアタックした時にユニットとコマンドをプレイしていれば相手ユニットを1枚まで対象として対象のパワーを下げることができます。該当のプレイできればいいので、例えばプレイしたコマンドやユニットが打ち消された場合でも有効となります。勿論、このユニットをプレイしてテリトリーを解放した場合でもカウントされるため、このカード+エナジーコストを必要としないコマンドをプレイすることで条件を満たすことができます。また、「1枚まで」とあるので、0枚を対象にすることもできます。
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、レガシーを持つコマンドをプレイすることでプレイコストを軽減できるエースユニットであることを活かすことになります。
専用のテリトリーで使用する場合は条件を満たしていればアタック時に相手ユニットのパワーを現象させることができますが、それ以外のテリトリーの場合は軽減効果を活かすことになります。
基本レガシーを持つコマンドを使うデッキはユニットの比率が低く、そのユニットも大型ユニットであったり、マッシヴコンバット セレスのように比較的条件のの緩いエヴォルコストでプレイ可能なユニットが多い傾向にあります。既存のデッキに入ることはあまりなさそうですが、レガシーを持つコマンドには魘魅蠱術のようにアグロ向けの効果を持つコマンドもあるので、轟炎魔人 アグニのようにアグロ戦術をとりやすいテリトリーであればとどめの1枚として採用してもいいかもしれません。
最後に
今回は以上です。今回は3種類目のライラであり、シーズン2(第7弾~第11弾)に新規で登場した称号を持つエースとしては同一人物で初の3種類目のエースとなります*1。また、バスターアイコンを持たないので、バスター枠を気にせず12枚体制で採用できる数少ないエースでもあります。効果としてはライラ共通の同一ターンに宙にユニットとコマンドをプレイした場合に適用できる効果を持っており、このユニットの場合は相手ユニットのパワー減少効果となっています。地味な効果ではありますが条件を満たせば何度でも使えるので、最近主流になっている横並べが得意なテリトリーに対して使っていくのもありかと思います。
黒青のエースはここ最近は連続してカミーリアしか出てきてないなかったので、しばらくは出ないのではないかと普段になっていますた。ただ、シーズン3に入ってから黒青は新規称号のエースが出ておらず、ほかの色は比較的新規のエースがなんだかんだ収録されているので、黒青はある意味不遇な色ではないかと思っています…。
*1:白狼姫は朝顔、昼顔、夕顔と人物が違う