イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】デッキ紹介~第8弾環境青白カウンターマルグレア~

今回はディバイドバトル関東大会で使用したCYBER SURVIVORのデッキ記事を書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回はディバイドバトル関東大会で使用したCYBER SURVIVORのデッキに関して書きます。

観点はデッキレシピ、動かし方、カードの採用理由などを書きます。

 

デッキの概要

このデッキですが、相手の動きに合わせて自身のカードをプレイして主導権を奪ってゲームセットを目指すデッキです。所謂コントロールデッキです。相手の動きに合わせる特性上クイックタイミングで使えるユニットも採用しているので、自分のターンに何もしない(いわゆるドロー・ゴー)ことも結構あります。

デッキ名の由来ですが、デッキ名にあるカウンターは"反撃"という意味で使用していまして、このデッキでは断罪カウンターギミックは採用していません。名前に関しては「エンジェル・パーミッション」と悩みましたが、打ち消し系のカードを採用していないのでこの名前にしました。

 

 

デッキを作成した経緯

このデッキを作成した経緯ですが、元々CYBER SURVIVORを使ったデッキを組む予定でその時は断罪軸のデッキを考えていました。

ですが、直近の大会でバルバビロン相手に何もできないことが分かったのと、全体除去を簡単に使えたり、軽い除去も多かったりとインチキを使わない大量展開をするデッキは弱く、ジャッジメント持ちのユニットのカードパワーが全体的に低いので大規模な大会だと押し負けてすぐに連敗するだろうと考えました。

ただ、どうしてもCYBER SURVIVORを使いたかったので色々考えたところ、除去されるなら除去されないタイミング、あるいは除去されてもそこまで居たくないタイミングでユニットを展開できればいいのでは?と考え、丁度青白にはクイックタイミングで使えるユニットがいるので、それらのユニットを中心に組むことにしました。

 

 

デッキレシピ

今回のデッキレシピです。実はデッキ内のカードの大半は公式にあるCYBER SURVIVORのデッキリストにあるカードと同じです。

テリトリー:CYBER SURVIVOR

デッキコード:H5sf06zRIV

  • 魂の価値 × 2
  • ヘッドショット × 4
  • 天眼銃撃 ナディヤ × 4
  • リーサルボンバー エルビラ × 2
  • †測定員† メーテン × 2
  • 新兵器開発 × 4
  • 石化の魔眼 × 4
  • シュトルムファルケ × 3
  • †エンジェルショット† マルグレア × 4
  • この魂に憐みを × 3
  • マッシヴコンバット セレス × 3
  • †レトロシューター† ロクロー × 2
  • †ブロードランチャー† ライカ × 3
  • †キャリー急募† ♡マルル姫♡ × 2
  • フェイタルサークル × 2

大半が青白と青のカードで、白のカードは2種類しかありません。できれば全て青のカードにしたかったのですが、青と青白のカードだけだとサルワスールだったり墓地利用のデッキに不利だと考えたので2種類だけ白のカードを採用しました。

 

デッキの動かし方

このデッキの動かし方を簡単に書きます。

概要でも書いた通り、相手のテリトリーや出方によって動き方を変えていきます。

 

マリガン時

最初のマリガンは新兵器開発をできる限りキープできるようにマリガンをします。早そうなデッキだったりユニットを並べてきそうなら早期にテリトリーを解放できるようにした上で除去カードやデコイ持ちのユニットが来るようにマリガンを行います。遅そうなデッキだったら新兵器開発やナディヤを手札に確保しつつ、クイックタイミングで使用できるユニットを確保しておきます。ただし、後半がかなり強いデッキだった場合は序盤からライフを削れるようにするため、後続を呼び込みつつ殴ることができるナディヤを優先して手札に確保し、観測者やマルグレアが手札にあったとしてもナディヤがいなかったらマリガンをします。

 

序盤~テリトリー解放まで

序盤は自分のターンではカードをプレイせずに、相手がユニットを展開したら除去、展開しなかったら新兵器開発でドローと言った感じで守りつつテリトリー解放まで進めて行きます。ただ、後半まずい相手の場合はナディヤを出して手札を維持しつつライフを少しでも削って早期に決着できるようにします。

基本的には最短でテリトリーを解放するようにしますが、相手に動きがない時などはあえてテリトリーを解放せずに、相手が何か動きを見せた後に解放することもあります。

 

 

テリトリー解放後

テリトリー解放後は相手の出方をうかがいつつユニットを展開して攻めていきます。注意点としては複数ユニットを並べるのではなく、少しずつ展開して相手に除去を使わせて、エナジー切れになったり手札が少なくなったらユニットを展開して除去を間に合わせなくするように立ち回ります。相手が何もしてこない場合はそこまで重要でないユニットを出して除去を使わせ、使わないならライフを削るというのを繰り返していきます。

