今回は第11弾環境用の時計仕掛けの舞台裏のデッキ記事を書きます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第11弾で登場するホームズが、その効果を最大限活かせそうな構築を考えたので書いていきます。
観点はデッキレシピ、カードの採用理由などを書きます。
ホームズに関しては以下の記事を見てください。
elgaesyumi-blog.hatenablog.com
このデッキを考えた理由とデッキの方向性
ホームズの効果を見た時、山札操作をすれば比較的ホームズの効果を達成しやすいと思ってはいましたが、赤や白、赤白のカードには山札を操作するカードが殆どありません(青白まで考えるならスカウト系のカードもあるけど、色的にバランスが悪くなるので今回は避けた)。ただ、奇数か偶数かさえ当てればいいので、いっそのことすべてのカードを奇数か偶数に寄せることができれば山札操作をしたり運任せにしなくてもいいのでは?と思ったのでデッキを組んでみることにしました。
そうなるとデッキの方向性ですが、奇数か偶数かを考えた時にエースであるルパンとホームズは共に総コストが5で奇数なので奇数に寄せた方がいいと判断してデッキのカードを全て奇数にしました。エースに関してはルパンとホームズでは効果の特性が違っており、特にルパンはユニットが多い方が安定しますが、記事を書いている時点のカードプールだと奇数の優秀なショットアイコンを持つユニットが少なすぎるのでルパンの効果は運よく発動してくれればいいという感じにして、ホームズの効果を確実に的中させる方向にしました。そうなってくると総コスト3と軽く優秀なカードが多く、テリトリー効果で手札にしてもそこまでロスにはならない低コストを中心としたアグロ気味のデッキ構築にすることにしました。
デッキレシピ
今回のデッキレシピです。まだカードライブラリーに第11弾のカードが収録されていないので、デッキコードはありません。また、公式のX旧Twitter)で先行公開されているカードも一部含みます。
テリトリー:時計仕掛けの舞台裏
デッキコード:
エース(テリトリー解放カード)
- 特異なる大怪盗 ルパン × 4
- (バスター)二律背反の名探偵 ホームズ × 4
アイコンなし
- 落日の帰還 × 4
- 迷走警部 レストレード × 4
- 審美する魔鏡 × 2
- 未知を求めて× 4
- 呪いの赤い靴 スーリエ × 4
- 驚嘆の膂力 クインタ × 4
ショット
- 豆の木の継承者 ジャック × 4
- 倫理の枷 × 4
- 張り裂ける大地 × 2
- オーバーキル × 2
バスター
- 俊秀の天使 マリアッデ × 4
- ファーストリコリス 錦木千束 × 2
- 幻影の二十面相 ヴェンティ × 2
今回はユニットとコマンドが半々くらいのデッキとなっており、ルパンの効果を活かしずらい代わりに、採用しているすべてのカードの総コストが奇数となっていて、ホームズの山札予想を確実に的中できるようにしています。また、今回デッキ枚数を50枚にしているのは、ルパンやホームズの能力の特性上、山札の減る速度が速いと思ったので50枚にしています。
ユニットに関しては低コストで登場時効果を持つユニットを多めに採用し、ショットアイコンを持つユニットは奇数の中で総コストが低い豆の木の継承者 ジャックのみ採用しています。一応このデッキはアグロ気味に動く想定なので、コストの高い他のショットアイコンを持つユニットは採用を見送っています。
コマンドに関しては落日の帰還と未知を求めて以外はすべて除去効果を持っています。ただ、落日の帰還に関してはホームズを1枚目の対象にすれば除去効果になるのと、未知を求めては自分のユニットをリムーブするので、除去効果を全く持たないコマンドは1枚もありません。
デッキリストにあるカードは現在までに公開されたカードだけなので、より相性のいいカードが来たら組み替える感じになります。
各カードの採用理由
以下、各カードの採用理由です。
・エースに関して
→このデッキのエースはルパンとホームズで、ルパンはフィールドで破壊されるとデメリット効果が発動するのでテリトリー効果で手札に戻す必要があり、ホームズは手札に戻すことでメリット効果が発動しますが最悪戻さなくても問題ないという、同じテリトリーでもテリトリーの使い方が全く異なるエースとなっています。今回はコマンドの比率を上げていてルパンのアタック時効果でカードを手札に加えることができる確率が低めになっていますが、第11弾追加されるカードによってはコマンドの比率を下げてユニットの比率を上げてもよさそうです。
