イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】第7弾個人的注目カード

今回はビルディバイド第7弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第7弾が2022/11/3に発売しますが、発売前にカードリストが公開されました。今回もカード一覧を眺めていたところ、面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。あくまで面白いなのでカード自体が強いかどうかは別です。また、記事を書いている時点までの公式で事前に公開されていないカードを主に書いていきます。

今回から多色カードも追加されたので、色の組み合わせ毎に書いていきます。

第6弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

※画像は公式サイトのカードライブラリーから持ってきました。

 

アンルーリー・マリオネット

通常のユニットで効果は一つだけで、永続効果でこのユニットが墓地から登場したターンでない限り、このユニットではプレイヤーにアタックできない効果です。

ついに登場した黒の総コスト1のユニットです。総コスト1のコマンドカードは黒にも何枚かありますが、ユニットでは初となります。ただし、総コスト1のユニットは何かしらのデメリットが必ずあり、このユニットの場合は墓地から登場したターンでないと相手プレイヤーを攻撃することができません。なので、基本的にはルナティック・アンティークの効果で即バスターアイコンのカードを引いたときのケア目的で採用することになりそうです。因みにプレイヤーとあるので、ユニットにはアタックすることが可能です。また、白のカードで効果を消せば墓地から登場したターンでなくても相手プレイヤーにもアタックすることができるようになります。

 

 

熱波凝縮

ショットアイコンを持つノーマルタイミングのコマンドで、ユニット1枚を対象として、対象に8000ダメージを与え、そのターン中対象が破壊された際に代わりにリムーブされる効果です。

絶龍技・八咫烏のダメージが上がったうえでショットアイコンが追加されたカードですが、地味にショットアイコン持ちでリムーブ効果を持つのは初となります。ダメージ自体はジェンドと同じですが、総コストが5とジェンドよりも1高いので、主にイシュタルテやブルームなど蘇生効果を持つユニット対策での採用になりそうです。また、カミーリアではテリトリーの関係でジェンドからこちらに置き換わるようになると思います。

 

 

整然の聖兵 ネブリナ

バスターアイコンを持つユニットで効果は2つあり、一つはルール効果としてこのカードをプレイする際に自分のユニットの色指定コスト白の合計1つきに無2減らしてプレイしてもよい効果で、もう一つは覚醒後の永続効果で自分の色指定コスト白の合計が5以上ならこのユニットはパワー+5000とヒット数+1する効果です。

自分の白のユニットの白指定コストの数でコスト軽減とパワーアップ効果を持つユニットですが、それぞれの条件は書き方が異なりますが、どちらも白の色指定コストの合計を指しています。日本語って難しい…。

軽減効果の方は合計が1の場合は無2、合計2の場合は無2か無4、合計が3以上の場合は無2か無4か無6減らすことができます。この軽減効果はこのカードをプレイできる状況であればどの領域にあっても有効です。また、この軽減はあくまで登場時のコストを減らすだけなので総コスト自体は減りません。ゆえにエリザベルトの効果で登場させることはできません。出せたら最高だった。

永続効果の方は自身も含み、このユニットは白3なので残り白2分だけそろえることで効果が適用されます。

なお、サルワスールにオーラとして付けた場合、サルワスール自体は色指定コストを持たない*1と思われますので、サルワスール以外で白指定コストを合計5以上になるようにユニットを用意する必要があります(要裁定確認)。

 

彼方への葬送鍛錬と実践

 

類似している効果なので両方まとめて書きます。

共通しているのはショットアイコンを持ち、自分の墓地のカードを2枚までリムーブしてX000以下のユニットを手札に戻す(Xは墓地からリムーブした白の色指定コストの合計)効果です。また、墓地からリムーブ可能なカードの色やカードの種類は問わず、あくまでリムーブした白の色指定コストのみを参照しています。

違いは彼方への葬送は総コスト3でノーマルタイミングでしか使用できない代わりにそのパワー以下のユニット全て、鍛錬と実践は総コスト1でクイックタイミングで使用できる代わりに相手ユニットを1枚対象にとる効果となっています。

