イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】新テリトリー、イシュヴァールの復讐者に関して

今回はビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」の新テリトリー、イシュヴァールの復讐者に関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com焔の錬金術師

 

 

はじめに

今回はビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」に収録される新テリトリーのイシュヴァールの復讐者について書いていきます。

観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。

※画像は公式Twitter から持ってきました。

 

 

1.テリトリーの種類

テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。

称号は復讐者で、色は白、解放コストは6となります。

 

 

2.テリトリー効果

テリトリー効果は2つあり、一つは自動効果で自分のアメストリス国軍の紋章*1を持つユニットが破壊された時に自分は錬成カウンターを1個得る効果で、もう一つは永続効果で相手の総コストが自分の錬成カウンターの数以下のユニット全ては追加で無2を支払わない限り安宅できない(アタックを実行し、レストする際に支払う)効果です。

一つ目の効果は自分のユニットが破壊された時に錬成カウンターを得る効果です。挙動は審判の神殿や断罪の碑文で断罪カウンターを得るときと同じです。そのため、ワルプルギスの夜などで破壊がリムーブに置換されたり、破壊以外で除去された場合は錬成カウンターは貯まりません。

もう一つの効果は錬成カウンター以下の総コストを持つユニットがアタックする際に無2のコストを支払わせる効果です。アタックを制限する効果はコマンドではいくつかありましたが、テリトリーでは初となります。アタックできない挙動は理外の排斥のアタックできない挙動と同じで、アタックした時などの効果は適用できません。永続効果で対象にとらない効果なので、バドラトスなど対象にとることができない効果を持つユニットにも適用されます。また、バーサークに関しては可能ならアタックする効果なので、アタックする際にコストを支払わなければアタックしないことを選択できます。アサルトテリトリーは解放コストが総コストとなります。ただし、アタック実行時、レストする前に相手の錬成カウンターをアタックしたユニット以下にできればコストを支払わずにアタックできるかと思います(要裁定確認)。因みに、ユニットの最大総コストはこの記事を書いている時点では総コスト10が最大なので、錬成カウンターを10個貯めた時にすべてのユニットに対してこの効果が適用されます。

このテリトリーを相手にする場合、以下のようなデッキは戦いずらいかと思います。

  1. ユニットの横並べが得意なデッキ
  2. 特定のユニットが連続してアタックするデッキ
  3. グラドミラルがテリトリーのデッキ

「1」に関してはティルイーザやダグラークなどユニットの横並べがしやすいデッキに関しては、エナジーを貯めないで手札を温存することが多いため、一度のアタックできるユニットの数が少なくなり、アタックすると手札に用意しているコマンドも使用しずらくなるので動きずらくなります。ただし、横展開するデッキでも、単独のユニットのみでアタックをし続けるデッキであればそこまで影響は受けません。

「2」に関しては主にライオネルを採用したデッキが該当するかと思います。ライオネルは相手ユニットとのバトルに勝利するとスタンド状態になって連続してアタックすることができますが、イシュヴァールの復讐者のテリトリー解放後は錬成カウンターが5個以上貯まっているとライオネルはエナジー分しかアタックすることができなくなるので、ユニットの除去をライオネルに依存しすぎているとかなり厳しくなります。

「3」に関しては、グラドミラルの起動効果の起動条件が自身のエナジーがすべてレスト状態の時なので、イシュヴァールの復讐者のテリトリー解放後は錬成カウンター以下のコストのユニットしかいない場合はグラドミラルの効果を起動するとアタックすることができなくなるので実質テリトリー効果を封じられてしまいます。そのため、ブロックされる状態でアタックすることになり、同時にライフも削りにくくなります。

逆に以下のようなデッキはそこまで影響はないかと思います。

  1. 単独のユニットでアタックするデッキ
  2. アタック以外で相手のライフを削る手段があるデッキ
  3. 相手のテリトリーを閉じることができるデッキ

「1」に関してはサルワスールのように1体のユニットが主軸でそのユニットだけでしかアタックしないようなデッキの場合はイシュヴァールの復讐者のテリトリーの影響が少ないかと思います。

「2」に関しては叫喚の処刑場や砲撃工廠 ブレイズファランクスのようにアタック以外でライフを削る手段がある場合だとテリトリー効果のコストを気にせずライフを削れます。また、ライブラリーアウトを狙うデッキであれば一切攻撃しなくても粘り勝ちできます。

「3」に関しては深淵公女の称号を持つテリトリー解放後限定で使用できるコマンドの深淵より降誕せよ、異界の門徒たちを採用したデッキで、相手のテリトリーを閉じれば再解放しない限りコストを支払う必要がなくなるのでユニットを並べて一斉にアタックができるよになります。

 

 

3.相性のいいカードについて

相性のいいカードですが、錬成カウンターが貯まることによって相手のアタックとエナジーを制限しやすくなるので、錬成カウンターを多く貯めることができるカードと、錬成カウンターを貯め終わった後に使用する自分のライフやユニットを守るためのカードを多めに採用するのがよいかと思います。また、採用するユニットは除去耐性があるといいかと思います。

 

 

最後に

今回は以上です。このテリトリーは錬成カウンターが十分貯まっていると強力なロック効果を持ち、相手は攻撃しづらくなり長期戦に強いテリトリーとなります。ただし、錬成カウンターが必要なのと、単体でアタックする場合はそこまでアタックを制限するわけではないので、テリトリー効果に過信しすぎないように注意してください。

鋼の錬金術師タイアップのテリトリーはどれもうまくカウンターの特性を活かせているなと思いました。断罪カウンターもこんな感じで色々できればよかったなと思いました…。

*1:カードではアイコン表記ですが、このブログではアメストリス国軍の紋章と表記とします。