イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

ビルディバイド第五弾個人的注目カード

今回はビルディバイド第五弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第五弾が2022/6/3に発売しますが、発売前にカードリストが公開されました。今回もカード一覧を眺めていたところ、面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。また、白のオーラが登場したり、他の色のオーラにも新しいオーラのつけ方が出たので時間があれば別途記事にしたいと思います。

第四弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

トキシック・スプリンクラー

ノーマルのユニットで効果は一つだけあり、自動効果でこのユニットがバトルする時、そのバトル終了時にこのユニットを破壊する効果を持ちます。

自壊効果を持つデメリット持ちのユニットですが、パワーが通常ユニットの中ではペインフル・ローマーと同等のパワーを持っており、相手がテリトリーを解放するまではバスターユニットのパワーを上回るため除去カード感覚で使うこともできます。デメリットの自壊もライフにアタックするときは発動しないのでバトルをしない場合はペインフル・ローマーよりはデメリットは軽いです。ただし、ペインフル・ローマーはライフと山札の2枚を墓地に送ることができるため、墓地肥やし目的ではあちらの方が勝ります。ペインフル・ローマーは墓地肥やし、このユニットはどちらかというとユニット除去目的での採用になりそうです。

 

未曾有の惨劇 アルゴラ

バスターのユニットで効果は1つだけあり、自動効果でこのユニットが登場した時、自分の山札から3枚墓地に置くことができ、置いた場合は置いたうちのユニット1枚につき相手ユニット全てのパワーを-2000する効果です。

総コストが減って墓地肥やしができるようになった代わりに確実性が無くなったリヴァワードで運よく3枚ともユニットだった場合はパワーを-6000できますがすべてコマンドだった場合はパワーを減らすことができません。リヴァワードの代わりにするのは難しいですが、このユニットは叫喚の処刑場とのシナジーが前提かと思いますので、叫喚の処刑場を使う場合はリヴァワードと選択になりそうです。

 

烈斬竜 ジュナイド

ノーマルのユニットで効果は一つだけあり、永続効果でこのユニットはスタンドしている相手ユニットにもアタックすることができます。

スタンド状態のユニットにアタックできるユニットは総コスト5でエースのマーギュリス、総コスト3でバスターの血響きのアリアに続き3枚で、こちらは中間の総コストが4となっています。テリトリー解放後はこのユニットのパワーが一番低くなりますが、テリトリー解放前であればパワー5000でも倒せるユニットも多く、スタンド状態のユニットでテリトリー解放前に倒しておきたいユニットがいたらこのユニットで除去するのもありかもしれません。

 

バーニング・トーメント

クイックでかつショットアイコンのコマンドで、相手のユニット1枚を対象としてパワーを-4000するか、自分の墓地に10枚以上カードがあった場合は相手ユニット1枚を対象としてパワーを-8000することができます。

条件付きで効果が強くなるコマンドですが、このコマンドは墓地にカードが10枚あれば相手ユニットのパワーを8000下げることができるため、墓地にカードが貯まりやすいデッキでは呪術師の謀略の代わりとして採用できます。ただ、黒のテリトリーだとマーギュリスのテリトリーや叫喚の処刑場だと問題なく使えるのですが、それ以外のテリトリーは墓地が減ることが多い*1ため正直に呪術師の謀略を使った方がよさそうです。

 

仕向ける者 エルム

バスターのユニットで効果は2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で、このユニットをレストすることで手札の総コストが3以下のコマンドカードを1枚コスト支払わずにプレイすることができ、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットが登場した時に自分のライフの先頭を確認して墓地に置くことができ、墓地に置いたら山札をシャッフルして山札の上から1枚ライフに置く効果です。

迫撃重砲 ドーリスとディアメディック ナタリアを足してバスター化させたようなユニットですが、このユニットはPSY属性を持っているのでPSYデッキに組み込めるのがメリットです。コマンドを踏み倒す効果はテリトリー解放前でも使用できるので目覚める超常を踏み倒すだけでもこのユニットの役割は果たせるかと思います。覚醒後の効果も次に削られるライフがバスターなら取り換えるのも手ですが、あえて取り換えないことで相手に心理戦を仕掛けることもできます。

 

