イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】第8弾個人的注目カード

今回はビルディバイド第8弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第8弾が2023/02/10(恐らくこの記事を公開している日)に発売しますが、発売前にカードリストが公開されました。今回もカード一覧を眺めていたところ、面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。あくまで面白いなのでカード自体が強いかどうかは別です。また、記事を書いている時点までの公式で事前に公開されていないカードを主に書いていきます。

第7弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

※画像は公式サイトのカードライブラリーから持ってきました。

 

逆境の卑劣漢 スレット

バスターアイコンを持つユニットで、バトルをすると自壊する効果と、テリトリー解放後にパワー+3000とデコイを得る効果を持っています。

黒のカードで時々登場するコストにしてはスタッツが高めだけどデメリット効果を持つアタッカーですが、このカードはバトルをすると自壊をする効果を持っています。また、テリトリーを解放するとデコイを持つのでより自壊しやすくなります。ただ、バトルさえしなければいいので相手のライフを攻撃する分には問題ないです。自壊することに割り切ってバドラトスなど効果の対象にならないカード用の除去札として使うのもありかと思います。

 

ソーイング・ドール

バスターアイコンを持つユニットで、テリトリー解放後に墓地から出すことで相手のライフを1枚墓地に送ることができ、置いたカードがバスターアイコンを持つならそのターン中このユニットのパワーを+3000する効果です。

墓地から出すだけでライフを削ることができるユニットで、他のカードやテリトリー効果を使う必要はありますがアタックしなくても相手のライフを削ることができます。バスターユニットを捨てることができればパワーも上げることができますが、それでもパワーは5500なのでおまけ程度の効果です。寧ろこの手のカードは再利用するために早く墓地に置きたいのでパワーは上がらない方がいいかもしれません。幸い低コストのユニットを蘇生できるカードは多いため、蘇生を多用するデッキなら1~2枚は入れてもいいかもしれません。

 

真夜中のパレード

ノーマルタイミングで使えるコマンドで、自分の墓地の黒で総コスト1~3までのユニットをそれぞれ1枚まで選択して登場させ、次のエンドフェイズ開始時に墓地が15枚以下ならそれらのユニットをリムーブする効果です。

黒限定ですが墓地から複数体ユニットを出すことができるコマンドで、それぞれ1枚ずつとあるので最大3枚まで出すことができます。頭数が増えるのでライフへの打点やユニット除去にも使えます。ただ、墓地が15枚以下だとリムーブされますが、エンドフェイズ開始時までに墓地が15枚を超えていればフィールドに残り続けます。因みに総コスト1のユニットはヒット数が0のユニットが多いですが、黒の総コスト1のユニットはアンルーリー・マリオネット、ソーイング・ドールの2枚ありますが、どちらも相手のライフを削ることができます*1

 

 

捻じ曲げる者 クレマティス

バスターアイコンを持つユニット自分のライフがレッドゾーンならパワー+3000され、テリトリー解放後にパワー+3000される効果です。

条件付きですがパワーが最大9000になる可能性があります。9000もあればキャピタルブレイカーでは死なず、ライゾームと相打ちをとれるので総コスト3のユニットどころか単純なユニットとしても強いです。また、PSI属性を持っているのでPSIシナジーを狙って採用するのもありかと思います。

 

 

白光の天使 アデラ

バスターアイコンを持つユニットで、パワー10000以上のこのユニットでアタックした時に相手ユニットを1枚まで対象として対象を手札に戻す効果と、テリトリー解放後に相手がこのユニットを対象としてコマンドをプレイした時に相手が自身の手札を1枚捨てなかったらそのコマンドを打ち消して墓地に置く効果を持っています。

パワー1000以上の時のバウンス効果は対象の制限がなく、手札を捨てないと対象になったコマンドを打ち消す効果はMTGでいう護法に近い効果*2です。一見するとユニットの効果を打ち消せないのは弱そうに見えますが、コマンドの使用場所は問わないので、ショットトリガーのコマンドでもコピーされたコマンドでも相手は手札を捨てる必要があります。

問題はこのユニットの総コストが9で同じ総コスト9のネブリナと違い踏み倒し手段がないのでそのまま使うのは難しいです。ですので基本的にはサルワスールのオーラとして使うことになるかと思います。

 

開かれる道

クイックタイミングで使えショットアイコンをもつコマンドで、相手の総コスト4以下のユニットを1枚対象として、対象を手札に戻すか、いずれかの墓地のカードを1枚対象として対象をリムーブする効果です。

手札に戻す効果は相手の総コスト4以下限定ですが、相手のユニットを手札に戻すなら檻の理よりも使いやすいです。

もう一つの効果もカードの種類の指定がなく自分にも相手の墓地も対象にできるので、ブルームだけでなくエンダイヴ、限界を超えて 衛宮士郎の効果を妨害できるのは大きいです。

このコマンドは「以下を1つ行う」テキスト持つカードでもあるので、超古代遺物 ヴァレリア・キティラがテリトリーならどちらの効果も使うことができます。

因みにイラストに描かれているキャラ2人は一徹の信奉者 マフディと暴威の化身 ラオホルカですが、この2人は第4弾以降のコマンドカードのイラストでしばしば2人セットで出てきます。

 

 