この効果で手札に戻すことができるパワーは第7弾までのカードプールだと8000までです(宝樹竜 アルボリアと初志の信奉者 ミーアの白4が最大)。勿論解決時までに呪術師の謀略などでパワーを下げることができれば範囲はもう少し広がります。なお、色指定コストで最大なので赤9の猛虎一閃です。他の色も効果範囲になっていたら一発逆転のぶっ壊れカードになってました。

基本的には対象にとらない点で彼方への葬送の方が優れてますが、鍛錬と実践はクイックタイミングで使用可能なので、墓地のユニットが一夜の悪夢の対象になった時にリムーブすることで妨害することが可能です。効果の処理は自分の墓地のカードをリムーブ→リムーブ後に手札に戻す処理なので、相手のフィールド上に手札に戻せるユニットがいなくてもリムーブは可能ですが、白以外を戻すと手札に戻せる範囲がかなり狭くなります。

 

廃絶の渦

クイックタイミングのコマンドカードで、プレイ中の総コストが3以下で観測者属性でも

白お得意の打消しカードで、今回は総コスト3以下でエースか観測者でないカードを打ち消して墓地に置く効果で、今回は観測者からのテリトリー解放を妨害できないようになっています。性能はかなり控えめで、使い方としては序盤にナディヤなど総コスト3のユニットを止めたり、新兵器開発などの総コスト3以下のコマンドを止めて序盤の動きを弱めたりするのに使うことになるかと思います。やっぱりMTGの影響で打ち消しカードはかなり弱めになっていると思います。あと、本当に青に出なくてよかった。

 

 

今回は赤では面白そうなカードがありませんでした。ただし、白赤や黒赤のカードの中に面白そうなカードはありました。

 

 

黒青

傾聴する者 アンタンドル

通常のユニットで効果は一つだけあり、永続効果でこのユニットはあらゆる黒か青のテリトリーを解放できる(解放コストは支払う)効果です。

黒青の観測者ユニットです。特に強い効果はないのになぜ紹介したかというと個人的にイラストがよかったからです。基本観測者は全員動物を模しているので、無機物っぽいデザインは斬新でよかったです。

 

デンジャー・ゾーン

バスターアイコンをもつノーマルタイミングのコマンドカードで、相手ユニットを1枚対象としてそのターン中パワー-8000する効果と、黒1青1のレガシー効果があります。

パワーを-8000する効果は地味ですが強力で、総コスト4帯のユニットで素でパワーが8000以上のユニットがいないため、比較的使いやすいと思います。

レガシー効果は黒1青1と自身のコストよりも低いので、相手にとどめを刺すときにユニットを排除したい時などで使用するといいかもしれません。あえて手札からは使わずに手札コストにして墓地から使うのもありかと思います。

因みにこのカードはレガシー持ちで唯一「以下を1つ行う。」をテキスト内に持たず単一の効果しかないため超古代遺物 ヴァレリア・キティラで使うメリットは少ないです。逆に他のテリトリーに置いてはバスター枠をコマンドにしたい場合などは採用候補になると思います。

 

 

秘宝の番人

バスターアイコンを持つノーマルタイミングのコマンドカードで、自分のテリトリーが解放されているならそのターン中ユニットでない自分のテリトリーをアサルトテリトリーとしてパワー10000mヒット1のユニットにする効果とそのターン中自分のユニット全てのパワーを+3000しスタンドしているユニットにもアタックできる効果を選ぶ効果と、黒1青1のレガシー効果があります。

選択効果の片方はテリトリーが解放済みであることが条件で1ターンしか維持できませんが、コスト2でパワー10000のユニットを出すことができるため、そのまま殴っても強いです。ただし、アサルトテリトリー化したテリトリーが除去されたらテリトリーが閉じてしまいます。

