イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

ビルディバイド第四弾個人的注目カード

今回はビルディバイド第四弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第四弾が2022/4/1に発売しましすが、発売前にカードリストが公開されました。今回もカード一覧を眺めていたところ、面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。また、今回エナジー以外をコストに使用するカードが各色に出ました。代替コストのカードは別途記事にしようと思います。

第二弾、第三弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

死出の同伴者 グラウカ

バスターのユニットで効果が2つあり、一つは自動効果で自分の黒のユニットが破壊された時、自分の墓地のカードを1枚+1000のオーラとしてこのユニットに装備することができ、もう一つは覚醒後の自動効果で、オーラが付いているこのユニットが破壊された時、相手のライフの先頭を墓地に置きます。

一つ目の効果はアルケルードと同様、黒のユニットが破壊された時にユニットをオーラとして付けることができます。勿論オーラは破壊されるたびに付けることができます。この効果があることで失意の回廊以外のテリトリーでももう一つの効果を使いやすくなっています。

もう一つの効果が強力で、オーラさえ付いていれば自分のターンでも相手のターンでもライフを墓地に送ることができます。オーラを付ける手段は自分の効果で装備するほか、失意の回廊の効果や縋るものたちの効果でオーラを付けるなどあります。他にも応用としてオーラが付いていないこのユニットが除去されるときに他の黒のユニットを除去で先に破壊することで相手に破壊される前にオーラを付けることができます。火力なら生き残る可能性が上がり、除去されても相手のライフを削ることができるため、覚えておくといいかもしれません。

 

新たなる火種

ノーマルのコマンドで、自分のユニットを1枚対象とし、対象を破壊し、破壊したら自分の墓地の破壊したユニットより総コストが低いユニットを1枚対象にしてフィールドに登場させます。

蘇生できるカードはブルームなど今まで何枚か出ましたが、その中では色拘束が厳しい代わりに制約が緩いカードとなっています。一見すると低コストのユニットを出すのでアドバンテージ的には損しているように思えますが、破壊したユニットより総コストが1より少なければいいため色々応用が利きます。特にカドゥケレスを対象にして使用すれば、

カドゥケレスを破壊→カドゥケレスを蘇生して効果を使用

ってことができるため、たったコスト3+実質手札1枚消費だけで相手の手札を捨てさせることができます。

特に色の指定がないため、エナジーの色が足りていれば他の色でも使用でき、カードの特性上カードプールが増えれば増えるほど強くなっていきます。

 

待ち受ける蝕み

クイックでかつショットトリガーのコマンドで、相手ユニット1枚を対象とし、自分の山札を上から2枚墓地に置き、置いたユニットカード1枚につき対象のパワーを-4000します。

ギャンブル性は高いですが3コストでパワーを最大-8000まで減らすことができます。すべてコマンドだったらパワーを減らせませんがスカウトで事前に山札を操作することができるので、スカウトと組み合わせればいい除去カードにはなります。また、対象にできる相手ユニットがクイックタイミングで使える墓地肥やしにもなるため、山札を2枚墓地に置いて、邪悪な取引で回収したり、コマンドしか落とせなくてもブルームのコストにすることもできます。

 

 

剛機竜 ギアステア

バスターのユニットで効果は一つだけで、覚醒後の自動効果でこのユニットが登場時自分の手札のバスターアイコンのカードを好きな枚数公開し、1枚以上公開したら相手ユニット全てに公開した枚数1枚につき3000ダメージを与えます。

手札にバスターカードが存在する必要がありますが、見せるだけでダメージを与えることができるため、全体火力としては強力な部類に入ります。3枚見せるだけでもパワー9000、4枚見せることができたらパワー12000までのユニットを破壊することができるため、できる限り手札にバスターカードを持っておきたいです。 実践ではバスターの割合の関係で2枚くらいが普通になりうそうですが、それでも6000ダメージになるため十分強いと思います。

 

 

一徹の信奉者 マフディ

ノーマルのユニットで効果はありません。

今まで総コストが1のユニットは何枚か出ましたが、効果がないバニラユニットは初めてです。効果はありませんが、他の2体を比べると素のパワーが高く攻撃の制限がない代わりに他の効果でダメージ数を増やさないとライフにダメージを与えることはできます。ただし属性に神兵を持っているので、神兵デッキなら採用する余地はありそうです。

 

