今回はビルディバイドの第16弾のエース、影装の羅刹 ライルに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第16弾に収録される新エースの影装の羅刹 ライルについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.ユニットについて
以下、このユニットのステータスとなります。
総コスト:6(黒2/無4)
プレイタイミング:ノーマルタイミング
アイコン:なし
称号:抵抗者
カードの種類:ユニット/エース
属性:人間
識別名:なし
パワー:6500
ヒット数:2
2.ユニットの効果【原文】
【エヴォル〔⁅黒①⁆⁅無③⁆、あなたのユニットを1枚破壊する〕】
⁅覚醒⁆抵抗者⁅起動⁆〔ノーマル〕:あなたの墓地の総コスト3以下で「影霊」属性のユニットカードから、1枚または互いにカード名の異なる2枚を対象とする。そのターン中、このユニットは対象の元々の能力全てを得る。この能力は各ターン1回まで起動できる。
3.ユニットの効果【概要】
ユニットの効果は2つあり、一つはキーワード能力の【エヴォル〔⁅黒①⁆⁅無③⁆、あなたのユニットを1枚破壊する〕】で、もう一つは覚醒後のノーマルタイミングの起動効果で1ターンに1度自分の墓地の総コスト3以下で「影霊」属性のユニットカードから1枚もしくは互いに名前の異なる2枚を対象としてそのターン中このユニットは対象の元々の能力を全て得る効果です。
1つ目の効果はエヴォルですが、竜眼を発現せし者 アイリスと同様に総コスト6でありながらプレイコストを4にすることができます。ただし、もう一つのコストが自分のユニットを破壊することなので、アイリスと比べると4コストでプレイする難易度が高めとなっています。また、この破壊はコストなので、エヴォルでプレイすることを宣言した時点で破壊されます。コストで破壊するユニットの種類は問わないので、破壊時の効果を持つユニットを破壊して効果を発動させることもできます。
もう一つの効果はライル共通の墓地の影霊属性の効果を得ることができますが、このユニットの場合は最大2枚の効果を得ることができます。2枚分の効果を得ることができるためか、対象にできるユニットも総コスト3以下になっている上に、同名カードを2枚対象にすることはできません。
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、エヴォルコストで自身のユニットは破壊できる黒のエースであることを活かすことになります。
専用のテリトリーで使用する場合は墓地の影霊属性のユニットの効果を2枚分得ることができますが、それ以外のテリトリーの場合はエヴォル時に自身のユニットを破壊できる点を活かすことになります。
コストで属性の制限なくユニットを破壊できるのは珍しく、意図的に自壊させたい場合に活用できますが、このカードを使ってまで影霊属性で積極的に破壊したいカードがあまりないです。一応、竜眼を発現せし者 アイリスとは異なり、自身のヒット数も2もあるので、最低限打点としても活用できます。
最後に
今回は以上です。今回は3種類目のライルで、総コスト6でありながらエヴォルでプレイコスト4でプレイすることもできます。また、ライル共通の墓地の影霊属性の効果を得る効果も2枚まで得ることができるので順当に進化している感じがします。ただし、エヴォルコストに自身のユニットの破壊があるので、アイリスと比べると4コストでテリトリーを解放するのはやや難しそうな感じがします。
ライルのコンセプト的にどんどん影の力に飲み込まれている感じがします。フレーバーテキストを見る限り、復讐相手はマーギュリスなので、決着をつけることができるのか、あるいは影に飲まれて自滅するのかストーリーが気になるところではあります。