イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】Dデッキの各色の特徴に関して

今回は第12弾から新しく追加されたDデッキの各色の特徴に関しての考察を書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回は大12弾から追加された新システムであるDデッキの各色の特徴などに関して書いていきます。

観点としては主に各色のDデッキの特徴やどのようにDデッキを組んだ方がいいかどに関して書いていきます。

※画像は第12弾の商品情報から持ってきました。

 

第12弾発売前に書いたDデッキに関しての記事は以下となります。

 

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

 

1.Dデッキの構築ルール

おさらいとして、以下にDデッキの構築ルールを書いていきます。

  1. 0~12枚までで構築する
  2. メインデッキと同じカードプールのカードを追加できる
  3. 同名カードはメインデッキと合わせて4枚まで入れることができる
  4. バスターアイコンを持つカードおよびショットアイコンを持つカードの制限はない
  5. テリトリーもDデッキに入れることができ、同名のテリトリーは初期のテリトリーと合わせて4枚まで入れることができる

Dデッキ考察時に書いたことを改めて書いた感じになりますが、前回の記事では書いていなかった「5」を追記しました。

 

 

2.Dデッキの各色の特徴

以下、Dデッキの各色の特徴と共通と思われる効果の特徴を記載していきます。

 

  • 自分のDデッキから(影霊属性の)ユニットカードを墓地に置く。

黒に関しては主に影霊属性のユニットがDデッキに関連する持っており、効果としてはユニットを墓地に置く効果ですが、属性に制限がない場合と影霊属性限定の場合の2種類があります。基本的には属性で限定している方が捨てることができる枚数が多いですが、影霊属性を限定しているのは現時点では砂漠の行商 マルシャのみです。ユニットを墓地に置くことで、影霊属性シナジーを活かしやすくなったり、邪悪な取引などの墓地回収カードが腐りにくくなる、海底神殿 アレイネのテリトリー解放時に蘇生するエースを墓地に置くなど色々活用方法があります。特にブルームであれば、効果でDデッキからその場面で有効なユニットを墓地に置く→墓地に置いたカードを蘇生する、という動きができるので、格段に使いやすくなります。そのため、黒を含み墓地関連の効果を持つカードを採用するのであれば採用した方がいいです。

 

  • 自分のDデッキから(総コスト3以下で)青でショットアイコンを持つコマンドカードを1枚このユニットを対象にしてコストを支払わずにプレイする。
  • 自分のDデッキから(総コスト3以下で)青でショットアイコンを持つコマンドカードを1枚まで公開して手札に加える。

青に関しては主にグラド属性のユニットがDデッキに関連する効果を持っており、効果としてはコマンドをプレイするか手札に加える効果を持っています。また、カードによってコスト制限の有無はありますが、共通して青でショットアイコンを持つコマンドカードを対象にしています。勿論黒青や青白のカードも対象になります。

プレイする効果に関しては、基本的にカードのプレイ時点で自身を対象にとる必要があり、ブルー・バーストのようなプレイ時に対象を取らない効果を持つカードだったり、威嚇砲撃のようにプレイ時に相手ユニットを対象にとる効果を持つカードはこの効果ではプレイできません。ただ、コストを支払わずにプレイすることができるので、

公開して手札に加える効果に関しては、コストの条件の有無はありますが、プレイする方よりは手札に加えることができるカードの種類は多いです。ただ、ショットアイコンを持つコマンド限定なので、新兵器開発のように大きく仕事をするカードはあまりありません。ですが、遅滞戦術のようにどの場面でも腐りにくいカードや失神(スタングレネード)やAQUA PARK、環境探査のように小回りが利くカード、強制接続などの特定の場面で大いに役に立つカードを確実に手札に加えることができますので、この効果を持つカードの採用の有無でデッキの安定性が大きく変わると思います。

両方の効果に言えることですが、現地改修装備のように効果自体はそこそこ有用ですがメインデッキに投入するのが難しいカードを採用しやすくなったのは大きなメリットだと思います。また、どちらの効果も対象のカードの種類がそこそこある上に使い勝手が良く、場面ごとに有効なカードを使うことができるので青を含むデッキであれば採用しやすいです。その場合はメインデッキ内のショットアイコンを持つカードは効果の大きい全体除去や青以外のカードの割合が多くなり、小回りの利くショットアイコンを持つ青を含むカードはDデッキに入ることが多くなると思います。

 

  • 自分のDデッキから(総コスト4以下でorエースでない)荒霊属性のユニットカードを1枚まで登場させる。

白に関しては荒霊属性のユニットをDデッキから直接を出す効果となっています。条件に関してはテリトリーの荒霊の霊域がエース以外を指定し、それ以外のカードが総コスト4以下を指定しております。荒霊属性のユニットは現時点では白と白赤にしか存在せず、システムユニット的な効果やアンチカラー効果を持っているユニットしかいません。ただ、現時点で実装されているユニットは相手の効果ではパワーが下がらなくなったり、相手の効果ではヒット数が減らなくなるので特に横並べが得意なテリトリーであれば十分強いと思います。現時点では荒霊属性のユニットの総数が少ないのでカードパワーは低めですが、今後のカードプール追加によってさらに強くなる可能性を秘めています。

 

