今回はビルディバイドの第8弾の新テリトリー、CYBER SURVIVORに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第8弾に収録される新テリトリーのCYBER SURVIVORについて書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.テリトリーの種類
テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。
称号は審判者で、色は青白、解放コストは5となります。
2.テリトリー効果
テリトリー効果は2つあり、一つは自動効果で相手ユニットが登場した時に自分は自分の墓地のカードを3枚まで対象として対象をリムーブする効果で、もう一つは自動効果で相手のエンドフェイズ開始時に自分の墓地が3枚以下なら相手ユニット全てに5000ダメージを与える効果です。
1つ目の効果は相手ユニットが登場した時に自身の墓地のカードを減らすことができる効果です。相手ユニットが登場した時なのでユニットがプレイされていなくても墓地のカードをリムーブすることができます。また、自分のターンや相手のターンどちらでも有効で、相手が自分のターンにクイック持ちのユニットを出した時やショットトリガーでユニットを出した時にも墓地のカードをリムーブすることが可能です。細かい点ですが、対象にとる効果なのでこのテリトリー効果に合わせてコマンドを使用して墓地に置いたコマンドをリムーブするこはできません。
もう一つの効果は相手のエンドフェイス開始時に墓地の枚数が3枚以下なら相手ユニット全てに5000ダメージを与える効果です。リソースを減らさずに使えるダメージ効果で対象にとることができないユニットに対しても有効です。勿論複数対このカードがあればその枚数分だけダメージを与えます。ただし、相手のエンドフェイズ開始時なので自分のライフが削られたり、自分のユニットを除去されたりして墓地にカードが貯まることが多いので妨害されやすい効果です。ですがCYBER SURVIVORのように相手ターンでも墓地を減らすことができるカードだったり、鍛錬と実践のようにクイックタイミングで自分の墓地のカードを減らすことができるカードはあるため、ある程度は墓地のカードを調整することも可能です。
3.相性のいいカードについて
このテリトリーは効果自体は強力ですが自身の墓地の枚数が3枚以下の時に効果を使るえますが、CYBER SURVIVORや†エンジェルショット† マルグレアの効果である程度は墓地のカードを減らすことができるので、墓地を減らすカードの比率はそこまで必要ではありません。逆に†エンジェルショット† マルグレアを守るカードを多めに採用した方が安定性は上がるかもしれません。
また、比較的枠はあるので黒のカードも採用して邪悪な取引などで墓地の枚数調整するのもありかと思います。リムーブに関しても黒には“デマイズキング” ローザリアがいるので墓地調整しつつテリトリー効果でユニット除去、ローザリアでライフを確実に削って止めを刺す動きも面白そうです。
また、審判者の称号を持つ審判の天使 マルグレアとは効果がかみ合いませんが、審判の天使 マルグレアの効果でユニットを守ることができ、テリトリー効果でユニットを除去してからエリザベルトでユニットを展開してカウンターを仕掛けることはできるので、あえて断罪カウンターギミックを仕込んでみるのもありかと思います。
最後に
今回は以上です。このテリトリーは墓地の枚数を調整してリソースを消費せずに使える火力で相手ユニットを一掃する運用が強そうな感じがしました。ただし、審判の天使 マルグレアとは効果のシナジーが全くないので、断罪カウンターを活用するか全く活用しないかでデッキの動きが大きく変わりそうな感じがします。
アイオラやメリッサの場合は効果の関連性があって両方のエースを採用しても特に問題はありませんでしたが、マルグレアはどの効果も直接関連しないため、両方を活かそうとした場合はどうしても工夫が必要になります。ただ、デッキの自由度は高そうなのでデッキを組む楽しみはあると思いました。