このデッキのクロック要因は†エンジェルショット† マルグレア、†レトロシューター† ロクロー、†ブロードランチャー† ライカ、リーサルボンバー エルビラの4種類です。エルビラはリーサル要因なので基本的にはマルグレア、ライカ、ロクローでライフを削っていきます。ただ、これらのユニットはパワーが低く除去されやすいので、ナディヤやセレスも使ってライフを削っていきます。

 

 

各カードの採用理由

以下、各カードの採用理由です。

 

・エースに関して

→このデッキではエースユニットは†エンジェルショット† マルグレアのみ採用しました。テリトリー解放要因として考えた場合、単純なステータスでは審判の天使 マルグレアの方が観測者よりも上ですが、リーサルボンバー エルビラを採用する関係で青のエナジーが欲しかったので観測者を斎藤しました。

 

・観測者に関して

→今回はメーテンを2枚投入しています。2枚なのでテリトリー解放要因はデッキ枚数44枚に対して6枚しか採用していませんが、新兵器開発とナディヤを採用しているので6枚だけでも十分最速でテリトリー解放することができます。

 

・ショットアイコンのカードに関して

→今回は石化の魔眼、シュトルムファルケ、この魂に憐みを、フェイタルサークルの4種類を採用しています。ショットトリガーに関しては全て青か白青のカードにしようかと考えましたが、サルワスールと対面した時にどうしようもないことが分かったので、元にしたデッキそのままの採用となっています。

 

・バスターアイコンを持つカードに関して

→天眼銃撃 ナディヤ、マッシヴコンバット セレス、†ブロードランチャー† ライカ、†キャリー急募† ♡マルル姫♡の4種類を採用しています。

ナディヤを採用した理由は序盤の手札の質を上げたいのと、エイラを採用した場合、墓地にカードが貯まりすぎるので、それを避けるために採用しました。

セレスですが、デコイとしてみたり墓地のカードを減らすだけならマルル姫の方がいいですが、セレスの場合は墓地にコマンドがあるなら実質3コストでプレイすることができるので相手のターンでコマンドを構えることができるので採用しました。ただ、3枚は多すぎると思ったので、1枚はライカに替えてもいいかもしれません。

ライカは今回のキーカードでもあります。正直このカードがあるおかげでこのデッキが成立しているといっても過言ではありません。ただし、このデッキは墓地管理がそこそこシビアなので、墓地4枚以上の時にエヴォルコストでプレイしないように注意する必要があります。

 

・†レトロシューター† ロクロー

→今回のキーカード。手札1枚捨てる必要がありますが、相手の動きを阻害しつつ打点にもなるので採用しました。最初2枚は少ないと思いましたが、そのままプレイする場合ならライカの方が使いやすい上にユニットとしての性能が上なので2枚でも十分機能しました。

 

・リーサルボンバー エルビラ

→リーサル枠。このデッキの青や青白のカードの比率が高い理由でもあります。素のコストでプレイすることは基本なく、あと一歩でライフを削ることができるときに、このデッキはユニットのパワーが低く、絡めてを使って突破することが多いため、詰めの一手として採用しています。

 

・ヘッドショット

→実質不意の衝撃。不意の衝撃以上にダメージを出せて、かつリムーブもできるので、墓地を多用するデッキであればかなり刺さります。ただし、墓地の枚数が多すぎる場合は腐るので、そうならないように立ち回る必要があります。

 

・魂の価値

→墓地対策。ブルームに苦手意識があるので採用しました。墓地をリムーブできるカードは他にもありますが、このカードは自身のユニットのパワーを上げることができるので腐りにくいです。

 

対戦結果

対戦結果と各対戦の感想は以下の通りとなります。今回は4勝3敗で55位(実は地区大会規模だと最高順位)でした。

※できる限り相手のデッキの詳細は書かないようにします。また、対戦からいくらか時間がたってるのであやふやな部分があります。また、デッキ名は勝手につけてます。

 

1戦目:黒青叫喚の処刑場 〇

→初戦から全く想定していなかったデッキでした。ただ、イシュタルテは猟奇と倒錯の居城だろうと叫喚の処刑場だろうと早めにライフを削った方がいいと思ったので、後手に回るのではなく、最初からライフを削りに行く方向に行きました。途中墓地が15枚以上になり、メイン打点のライカ、ロクローの打点が減り、セレスが木偶の坊になってしいましたが、序盤からライフを削っていたのが功を奏し、エルビラでライフを傷り切ることができました。

 

