今回はビルディバイド第9弾のエース、発現する因子 バドラトスに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第9弾に収録される新エースの発現する因子 バドラトスについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは赤3無3の6コストのバスターアイコンを持つエースユニットとなっています。また、称号は竜人王、属性は人間と竜を持っています。
パワーは5500、ヒット数は2で総コスト6のユニットとしてみると低めです。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で白3赤3無1を支払うことでこのユニットをエナジーゾーンからフィールドに登場させそのターン中他のプレイヤー全ては手札からコマンドをプレイできない効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットが破壊された時に自分の墓地のこのカードをレストでエナジーゾーンに置く効果です。
一つ目の効果はこのユニットがエナジーゾーンに存在するときにエナジーゾーンから起動コストでプレイできるようになり、起動効果で登場した時に他のプレイヤーは手札からコマンドをプレイできなくなる効果です。エナジーから登場される場合、起動する時の総コストは元のコストより上がっておりますが、テリトリー解放前でもこの起動効果を使うことはできます。ただし、この起動効果でこのユニットを登場させてもテリトリーを解放することはできません。また、起動コストには白が必要となっているので、エナジーの色によっては起動コストを使うことができません。このユニットを登場させる効果と手札からコマンドの使用を禁止させる効果は同時なので、このユニットが登場した時点で他のプレイヤーはコマンドを使用することができなくなります。コマンドを手札からプレイしたい場合はこの起動効果の解決前にコマンドをプレイする必要があります。タッグバトルの場合、味方もコマンドを手札からプレイできなくなります。あくまでコマンド限定なので手札からクイックタイミングで使用できるユニットはプレイすることは可能です。細かい点ですが、「手札からコマンドをプレイ」とあるので、効果で手札からコマンドをプレイすることはできなくなりますが、ショットトリガーでコマンドをプレイしたり、“マッドビショップ” エンダイヴの効果で墓地からコマンドをプレイしたり、限界を超えて 衛宮士郎の起動効果で墓地のコマンドをコピーしてプレイすることはできます。
もう一つの効果はこのユニットが破壊された時にエナジーゾーンにレストで置く効果です。破壊されるとエナジーゾーンに置かれるので、一つ目の起動効果と組み合わせることで竜人王テリトリー限定でコストはかかりますが、溶岩流雪の砦におけるレプトニカと全く同じ動きができます。勿論この効果でこのユニットを登場させても火竜のアギトの自動効果は発動しますし、四宝の門でオーラを付けることも可能です(四宝の門の場合はテリトリーのオーラが0枚になるとテリトリーが閉じるので復活できなくなります)。この効果は強制効果なので破壊された際は必ずエナジーゾーンにレストで置く必要があります。ただし、ワルプルギスの夜など破壊をリムーブに置換されている場合はエナジーゾーンへは行かずにリムーブゾーンに置かれます。また、手札やデッキへのバウンス効果を使われた場合はエナジーゾーンに置くことができません。
3.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、エナジーゾーンから出すことができ、出しターンは手札からコマンドをプレイすることを封じることができる赤のバスターアイコンを持つエースユニットであることを活かすことになります。
赤のエースではありますが、エナジーゾーンから出す場合は白3赤3が必要なので赤と白の割合が多いデッキに採用することになります。ただ、白のテリトリーは対応するエースに特化したテリトリーが殆どでこのユニットと直接シナジーがあるわけではないので、コマンドを封じる目的に特化しての採用になるかと思います。その場合だと必要コストは低くコマンドを封じる効果をもつコマンドの異界への親征があるので、コストで選ぶのかユニットが欲しいかで選ぶことになるかと思います。
赤のテリトリーだと千尋の大渓谷や紅蓮の桜樹であれば低いパワーが供されるうえに相手のコマンドを封じれるので相性はかなりいいですし、灼熱の間欠泉であればエナジーに落ちる可能性も高く手札が少ない状況でも選択肢が増えます。竜骸の聖域はテリトリーとのシナジーはないですが、先覚の統率者 ゼノビアの自動効果の発動条件を満たせるので、白のカードを多めに採用するならありかと思います。
白赤の場合はこのユニットが総コスト6なので効果を使った後は爆散の小劇場の起動効果のコストにすることも可能で、時計仕掛けの舞台裏であれば一度フィールドに出しても効果の対象かバトルする場合に手札に戻せるので効果を使いまわすこともできます。
ブライトのテリトリーでもエナジーを増やせるリコリス・リコイルがあり、そのエースは青と赤なので、そちらで採用してもいいかもしれません。ただし、リコリス・リコイルは無色のテリトリーで観測者ではテリトリーの解放ができないので、テリトリー解放用のカード以外は白のカードの比率を上げた方がいいかもしれません。
エナジーゾーンからプレイしない場合だと総コスト6パワー5500のバニラユニットなので、他の赤のバスターアイコンを持つエースユニットを採用した方がいいです。
最後に
今回は以上です。今回は2種類目のバドラトスとなります。このバドラトスは自身の起動効果でフィールドに出すことで相手のコマンドを封じることができ、専用のテリトリーで使うことで何度も使いまわすことも可能です。基本的にはエナジーから起動効果でフィールドに出すことになるかと思いますがパワーは低めなので、そのパワーをどうやって補うかがカギになるかと思います。また、エナジーから出す場合は白を多く使うので白や赤のテリトリー以外で使う場合は色の配分も気にする必要があります。
どこかで白赤のカードが使われるかとは思いましたが、バドラトスの起動コストで白を使うとは思いませんでした。もしかしたら第9弾は白赤のエースは収録されない可能性もあります。