今回はビルディバイド第三弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
ビルディバイドの第三弾が2022/2/2に発売しましすが、発売前にカードリストが公開されました。そのカード一覧を眺めていたところ、なんか面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。泥沼の死闘に関しては余りにも書きたいことが多かったので別記事にします。
黒
ノーマルのユニットで、自動効果で自分のライフがレッドゾーン*1になったときに自身を破壊することで、総コスト5以下のユニットを対象にして破壊することができます。
場に出ておりレッドゾーンになったときと総コストが5以下のユニットまでしか対象にとって破壊できないと条件は厳しく、イシュタルテ以外だとうまく効果を使えませんが、場にさえ出しておけば速攻相手の抑止力になるのは強いと思いました。
ただし、バスターをめくってダメージを受けた場合の判定がどうなるかによって評価がかなり変わってくると思います。
また、相手のユニットだけでなく、自分のユニットも破壊できるので、エンダイヴなど破壊時に効果を使えるユニットと組み合わせることで何か面白そうなことができそうです。
バスターのユニットで、覚醒時の自動効果でこのユニット登場時に自分ライフを前から3枚みて、総コストが6以下になるように禁忌属性以外のユニットカードを選びこのターンのみバーサークを付与した状態で登場させ、それ以外を墓地に置く効果です。
コストが高いのと、ライフを犠牲にするデメリットはありますが、イシュタルテで使うならテリトリー効果を使うことでデメリットなしで6コスト以下の好きなバスターユニットを登場させることができます。
選ぶユニットは禁忌とコスト以外の制約はなく、自身も2ヒットあるので、ほかのエースでもとどめを刺したいときなどで使えると思います。
因みに、防御的に使うにしても、デコイユニットを選んで登場させることでライフロスやバーサークのデメリットを相殺することもできます。
ノーマルのユニットで、自動効果で山札かライフから墓地に置かれたとき、自分のライフがレッドゾーンなら墓地からこのカードを手札に加えることができます。
書いてあることはシンプルで、ユニットとしての性能はパワー2000、ヒット1と低いですが、このカードの真価はデッキやライフから墓地に行ったに条件付きですが手札に戻ることです。手札に戻ればエナジーとしても使うことができて、最悪ユニットとしても使えるのでステータス以上の活躍はできると思います。ただし、ライフがレッドゾーンの時は盤面的に結構きついことが多いと思うので、ユニットとしては少し使いづらいかもしれません。
また、この効果は相手から攻撃を受けた時だけでなく、自分でライフを墓地に置いたときにも効果を使えるため、ライフを捨てるカードのデメリットを抑えることもできます。
因みに自分は条件とかがあってもデメリットを相殺できるカードやプラズマ・コフィンのようにライフから手札に戻るカードに対しての評価が高めです。
青
ノーマルのユニットで、ノーマルタイミングの起動効果でこのカードをレストすることで自分の手札の総コスト3以下のコマンドカードを1枚コストを支払うことなく使うことができます。
青お得意のコマンド踏み倒しカードの一枚で、場に出した時から効果を使うことができ、場に残っていれば毎ターン3コスト分エナジーを浮かせることができます。
また、強制接続と一緒に使うことで4エナジー目から総コスト5以下の好きなコマンドカードを踏み倒すことができます。手札は消耗しますが今後コンボパーツとしても使われる可能性は高そうです。
ノーマルでかつショットトリガーのコマンドで、トリガーで使用した場合は次両方の効果を、それ以外は次のうち片方の効果を使うことができます。一つは墓地にある自分のショットトリガーのコマンドカードを1枚リムーブしてその効果をコピーし、もう一つは自分のエナジーゾーンのショットトリガーのコマンドカードを一枚リムーブしてコピーすることができます。
青お得意のコマンド踏み倒しカードの一枚で、こちらは5コストで墓地かエナジーのショットタイミングのコマンドカードを使用することができ、このカードをショットトリガーで使用した場合は両方使うことができます。
このカードの強みは再利用できない代わりに、手札になく、エナジーや墓地に落ちたショットトリガーのカードを使うことができるため、今使いたいけど墓地やエナジーに落ちてて使えないショットカードを選んで使うとより効果が発揮できそうです。
因みに両方の効果を使えるのはこのコマンドが初で、今後条件なしでも選べるカードは増えそうな気がします。