2戦目:青白CYBER SURVIVOR 〇

→ミラーマッチでしたが、相手は断罪軸のデッキでした。断罪軸は展開には優れていますが、ユニットを展開していく関係で手札の消費が激しく、適時除去をしていけば息切れしやすくなります。なので、こちらは手札を温存しつつ相手のユニットを除去カードとテリトリー効果で除去していくことで相手を息切れさせてかつことができました。また、展開をエリザベルトに頼っているので、エリザベルトが来なかったのも勝因かと思います。

 

3戦目:黒青バルバビロン ×

→一番警戒すべきデッキでしたがm負けてしまいました。パレード型ではなかったのですが、リソースの差で押し切られてそのまま負けました。敗因としては途中のプレイでもミスはあったと思いますが、一番は最初のマリガンで、新兵器開発がある状態でマリガンをしてしまったので、途中から息切れをしてそのまま負けてしまいました。

 

4戦目:黒白喫茶リコリ ×

→実は全く想定していなかったテリトリーでした。Twitterとか見てみると強いとかあったので、少しはデッキレシピとかを確認するべきでした。結果はユニットを対処できずに負けました。敗因としてはこちらもマリガンで、最速でテリトリー解放を狙うべきでしたが、ドローカードがなかったのでマリガンしてしまった結果、最速でテリトリー解放ができなかったことかと思います。

 

5戦目:黒赤火竜のアギト 〇

→こちらは長期戦でしたが、なんとか粘って勝つことができました。基本的に相手ユニットの方がパワーは高いですが、ギラナデジカをライカやセレスでテリトリー効果込みで相打ちに持ち込めたり、魂の代償の上効果を使ってグラナディガを返り討ちにできたのが大きかったと思います。また、基本相手はユニットを大量展開できないので、手札を温存しつつバドラトスを倒してランプを止めて、相手が止まっている間にライフを少しずつ削ってちょっとずつ優位を取る作戦が中々いい感じになったかなと思います。

 

6戦目:青白サルワスール 〇

→サルワスールは仮想敵なのもあり、対策が見事に刺さって勝てました。基本方針はサルワスールをできる限り除去して、サルワスールが止まっている間にライフを削る作成ととりました。ただ、途中でサルワスールに白光の天使 アデラが付いてコマンドではどうしようもなかったところで、ロクローが手札に来てくれて、エンドフェイズの自動効果解決後のプレイウィンドウタイミングでロクローをエヴォルコストでプレイ→レストして誰もブロックできない状態にして一気にライフを削ることで決着がつきました。だた、これは相手のライフが最後の3枚全部がバスターだったので少し運河良すぎる感じがしました。なお、対戦後に自分のライフを確認したら、自分のライフの最後の3枚がバスターでした。

 

7戦目:黒青アーセナルフォート 〇

→この対戦に関しては少し惜しい感じがした対戦でした。相手のライフは削ることができませんでしたが、勝負がついた時点で相手のデッキが残り1枚で手札には除去カードが2枚あり、自分の最終ターンでユニットを展開するのではなく、除去を構える選択していればまだ勝負がわからなかったかもしれませんでした。ただ、相手の手札は5枚あった上に、ユニットを3枚以上展開されていたらどうしようもなかったので、ふぉちらにせよ厳しかったかもしれません。

 

 

個別の対戦の感想は以上です。

全体を通してみての感想ですが、思った以上にいい感じのデッキになったと思います。というのも関東大会ではバルバビロンや喫茶リコリコ系のデッキには勝てなかったものの、想定していた火竜のアギトやサルワスールには勝つことができたので全然可能性はあると思いました。

ただ、CYBER SURVIVOR自体が難しいテリトリーであるのと、墓地をリムーブし忘れるなどのミスが何度かあったので、デッキの熟練度を上げていきたいと思っています。また、相手の動きに依存する部分もあり、相手にペースを握られ続けると後手後手になってしまうことも多かったので、後手にまわりすぎないようにしたいと思います。また、2連敗した部分ではどちらもマリガンをしてしまい、手札が悪化して負けたので、マリガンの判断も改善したいと思いました。

 

 

最後に

今回は以上です。久しぶりのデッキ紹介記事となります。今回はようやくいい感触だったデッキを組めたのと、関東大会が終わったので紹介することにしました。個人的にはコントロールデッキはあまり好みではなく、大量展開がしやすいデッキの方が好みです。ただ、今の環境は除去が強く横展開が弱めの環境なのとやっぱり負けるのは悔しいので、公式戦はしばらくはこのデッキを使い続けていこうと思います。

もうすぐ4月ですが、新拡張の他に制限カードの発表も控えています。あえて個別のカードの予想はしませんが、制限カードが発表されたらどのような形でも記事にしようと思います。今回の関東大会の結果的に多分バルバビロン掲揚で使われているカードが制限になると予想します。