  • 自分のDデッキからユニットカードを1枚までレストでエナジーゾーンに置く。

赤に関してはDデッキから直接エナジーゾーンに置く効果となっています。今まではデッキやライフなど非公開領域からしかエナジーブーストができなかったり、手札などリソースを割いてエナジーを増やす効果を持つカードしかありませんでしたが、この効果はエナジーに置きたいカードを直接指定し、かつ手札などのリソースを消費することなくエナジーを追加できるので非常に便利な効果となっています。主な使い方は、3色や4色などでデッキを組んでいるときに足りない色を補うために使ったり、総コスト6の赤のエースやハイホーなどエナジーに置いておきたいカードを確実に置きたいときなどに使えます。ただ、現時点では常緑の樹精 グリフィスしかこの効果を持っていない上にプロモカードなので多少入手に難があるのが欠点です。

 

黒青
  • 自分のDデッキからコマンドカードを墓地に置く。

黒青に関してはDデッキから直接コマンドカードを墓地に置く効果となっています。ユニットと違いコマンドを墓地に置くのは使いまわしが難しいのであまり意味がないかと思われますが、黒青にはレガシーと言う墓地からプレイできるコマンドカードが存在しており、これを直接墓地に置きたい場合に大いに役立ちます。また、レガシー以外でも超越者の揺り籠は墓地のPSI属性のコマンドをコピーすることができ、造られた超越者 カミーリアは自分のユニットを破壊して破壊したユニットと同じコストのPSI属性のコマンドをプレイできるので、そのコマンドを墓地に置くのに使うこともできます。変わった使い方としてはマッシヴコンバット セレスのエヴォルコストにコマンド2枚をリムーブがあるので、そのコストを賄いたいときなどに使うこともできます。ただし、この効果を持つカードは要撃班 橘のケイティの1種類しかなく、特に揺り籠で使う場合はPSI属性で染めることができない点は注意した方がいいです。

 

青白

青白に関しては第12弾時点ではDデッキを活用する効果を持つカードはありません。

 

白赤

白赤に関してはDデッキを参照する効果を持つカードは存在します。が、その効果は他の色にも存在する効果に近いので、白赤独自のDデッキを活用する効果を持つカードは第12弾ではありません。

 

黒赤
  • 自分のDデッキから総コスト5以下で黒か赤のテリトリーを1枚テリトリーゾーンに置き解放する

黒赤に関してはエースである白狼衆の守護職 夕顔しか今の所持っていませんが、他の色比べると異色のテリトリーを張り替えることができる効果となっています(効果の仕様に関しては白狼衆の守護職 夕顔の記事に書いているのでここでは省略します)。この効果によって今まで通常の対戦ではありえなかったテリトリーをフィールド上もしくはテリトリーゾーンに2枚以上同時に存在させることができるようになりました。やり方をざっくり書くと、「白狼姫」や「狼牙刀」称号のテリトリーを秘宝の番人などでアサルトテリトリー化した後で夕顔の起動効果でアサルトテリトリーをコストにして解決時にテリトリーを置くことで実現できます。ただし、テリトリーが2枚以上存在する場合のルールもあり、自分のエンドフェイズの終了時に手札の調整を行った後にフィール及びテリトリーゾーンにテリトリーが複数存在する場合は状態に関わらず1枚になるようにテリトリー自体をリムーブするので、2枚以上同時に存在させることができるので1ターン限りとなります。

アサルトテリトリーをリムーブしてもテリトリーゾーンに戻るだけとなっている。

 

共通
  • 自分のDデッキから(「指定したユニット名」orバトルで勝利したユニットと同じカード名のユニットカード)を1枚まで(レストで)登場させる。

この効果は複数の色のカードに存在する効果で、第12弾時点では青に2種類、赤に1種類、白赤に1種類、黒赤に1種類存在します。黒赤に関してはテリトリーなので少し扱いが異なりますが、ユニットを直接指定しているという点で共通しているのでここに記載します。各色のDデッキを参照する効果は程度効果範囲が存在していて拡張性があるのに対して、この効果は該当のカードがDデッキ上にないと効果を発揮しないため、必ず対応するカードをDデッキに採用する必要があります。その代わりカードを直接指定しているので、他の色でも採用しやすい効果でもあり、今後Dデッキを参照する効果を持つカードがない青白などでも実装される可能性が高いです。

 

 

3.各色のDデッキの特徴まとめ

色々書きましたが、Dデッキの各所の特徴をざっくり書くと以下のようになります。()は他の色にも存在する効果。

黒:Dデッキからユニットカードを墓地に置く

青:Dデッキからコマンドカードをプレイ・手札追加(Dデッキから指定されたユニットをフィールドに出す)

白:Dデッキから荒霊属性のユニットカードをフィールドに出す

赤:Dデッキからユニットカードをエナジーゾーンに置く(指定されたユニットをフィールドに出す)

黒青:Dデッキからコマンドカードを墓地に置く

青白:第12弾時点ではなし

白赤:第12弾時点では固有の効果はなし(指定されたユニットを登場させる)

黒赤:Dデッキのからテリトリーの張り替え(Dデッキのからバトルに勝利したユニットと同名ユニットをフィールドに出す)

 

 

最後に

今回は以上です。今回は第12弾のカードが出そろい、Dデッキに関しても使用感が分かってきたので各色の特徴などを記事にしました。現時点では青と黒と黒青のDデッキを参照するカードとが出張パーツとして採用できる程度で、基本的にはギミックに特化させるか、テリトリーやエースの効果と相性がいいなら採用できる程度の使い勝手になっています。ただ、第12弾が発売してから数日しかたっていないので。これから新しいコンボとかも開拓されていくのではないかと思います。

自分は大阪大会に出る予定なので、大阪大会で使うデッキを考えています。ファイナルの時のように蜂やカミーリアが多くなるのか、それとも喫茶リコリコが再び対応するのか、それとも他のテリトリーが対応するのか予想できので