狙い撃つ者 リンド

バスターのユニットで効果は2つあり、一つは自動効果でこのユニットが登場した時カードを1枚引くことができ、もう一つは覚醒後のノーマルタイミングの起動効果で手札のコマンドを2枚+1000のオーラとしてこのユニット付けることでユニット1枚までを対象として対象に8000ダメージを与える効果です。

コストが上がったナディアのような効果ですが、PSY属性を持っているのでPSYデッキに組み込めるのがメリットです。覚醒後の効果もアイリスであれば手札を2枚交換できるので火力用のカードとしても十分な性能があるかと思います。カリーミアの場合はドロー効果をメインで使って、火力の方は詰めの段階で使うことになりそうです。

 

ボルトオンアタッカー クレア

バスターのユニットで効果は2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で1ターンに1度青1を支払うことで山札の一番上のカードを1枚+1000のオーラとしてこのユニットに付けることができ、もう一つはノーマルタイミングの起動効果でこのユニットからオーラを1枚捨てることでこのターン中このユニットのパワーを+3000する効果です。

山札からオーラを付けることができるユニットですがPSY属性ではなくグラド属性となっています。グラドなのでPSY属性シナジーはなくPSY属性のサポートも受けることはできませんが、素のパワーが高く、オーラを付けるだけでも起動効果を使ってパワーを上げても十分活躍できそうです。また、オーラを捨てる効果はーラの枚数分効果を使うことができます。因みに、現時点で青のカード唯一のPSY属性に関係がないオーラ関連の効果を持つカードとなります。この場合のオーラのイメージは砲弾でしょうか。

 

レディコマンドー メイ

バスターのユニットで効果は2つあり、一つは覚醒後効果のブリッツで、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットが登場したとき、自分の手札のバスターアイコンのカードを望む枚数公開し、そのターン中公開したカード1枚につきパワーを+4000し、2枚以上公開していたらヒット数を+1する効果です。

このカードはPRとありますが第五弾のボックス特典のカード*2なのでこちらに追加しました。どちらも覚醒後効果なので覚醒前はバニラユニットですが、覚醒後であれば登場したターン限定でパワー10000以上のユニットにもなります。おまけに2枚以上公開していたらヒット数も2になるので叫喚の処刑場対策にもなります。おまけにブリッツもあるのでユニット同士の戦闘にも強いです。

 

日輪精霊 ソルレ

バスターのユニットで効果は2つあり、一つは自動効果で自分のアタックフェイズ開始時に自分のフィールド上に白のユニットがいるなら山札の一番上のカードを1枚+1000のオーラとしてこのユニットに付けることができ、もう一つは覚醒後のクイックタイミングの起動効果で1ターンに一度このユニットに付いているオーラを1枚捨てることで、手札からプレイしたコマンド1枚を対象として、相手が無2を支払わない場合はそのコマンドを打ち消して墓地に置きます。

ついに出ましたコマンドを打ち消すことができるユニット。MTGに近づいている気がします。

オーラを付ける効果はテリトリー解放前でも使えますが、コマンドを打ち消す効果はテリトリー解放後の効果です。打ち消し効果はクイックタイミングで使えるため、相手ターンにエナジーを使わずにコマンドを打ち消せるのは結構強いと思います。ただし、打ち消すための条件はやや厳しく、単体で満たす場合は自身以外に白のユニットが存在している状態でテリトリーを解放してアタックフェイズに入ってオーラを付けてからとなります。なので任意のカードをオーラとして付けることができる奪略の聖骸 サルワスールにオーラとして付けて運用するのがよさそうな気がしますが、その場合は自分のターンしか効果が使えないため、オーラとして運用するか単体で運用するかはその時の状況によって変わります。また、1ターンに一度しか使えないため、2枚目以降のコマンドはこの効果で打ち消せないこと、手札から使ったコマンドしか打ち消せないためショットトリガーやコピーしたコマンドは打ち消せません。

 

神威万雷碧空の楼閣ブレスド・パルウェイブ

こちらのコマンドはどれも白限定の代替コストを持っているので3枚まとめて紹介します。どのカードもクイックタイミングのコマンドですが共通の効果としてコストを支払う代わりに、自分の白のユニットを2枚レストすることでプレイすることができます。スタンドしている白のユニットが2枚あればユニットレストするだけでいいので単色であれば採用価値はあるかと思います。注意点としてはスタンド状態でないと代替コストを支払えないので自分のターン中だとアタックするタイミングなどは考えないといけません。相手ターン中に使いたい場合はターン終了時にスタンドするユニットと合わせることでいくらか条件は満たしやすくなるかと思います。