ノーマルのコマンドで、相手がテリトリーを解放しているならエナジー1枚を墓地に置きます。
ハンデスがついに出たと思ったらランデスまで出てきました。
ランデスはハンデス以上に脅威で、DMやMTGをプレイしている人ならその脅威はわかると思います*2*3。
このカードの使い方は主に相手のエナジーを削ることで相手の動きを制限することです。特にアイオラでバルバビロンの効果で複製した場合は相手のエナジーを2枚墓地に落とすことができるので大きく動きを制限できます。このカードだけで専用のデッキが組めると思います。
ベルティガはそこまで痛手ではないかもしれませんが、他のエースの場合だとエナジーがないだけで大分動きにくくなると思います。
ついでに相手だけでなく自分のエナジーも対象にできるので、エナジーに落ちたカードを墓地に置いて墓地回収カードで手札に回収することもできます。
白
バスターのユニットで、効果が2つあり、一つは自動効果で自分のテリトリーが解放されたターンに自分ユニットがアタックしたら、このユニットをレストすることで、相手ユニット1体を対象にして、それがアタックしたユニット以下だった場合に手札に戻すことができ、もう一つは覚醒時のノーマルタイミングの起動効果で、1ターンに一度だけユニット1体を対象にそのユニットのパワーを+3000することができます。
覚醒時の起動効果はおまけで最初の効果が本体となります。この効果は覚醒時の効果ではないため、序盤にユニットが攻撃したときにパワーが低い相手ユニットを手札に戻すことができるので、序盤で有利を作ることができます。勿論後半でもテリトリー解放時であれば、相手のチャンプブロック用のユニットをどかすことができるのでうまく使えばかなり強力な効果だと思います。
このユニットは一見するとネフェルクセスのサポートカードですが、泥沼の死闘を使うことでネフェルクセスやほかのアサルトテリトリー以外でも有効に使うこともできます。
バスターのユニットで、効果が2つあり、一つはジャッジメントでもう一つは覚醒時の自動効果で自分のジャッジメントを持っているユニットが攻撃したとき、そのターン中パワーを+3000する効果です。
このジャッジメントですが、効果範囲が今までのジャッジメントと異なっており、相手のユニット登場時と相手のコマンドカード使用時にカウンターがたまるようになっています(Twitterでほかの人がしてた新カードのツイートを見るまで気が付きませんでした)。ほかにも今回出たジャッジメントは神聖獣 ヴォーパル・オーリスのみですが、こちらはコマンドカードプレイ時にカウンターがたまるため既存のジャッジメントと差別化ができそうです。特にジャッジメント持ちはコマンドで除去されることが多いのでそのけん制になるのは個人的にはうれしいです。
ノーマルでかつショットトリガーのコマンドで、自分の山札から総コストが3以下のユニット一枚まで登場させ、残りを好きな順番でデッキの一番下に置きます。
デッキからの踏み倒しカードの1枚で、総コストの制限がある代わりにコスト以外の条件がないコマンドとなります。3コスト以下でも優秀なカードは多く、ナディアやベストーラなどを出せるだけでも強力ですが、3枚から選べるので、他のデッキ踏み倒し系のカードと比べてもかなり柔軟に使えるコマンドになっています。
赤
ノーマルのユニットで、永続効果でこのカードがダメージを与えたユニットは、そのターン中に破壊される際に代わりにリムーブします。
イーファと全く同じテキストで、イーファと違って総コストが高い代わりに素のパワー8000、ヒット数が2とユニットの性能としてはこちらの方が上です。また、赤は格闘させるカードが多いため、青以上に使いやすいと思います。
このユニットのおかげで赤青でリムーブカード8枚体制で積むことができるので、破壊されたときに発動する効果をかなり抑制できそうです。
クイックのコマンドで、自分のユニットと相手のユニット1体を対象にダメージを受けていないなら格闘を行う効果を1回もしくは2回使えます。
効果自体は他の格闘カード比べても弱めですが、同じ効果を繰り返し使えるのはこのカードが初で、2枚分の効果を持っているため、格闘だけが目的ならこのコマンドを入れるのはアリだと思います。
最後に
以上です。今回は黒と青のカードのインパクトが強すぎて、逆に白と赤のカードは強いカードはあったのですが、少しインパクトが薄い感じがしました。
今回第三弾は予約したのですが、amazonで予約したので発売日に届くかどうか心配です。一応カードショップでも予約しているので、前回のように色々な店を駆け巡る必要がなくてよかったです。