もう片方はパワーを上げたうえでスタンド状態の相手ユニットを殴ることができる効果で、こちらはユニットが並んでいると真価を発揮する効果となっています。

レガシー効果は黒1青1と自身のコストと同じコストなので特に気にすることなく使用することができます。

このカードが真価を発揮するのは超古代遺物 ヴァレリア・キティラと一緒に使った時で、「以下を1つ行う。」というテキストを持っているのでテリトリー解放中は両方の効果を使えます。両方の効果を適用するとパワー13000でスタンド状態の相手ユニットに殴れる化け物が生まれます。手札から使用することができれば手札と墓地で1回ずつ使えるので相手にかなり圧力をかけることができます。

因みにこのカードには第7弾までのカードでは唯一フレーバーテキストがありません。

 

 

青白

†マスターアーチャー† カエデ

バスターアイコンを持つクイックタイミングで使用できるユニットで効果は一つだけあり、覚醒後の自動効果で1ターンに一度自分の他のユニットが手札に戻った時にこのユニットはブロックされずヒット数+1する効果かそのターン中このユニットが次に受けるダメージを5000軽減する効果を行う効果です。

選ぶ効果は強制ですが、どちらも自身にしか影響がないので強制でも特に問題はありません。

一つ目の効果は主に自分のターンで使用する効果ですが無難に強い効果で、この効果だけでブロックされずにヒット数3になるのでかなりまずいことになります。

2つ目の効果は主に相手のターン中に自身を守るときに選ぶ効果になりますが、火力の対象になったら手札に戻した方が安全なので、どうしてもフィールド上に維持したいときにこちらを選ぶことになります。

kこのユニットが本当に危険なのはサルワスールのオーラとして付いた時で、このユニットには白が含まれているので問題なく効果を得ることができます。エースや観測者など自身を復活させるのに必要なユニットを手札に戻すだけでブロック不可かつヒット数が+1されるので、相手がこのコンボを使用したらデコイを用意するかショットトリガーで除去が出るのを祈るゲームになります。勿論このカードが2枚付いていたら2回使えます

 

 

白赤

七人の小人 ハイホー

通常のユニットで効果は2つあり、一つはルール効果でこのカードはデッキに7枚までいれることができる効果で、もう一つは永続効果で自分のエナジーゾーンの七人の小人 ハイホー1枚につきパワー+2000する効果です。

ビルディバイドにはタイアップブースターで名称ルール効果を持つコマンドが出てましたが、4枚より多くデッキに入れることができるカードは初となります。

永続効果の方は七人の小人 ハイホーがエナジーにあれば発動するので、1枚でもあればパワー4500総コスト3のユニットで見てもかなり高水準で、運が良ければ最初のターンでパワーが8500になります。因みに6枚エナジーゾーンにあるとパワーが14500になります。

因みにMTGには近い効果を持つカードに七人の小人がいます。あちらはフィールド上にいる同一名称カードでスタッツが変わります。

 

巨獣狩人 レンブラン

ショットアイコンを持つユニットで効果は2つあり、一つはルール効果で自分のエナジーに白と赤のエナジーがそれぞれ別に1枚以上ない限りプレイできない効果で、もう一つは自動効果でこのユニットが登場した時に相手のスタンドしているパワー8000以上のユニットを1枚を対象として手札に戻す効果です。

ルール効果はエナジーに白と赤のカードがないとショットタイミングでも手札からもプレイできない効果でこれは白赤のショットアイコンを持つユニットに共通する効果です。それぞれ別にとあるので、プレイするには最低でも2枚以上白か赤を含むカードを用意する必要があります。

自動効果の方はスタンド状態のパワー8000以上のユニットを手札に戻すことができる効果です。一見パワー8000以上でスタンド状態という条件は使いずらいように見えますが、パワー8000以下のユニットは戦闘破壊が容易だったり、キャピタルブレイカーなどで除去できるので使い分けることで解決するかと思います。また、このカードがプレイ中の時ににクイックタイミングで使えるコマンドでスタンド状態の相手ユニットのパワーを8000以上にすれば登場時に対象にすることできます。ただし、このユニットが登場した時にパワーを上げて相手ユニットを手札に戻すこと効果のタイミングの関係でできません。