・ショットアイコンを持つカードに関して
→今回はユニットは4枚、残りはコマンド8枚採用しています。基本的にショットアイコンを持つユニットは総コスト6で偶数であることが多く、総コストが奇数のユニットは2種類しかいませんでした。そのうち千里駆け 周倉は総コスト5とこのデッキだと重いと思ったので採用しませんでした。逆にコマンドに関しては総コストが奇数のショットアイコンを持つコマンドには優秀な除去が多いのでどのカードを採用するか迷いましたが、今回はこんあ感じの除去を採用しています。
・バスターアイコンを持つカードに関して
→今回はホームズがバスター枠を4枚消費しているので、結構厳しい感じがしましたがテリトリー効果を活かすために登場時効果が強いユニットだったり、序盤でも十分戦えるユニットだったり、奇数という制約を考えた結果意外と候補が少ないことに気が付き、結果として俊秀の天使 マリアッデが4枚、ファーストリコリス 錦木千束 と幻影の二十面相 ヴェンティが2枚となりました。また、幻影の二十面相 ヴェンティだけはコストが重いですが、場に出すだけで相手のライフを削ることができるので、フィニッシャーとして採用しています。
・落日の帰還
→自身のユニットを手札に戻すことができるコマンドで、2枚ユニットがいればもう一枚のパワーを+3000することができます。基本テリトリー効果でユニットを手札に戻すことができますが、タイミングが限られていて、特にバトル時に関してはショットアイコンを持つカードがないと手札に戻せないので、その隙を埋めるために採用しました。
・審美する魔鏡
→相手ユニットの中で一番パワーが高いユニットを手札に戻すことができる+山札の一番上のカードがユニットなら手札に加えることができるコマンドです。除去範囲としてはホームズと実は同じですが、毎回ホームズが手札に来るとは限らないので、強力なユニットが来たときはこのコマンドで時間を稼いでい当てのライフを削りに行きます。
・未知を求めて
→手札不足の時で万が一自分のユニットがアタック対象になったり除去の対象になった時にそれを回避する+手札補充に使うためのコマンドです。最大3枚手札を増やせますが、コマンドは全てリムーブする必要があるので、実際には2枚手札に加われば御の字かと思います。
・驚嘆の膂力 クインタ、呪いの赤い靴 スーリエ
→どちらもエヴォルでプレイできるカードで、驚嘆の膂力 クインタはエヴォルでの登場時ターンのみヒット数+1、呪いの赤い靴 スーリエはエヴォルでの登場時ターンのみパワー5000となっています。ポイントはどちらのエヴォルもコストが変動する点で、クインタが赤1無2の総コスト6、スーリエは白1赤2無1の総コスト4となります。これにより奇数しか採用していませんが、偶数コストの時でもプレイできるようになるので、奇数しかないデメリットはそこまで重くないと感じています。また、俊秀の天使 マリアッデもこの枠になっております。
・迷走警部 レストレード
→現時点では総コスト3のユニットは十分足りていますが、パワー4000と序盤で効果を使えない状況でも十分戦える+メタ的な役割としてこのユニットを採用しました。効果の方も登場時効果は相手の墓地のユニットを1枚対象としてそのカードをリムーブする効果なので特にブルームなど墓地のユニットカードを利用するエースには特に刺さり、破壊された時の効果は相手は山札を1枚墓地に置いても良いという他の破壊時デメリット効果と比べても比較的軽いデメリットなので使いやすいユニットだと思っています。
最後に
今回は以上です。今回は久しぶりのデッキ記事で、ホームズの効果を見て、効果自体は強力なのですが、運が絡むのでどうにかその運を排除できないかを考えた結果、このような方になりました。ただ、実際にデッキは回していないのでうまくデッキが回るかどうかは分かりません。因みにこのデッキをどうやって思いついたかですが、MTGやハースストーンには特定のカードの制約で奇数偶数のみで組まないといけないデッキが存在するので、そこから発想を得た感じになります。ただし、それらと比べるとメリットが少ないので本当にホームズを活かすだけに奇数に固めている感じになります。
なお、この時期にデッキ記事を書いた理由ですが、今回は黒青のカミーリアが出るのと、青と黒青のテリトリーでそれぞれデッキを組んでみようと考えていて、そっちにデッキ構築の時間をかけよう考えたので今記事を公開することにしました。