今回はビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」Vol.2のエース、格の違い エドワード・エルリックに関して書いていきます。
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はじめに
今回はのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」Vol.2に収録される新エースの格の違い エドワード・エルリックについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.ユニットについて
以下、このユニットのステータスとなります。
総コスト:4(赤2/無2)
プレイタイミング:ノーマルタイミング
アイコン:なし
称号:鋼
カードの種類:ユニット/エース/鋼の錬金術師*1
属性:人間
識別名:≪エド≫
パワー:5500
ヒット数:1
2.ユニットの効果【原文】
⁅覚醒⁆鋼⁅起動⁆〔ノーマル/このユニットをレストし、あなたのエナジーゾーンのコマンドカードを1枚墓地に置く〕:あなたの山札を上から2枚レストでエナジーゾーンに置き、【等価交換3】。
(等価交換3:あなたの錬成カウンターを3個取り除くことで、自分の墓地から総コスト2以下のコマンドカードをリムーブしそれをコピーできる)
3.ユニットの効果【概要】
ユニットの効果は1つだけで、ノーマルタイミングの起動効果でこのユニットをレストして自分のエナジーゾーンのコマンドカードを1枚墓地に置くことで山札の上から2枚レストでエナジーゾーンに置き【等価交換3】を行う効果です。
効果だけ見るとエナジーを増やして等価交換3を行う効果ですが、専用のテリトリーである鋼の錬金術師の効果で鋼の錬金術師のカードをエナジーゾーンに置けば錬成カウンターが1枚につき2個、最大4個得ることができます。そのため、鋼の錬金術師のカードだけでデッキを固めていればエナジーを増やしつつ錬成カウンターを増やして等価交換3を行うことができます。勿論等価交換は任意効果なので、等価交換を行わずに錬成カウンターを増やすことだをすることも可能です。ただし、エナジーには必ず2枚置く必要があります。また、効果の起動に回数制限がないため、レストしたこのユニットをスタンドすることで再度効果を起動することができます。
因みに起動効果はプレイウィンドウの関係で通常だと登場した後すぐ起動できるため、発動の妨害ができません。これはテリトリーを解放した場合も同様です。このカードの起動効果自体を妨害したい場合は、CYBER SURVIVORや怪異との出会いのようにユニット登場時に発動する自動効果の解決前にプレイウィンドウのタイミングでこのユニットを除去やレストしないと効果の発動を妨害できません。
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、鋼の錬金術師のカードであり効果がない赤のエースユニットである点を活かすことになります。
専用のテリトリーで使用する場合はエナジーを増やし等価交換も行える上にテリトリー効果で錬成カウンターを増やせる可能性のある便利なユニットですが、それ以外のテリトリーだと鋼の錬金術師のカードである点を活かすことになります。
効果がないユニットなので使い道はなさそうに思えますが、実は素のパワーが第14弾までのカードプール内で総コスト4の赤のエースユニットの中では一番パワーが高いです。勿論ブライトなど一時的にパワーを上げる効果を持っているユニットよりはパワーが劣ることもありますが、無条件でパワーが5500なのはこのユニットだけなので、低コストでアイコンなしのパワーが高めのエースユニットが欲しい場合はこのユニットも校候補になると思います。因みに他の色のエースまで含めると黒の遊園地廃墟の戦い 2Bと抗戦の影霊師 ライルが同じパワーを持っています。
最後に
今回は以上です。主人公であるエドも前回のタイアップに続きエースとして登場しました。テリトリー効果自体はエナジー加速ができるだけでも十分強く、その上錬成カウンターを稼ぎつつ等価交換も行えるので、発動できればかなり強力な効果となります。ただし、効果が厄介な分、狙われる可能性も高いので除去されやすく、2回目以降の起動効果発動は難しいと思います。
今回エドだけ公開されましたが、アルもエース化されるかどうかは少し気になるところではあります。また、今回はエース単体だけの公開なので、鋼称号の新規テリトリーはない可能性もありますが、サプライズでアルと同時に公開される(あるいは青赤のカードの公開と同時に公開される)可能性もあるので楽しみではあります。
*1:カードリスト上では「⁅鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST⁆」となっていますが、ここでは以後、鋼の錬金術師と記載。