このカードの真価はネフェルクセスをオーラとして付けている育ち切ったサルワスールを自分のターンでこのカード1枚で止めることができる点です。クイックタイミングだと先にサルワスールがアタックすることが多いのでこのカードで止めるのは難しいですが、ネフェルクセスを付けていれば大抵の場合相手のエンドフェイズ開始時にスタンドするので、返しのターンでバウンスすることで時間稼ぎが可能です。スモーク・ディスチャージャーなどで防がれる可能性もありますが、その場合は白のカードで手札に戻して再度登場させるを繰り返せばいいので、かなりいやらしい動きができます。

 

獣爪の赤頭巾 ペローナ

ショットアイコンを持つユニットで効果は2つあり、一つはルール効果で自分のエナジーに白と赤のエナジーがそれぞれ別に1枚以上ない限りプレイできない効果で、もう一つは自動効果でこのユニットが登場した時に自分の山札を上から1枚公開し、ユニットカードなら手札に加えて、違うならリムーブする効果です。

ルール効果はエナジーに白と赤のカードがないとショットタイミングでも手札からもプレイできない効果でこれは白赤のショットアイコンを持つユニットに共通する効果です。それぞれ別にとあるので、プレイするには最低でも2枚以上白か赤を含むカードを用意する必要があります。

自動効果の方は山札の一番上がユニットなら手札に加えることができる効果で、白赤でなくてもユニット主体のデッキであればかなり便利な効果です。同じような効果を持つカードに乙女の目覚めと審美する魔鏡がありますが、この2枚はコマンドなのでこのカードを複数枚入れると同名カードを公開してしまった場合にリムーブされてしまう可能性があります。ですがこのカードはユニットなので、ユニットオンリーのデッキであれば確実に手札補充をすることができます。

 

 

黒赤

蒼海龍王 號烈

バスターアイコンを持つユニットで効果は2つあり、一つは永続効果で自分のライフがレッドゾーンならパワー+3000する効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットが登場した時に相手の手札が4枚以上なら、そのプレイヤーのユニット全てにこのユニットのパワー分ダメージを与える効果です。

永続効果は自分のライフがレッドゾーンならパワーが上がる効果で自動効果の時にもこのパワー上昇は有効です。

自動効果の方は相手の手札が4枚以上あれば相手ユニット全てに自身のパワー分ダメージを与える効果です。黒赤であれば相手の手札を4枚以上にすることは難しくないため、比較的簡単にこの効果を使うことができます。また、この効果で参照するパワーは他のパワー増減効果の影響を受けるため、効果解決時にパワーが下がれば相手ユニットに与えるダメージも下がります。

効果自体は強力で他のテリトリーでも採用したいところですが、戦勝祈願・天狼演舞と違って相手の手札を増やすカードはそこまで多く入れることができないため相手の依存度が高くなります。

 

 

最後に

今回は以上です。第7弾のカードを見てみると、多色が登場した分単色カードの収録数が少な目でした。また、スターディングデッキが出た分青白と黒赤のカードも少な目でした。あと今回もジャッジメント系のカードが1枚も収録されていなかったのはショックでした…。ただし第8弾で新規のマルグレアが収録されるので、少し期待してます。ただ、イラスト的に青白なのは確実なのでもしかしたらジャッジメントないのでは…と心配しています…。

あと今回から公式のカードギャラリーから持ってきたカードも追加しました。色々書きたいことを考えたり画像追加作業もありその結果19時ギリギリまで記事を書いていました…。

今回は店頭で2ボックス、ヨドバシ.comで19ボックス予約しました。19ボックスと中途半端なので予約が遅くて1カートン予約できなかったためです。

 

*1:あくまで色で支払っているのはあくまでユニット本体のコストであって、解放コストは任意の色で支払うことができます。