神威万雷はユニットを1枚対象としてそのターン中パワーを+3000することができるため、火力効果などに対して強くなります。

碧空の楼閣は自分のユニット1枚を対象として自分の白のユニットが3枚以上なら対象をスタンドすることができるため、大型ユニットをスタンドできれば自分・相手ターンのアタック中問わず圧力をかけることができます。

ブレスド・パルウェイブは手札からプレイされたコマンド1つを対象としてそのコマンドを打ち消して墓地におけるため、手札から使用された不意の除去からユニットを守ることができます。

 

 

雪嶺の志士 ラパルザ

バスターのユニットで効果は2つあり、一つはバーサークで、もう一つは自動効果でこのユニットが破壊された時、自分のエナジーゾーンの「闘争本能」か「猛者出陣」を1枚まで対象として対象を手札に戻す効果です。

恐らくエナジーにある指定したカード名を持つカードを手札に戻すことができる初のカードで、エナジーにある指定したカードを回収することができます。どちらのカードもコマンドで、赤のエナジー回収はユニットが殆どなのでコマンドを回収できるカードは珍しいと思います。

 

不可侵の穴蔵

クイックのコマンドで、代替コストとして手札の赤のカードを1枚リムーブして赤1を支払うことでプレイでき、自分のユニット1枚を対象として対象をレストでエナジーに置き、次のターンエンドフェイズ開始時にエナジーゾーンから置いたカードを登場させる効果です。

対象のできるユニットに指定がないため、基本的には自分のユニットを除去やバトルから守るために使用します。応用として登場時効果を使いまわしたり、エナジーゾーンから登場した際の効果を能動的に使用するために使うこともできます。因みに創霊器・青鳳でユニット化したコマンドを対象にした場合はエナジーゾーンではコマンドなので登場させることはできないため対象不正で処理ができないと思われます(要裁定確認)。

 

不平分子

ノーマルでかつショットアイコンのコマンドで、自分のエナジーゾーンの総コスト5以下のバーサークを持つユニット1枚を対象として、対象のユニットを登場させる効果です。

赤お得意のエナジーゾーンからユニットを登場させることができるカードで、ノーマルですがショットトリガーなので相手ターンに出せれば総コスト5以下のバーサーク持ちのユニットを出すことができてしかもブロックに回すことも可能です。

 

メテオ・ストライク

クイックのコマンドで、代替コストとして自分の赤のユニットからオーラを1枚捨てることでプレイでき、自分のユニットを1枚対象として、そのターン中パワーを+3000する効果です。

このコマンド赤限定の代替コストで、オーラを捨てるだけですが赤のオーラを付けるカードを採用していないと代替コストの支払いは難しいですが、エナジーなしで使用できるのは強いと思います。ただしエナジーを支払って使用する場合は他にも優秀なコマンドがあるため、このコマンドを採用するのは主にメリッサのデッキになりそうです。

 

最後に

今回は以上です。第五弾のカードを見てみると、初登場のテリトリーをサポートするカードや前弾で登場したエースをサポートするカードが多い印象がありました。また、背景ストーリーが関係しているのか、ジャッジメント系のカードが1枚も収録されていなかったのは少しショックでした…。

今回はボックスは店頭で10ボックス、ヨドバシ.comで1ボックス予約しているため難なく手に入りそうです。ヨドバシで予約したのはアマゾンだと発売日に配送されなかったので、他のサイトだとどうなるかの検証も兼ねています。

*1:ブルームはテリトリー自体は墓地が貯まりやすいがブルーム自身の効果のせいで墓地が10枚以下になりやすい。アルケルードのテリトリーはユニットがオーラ化するので墓地が貯まりにくい。猟奇と倒錯の居城はバスターユニットをライフにするため一時的に墓地が少なくなる。

*2:カードリスト公開時に追加されていたのと、第五弾環境の大会プロモの一覧になかったのでボックス特典と判断。