イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】制限カードに関して

今回はビルディバイドの制限カードに関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回はビルディバイドの2022/10/21に公開された公式動画で発表があった制限カードに関して書いていきます。

観点としてはどんな風に制限がかかるかの予想や、現時点ではどのカードがかかる可能性があるのかを書いていきます。

制限カードに関しては公式の以下のツイートでも発表されました。

 

 

1.制限カードに関して

制限カードに関してですが、2022/10/22現在、公式動画と関連ページを見た感じどのように制限がかかるのかとかの具体的な内容はありませんでした。なので、この記事ではあくまで推測を書いていこうと思います。

なお、次の制限カードについての発表は2022年4月に発表される予定となっています。

 

2.どんな風に制限されるのか(予想)

制限カードがどのような形で制定さるかに関してですが、公式からは発表はありませんでした。

ただ、他のカードゲームを見ることである程度予想できるので、どのような形で実装されるのかの予想を書いていきます。参考にしたのはMTG、DM、遊戯王、ポケモンの4種類です(やったことがあるカードゲームから予想します)。

 

1.禁止

これは文字通りデッキに入れることができない制限で、今回参考にしたカードゲームすべてに存在します。MTG、遊戯王、ポケモンでは禁止カード、DMではプレミアム殿堂(別名温泉送り)と呼ばれています。また、ポケモンやMTGではフォーマットごとに禁止カードが設定されており、MTGでは(銀枠世界も含めて)どのフォーマットでも使用できないカードが存在します。基本的に公式大会では使用できませんが、公式ルールを適用しないフリーマッチでは使用することはできます*1

これに該当するのは1ターンキルや無限ループのパーツになりえる、どのデッキにも入りそのカードを採用するだけで勝率が上がり、逆にそのカードの対策がそのカードしかない、など環境を崩壊させた(あるいは崩壊しかねない)カードがこれになります。

禁止になった場合、基本的には永久追放されますが、全体的にインフレしたり、カードの効果がエラッタされて禁止から復帰するケースが存在します。永久追放で有名なのは遊戯王の強欲な壺やDMの無双竜機ボルバルザーク、インフレした結果禁止制限を解除されたので有名なのは遊戯王のサンダーボルトやDMのサイバーブレイン、エラッタされて禁止制限を解除されたので有名なのは遊戯王のクリッターや処刑人マキュラなどがいます。

ビルディバイドに関しては第7弾発売前の環境時点ではそのカード1枚で環境を崩壊されるカードはありませんが、今後のカードプール次第では手が付けられないカードが出てくる可能性があります。

 

2.枚数制限

これはデッキに指定の枚数しか入れることができない制限で、こちらも今回参考にしたカードゲームではポケモンを除き存在します。MTG、遊戯王では制限、DMでは殿堂入りと呼ばれます。MTGでの制限は1枚のみ、DMの殿堂入りは1枚、遊戯王は制限する枚数で呼び方が異なり、1枚では制限、2枚では準制限となります。

これに該当するのは、禁止ほどではありませんが、使用率が異様に高かったり、デッキに複数枚採用することで安定した勝率をたたき出すことができたり、コンボパーツの一部になりえるカードなどが該当します。また、遊戯王の過去にあった大嵐やハリケーンのようにローテーションで禁止制限を行き来する場合もあります。中には全然脅威ではないのに他のカードのとばっちりで制限になるケースもあります。

こちらも制限になった場合、禁止同様制限された枚数しか入れることができませんが、こちらはカードプールの変更によって制限が解除されたり逆に禁止になったり、一生制限から変更されない場合もあります。制限から移動するカードは例が多いので具体例はありませんが、恐らく一生制限から移動されない制限カードで有名なのは遊戯王のエクゾディア5パーツが該当します*2

ビルディバイドに関してはカードプールがまだそこまで多くないため圧程度使われるカードも存在します。ただし、特定のエースで使用すると強すぎるカードが存在するため、それが制限カードになる可能性があります。

 

3.ポイント制

これは特定のカードに対してポイントが割り振られており、規定のポイントの合計までならそのカードをデッキに入れることができる制限で、今回参考にしたカードゲームではポケモンのみに存在します。また亜種として遊戯王デュエルリンクスでは制限グループが存在し、そのグループ内で決められた枚数までデッキに入れることができる制限があります。

こちらは前項の制限とは異なり、規定のポイント以内に収まれば同名カードも複数枚採用することができますが、逆にポイントが割り振られているカードはポイントを超過するようにデッキに採用することはできません。

ビルディバイドでは、バスターアイコンは12枚、ショットアイコンは12枚まで採用できるので既にポイント制を採用しているようなものです。ですが、サルワスールのように観測者の種類が増えれば増えるほど安定しやすくなるテリトリーもあるため、追加でポイント制が採用される可能性はあります。

 

4.ペア制限

これは個別で採用する場合は問題ないが同じデッキに両方存在する場合に入れることができない制限で、今回参考にしたカードゲームではDMにも存在します。DMではプレミアム殿堂コンビと呼ばれています。

この制限は文字通り単独では禁止や制限にするほどではありませんが、2枚揃うことで無限コンボや勝率が異様に高くなる場合に制定されます。ただし、DMでも現在1組しかなく、今までで3組しか存在しなかったため、かなり珍しいケースになるかと思います。

ビルディバイドにおいては現時点では禁止になるほどペアで悪さができるカードが存在しませんが、今後のカードプール次第ではこの制限も出てくる可能性があります。また、ビルディバイドでは全国大会の予選などではデッキコードを事前に送るので、この制限の導入はそこまで難しくはないと思います。

 

 

3.今後制限される可能性のあるカードに関して(予想)

公式から発表があった通り、第7弾発売時点では制限指定されたカードはありません。ただし、個人的には呪術師の謀略や天眼銃撃 ナディヤなどどのデッキにも入っていて汎用性が非常に高いカードは今後制限入りする可能性があるのではないかと思ってます。特に呪術師の謀略は他のショットアイコン持ちで黒の総コスト3のコマンドの中でも群を抜いて性能がいいため制限される可能性があると思います。個人的にはブルームでTX-11 重護爪駆 ルルベラと剛機竜 ギアステアの効果を使いまわされたのが非常に辛かったので、この2枚をポイント制の制限にしてほしいです。

 

 

最後に

今回は以上です。今回は公式から制限カードの制定が言及されたので記事にしました。よくよく考えてみると強デッキはありましたが、あるテリトリーだけが極端に強いってことはなかったので、意外とバランス調整はできるなと思いました。ただ、ファイナル決勝ではイシュタルテデッキの採用率が100%だったので、そのパーツが制限されるかと思ってました。

本格的に制限が制定されるのは2023年4月ですが、次の改定でも制限カードは出ない可能性があるため、このまま制限カードが出ることがないように祈ろうと思います。

*1:基本的には各フォーマットに合わせて対戦すると思いますので、使う場合は事前に了承を取ったりした方がいいです。

*2:エクゾディアは手札に全パーツが揃うと特殊勝利できるカード。