招来する使徒 ティシェリー

バスターのユニットで効果は2つあり、自動効果でこのユニットが登場したとき、自分の山札を上から3枚見て、その中から総コストが4以下のエースカードを1枚まで登場させ、残りを望む順で山札の一番下に置きエンドフェイズ開始時に登場したユニットを手札に戻し、もう一つは覚醒後の自動効果でパワーを3000します。

一つ目の効果がこのユニットの本体で、総コストが4以下のエースユニットをフィールドに出すことができます。通常の効果ですが直接出すのでテリトリーの解放はできませんが、エンドフェイズ開始時に手札に戻すため、次のターンでテリトリーを解放することができます。狙ってエースユニットを登場させることは難しいですが、登場させることができればかなり有利になります。なお、第四弾までのカードプールで出せるエースは以下の4枚で全色に存在します。

  • 傲岸なる賢者 ネフェルクセス
  • 九頭竜・羽ばたく者 アイリス
  • 堕ちたる極光 アルケルード
  • 無双の戦鎚 メリッサ

 

守護巨人 オリグドール

ノーマルのユニットで効果は1つだけで、自動効果でこのユニットが登場した時、相手は各プレイヤーは自身の墓地のカード全てをリムーブするか、そのターン中このユニットのパワーを+8000するか選びます。

効果自体は相手依存なので狙った効果を使えませんが、ブルームなど墓地依存したデッキに使うことができれば、パワー10500のユニットの登場を許すか墓地のカードをリムーブさせるかを選ばせることができるため、地味な嫌がらせになると思います。TMGなど他カードゲームのようにサイドデッキの制度があれば採用されそうな感じはします。

 

 

随従の清風 ロディネ

バスターのユニットで効果は2つあり、一つは自動効果でこのユニットが登場したとき、自分のエースを対象としてそのターン中対象のパワーを+3000し、もう一つは覚醒後のクイックタイミングの起動効果でこのユニットをリムーブすることで、自分のエナジーを3枚対象とし、自分のフィールドにエースがいるなら対象をスタンドします。

一つ目は登場時にエースユニットのパワーを+3000する効果で、ライオネルなどのパワーを上げるなどい色々な使い方ができます。

もう一つがこのユニットのメイン効果で、自分のフィールド上にエースが存在するならエナジーをスタンドすることができます。リムーブするため何度も使用できませんが、3エナジーあれば軽量の除去コマンドの使用はできるため、このカードを出しておいて事前にエナジーを立てておけば何かの役に立つかと思います。また、コストがこのユニットをリムーブするだけなので、除去の対象になったときに能動的に対から外すことができます。

 

強かな連携

ノーマルのコマンドで、このターン中自分のユニット全てに「⁅自動⁆このユニットがアタックした時、あなたの赤のユニットを1枚対象とし、あなたの山札を上から1枚、+1000オーラとして対象につけてよい。」を付与します。

この効果自体はそこまで強い効果ではなくただの追加効果を付与するコマンドです。効果自体はすべてのユニットに付与できますが、オーラを付けることができるのは赤のユニットだけです。ですが、別記事で紹介する予定の精錬技術と組み合わせことで赤3含む4エナジー、もしくは赤1枚と赤2無1あれば山札の上からユニットの数だけ山札の一番上のカードをオーラとして付けて、そのうちの1枚を手札に加えることができる疑似サーチ的ができます。任意のカードをサーチできる効果は第四弾時点ではまだないので十分実用的なコンボだと思います。

 

深き森の大穴

ノーマルでかつショットトリガーのコマンドで、自分のエナジーゾーンの総コストが3以下のユニットカード1枚を対象とし登場させます。

3枚目の赤お得意のエナジーから登場させるカードです。他2枚と比べて選べるユニットのコストの範囲が少なく、このコマンドより総コストが低いユニット1枚しか選べない代わりに、ショットトリガーが付いています。

ショットトリガー使えるのは大きなメリットで、特に相手の攻撃中にブロック用のユニットを用意できるのは大きいです。総コストが3のユニットであれば特別な理由がない限りどのデッキでも入っているので、再序盤でエナジーが少ない時以外だと腐ることは少ないと思います。

 

 

最後に

今回は以上です。第四弾のカードを見てみると、リノシスなど今まで登場したカードの調整版やリメイクが多い感じがしました。他にも代替コストのカードに関しては面白そうなカードが多かったのですが、それだけでも1記事にできるくらいの分量になったため、別途記事を作成します。

今回はスターターも一緒に発売しますが、スターターは属性デッキなので汎用カードは少なく、売り切れる心配はないと思います。なので興味がある人は是非とも買ってみてください。