最古の勇士 ジェダル

バスターアイコンを持つユニットで、自分のターンのエンドフェイズ開始時に自壊する効果と、テリトリー解放後にこのユニットをエナジーゾーンから出した時に山札の上から2枚までレストでエナジーゾーン置く効果を持っています。

素のパワーは高くエナジーから出た時にエナジー加速をできますが、自分のエンドフェイズに自壊する効果も持っています。自壊効果はエンドフェイズ開始時にこの効果に連鎖して不可侵の穴蔵などを使うことで自壊効果を回避することができます。また、相手のエンドフェイズ開始時では自壊しないので、戦士の矜持の効果でエナジーゾーンから出しても相手のエンドフェイズ開始時には自壊しません。

エナジー加速効果はエナジーから出した時限定ですが、2枚も置けるので基本的にはエナジーから出した方が得です。またエナジーを置く枚数は「2枚まで」とあるので、山札が少ない時とかは1枚だけ置いたり、1枚も置かないことも可能です。

 

 

黒青

エンシェント・トラップ

ショットアイコンを持つコマンドで、相手のユニットを1枚対象としてそのターン中対象のパワーを-8000するか、そのターン中ユニット全てはパワー-4000する効果です。

1つ1つの効果は他の効果と同じように見えますが、「以下を1つ行う」テキスト持つカードでもあるので、超古代遺物 ヴァレリア・キティラがテリトリーならどちらの効果も使うことができます。ただ、両方使う場合もう一つの効果で自分のユニットもパワーが下がるので使うかどうかは考えた方がいいです。それでも劣勢の時はパワー12000までのユニットを除去できるので1~2枚はあってもいいかもしれません。

因みにイラストの2人はデンジャー・ゾーンで岩から逃げている2人と同一人物です。

 

 

青白

†レトロシューター† ロクロー

クイックタイミングで使用できるユニットで、「【エヴォル〔⁅青①⁆⁅白②⁆⁅無③⁆、あなたの手札を1枚捨てる〕】」を持ち、このユニットがエヴォルで登場した時に相手ユニットを1枚対象として対象をレストする効果です。

エヴォルを持つカードで、この効果をもつユニットはエヴォルコストでも通常コストでもプレイすることが可能です。エヴォルは通常のエナジー加えて追加コストを求めるのですが、このカードのエヴォルは支払うエナジーは同じで追加コストで手札を捨てる必要があります。エヴォルで出したときの効果は相手ユニットをレストにことができます。レストするだけですが、相手のターンではアタックしようとしているユニットをレストしつつ自身がブロック要因になれるので相手の攻撃を凌ぐことができ、ライフを詰めに行くときは相手のユニットを寝かせつつ自身もライフを削る要因にもなれます。ただ総コストも追加コストもやや重めなのでデッキに2枚程度採用するのがいいかと思います。

 

 

白赤

悪戯妖精 ティンカー・ベル

ショットアイコンを持つユニットで、自分のエナジーに白と赤のカードがそれぞれ1枚以上ないとプレイできない効果とバーサークを持っています。

ショットアイコンを持ちますが他のカードとは違いブロック要因としては使えませんが、バーサークを持っているので相剋の闘技場で使えばバーサークの頭数をそろえたりすることもできます。白赤のバーサーク持ちには雲上の巨人 ファロンがいるので、白赤でバーサークデッキを組むのもありかと思います。

 

黒赤

天狼国の燐火 緋水揺光国の鋭鋒 蒼松

どちらも共通でバーサークと手札の最大上限枚数を減らす効果を持つカードなので両方まとめて紹介します。

天狼国の燐火 緋水はバスターアイコンを持つユニットでテリトリー解放後はパワー+3000する効果を持っていて、揺光国の鋭鋒 蒼松は通常のユニットです。

初の手札の上限枚数に干渉する効果を持ったカードで、これらのユニットの枚数分手札上限が少なくなります。ビルディバイドでは青以外では手札を補充する手段が限られているので、一度手札を減らされると辛い場面が多いです。この効果では減少の際の下限が設定されておらず、ビルディバイドは通常の手札上限は5枚なので、これらのユニットが5枚出た時点で手札上限が0枚となります。

注意点としては各プレイヤーなので自分も上限に引っかかってしまうことと、相手のエンドフェイズ開始前にこれらのユニットを除去されると上限が元に戻ってしまうこと、転生の柩やルナティック・アンティークだと手札がなくてもユニットを展開できるのであまり効果がないことです。

 

 

最後に

今回は以上です。第8弾からはエヴォルが登場したり、7弾のエースだけでなく既存のエースを強化するカードが増えたので中々いいパックではないかと思います。個人的には断罪カウンターを増やすことができる刻まれた記憶が出たのがうれしかったです。

今回は店頭とヨドバシ.comで合計30ボックス予約しました。スターディングデッキが出ない弾は基本12ボックス程度しか買いませんが、今回は†エンジェルショット† マルグレアのディバイドレアが欲しかったのと、他のレアリティのカードを当てやすくするためにこれだけ買うことにしました。…他の理由としては店舗でもシングル取り扱いが減ってきたのでシングルで購入できない可能性があるからというのもあります…。

 

*1:アンルーリー・マリオネットは墓地から出たターン限定で相手プレイヤーにアタックができ、ソーイング・ドールは墓地から出した時限定で相手のライフを墓地に置くことができます

*2:護法は全ての効果が対象。