今回はビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」のエース、覚悟の旅路 エルリック兄弟に関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回はビルディバイドのタイアップブースター「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」に収録される新エースの覚悟の旅路 エルリック兄弟について書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットは赤3無4の7コストのバスターアイコンを持つエースユニットとなっています。また、称号は鋼、カードの種類はユニット、エース、アメストリス国軍の紋章*1で、属性は人間と別枠で≪エド≫≪アル≫持っています。
パワー7000、ヒット数は2で総コスト7のユニットとしてみるとやや低めなステータスとなっています。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つは自動効果でこのユニットが登場した時に自分のエナジーゾーンのアメストリス国軍の紋章を持つカードを2枚まで墓地に置きそのカード1枚につき自分の山札を上から1枚レストでエナジーゾーンに置く効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックした時に等価交換3を2回まで行うことができる効果です。
一つ目の効果はエナジーゾーンのアメリストリス国軍の紋章を持つカードを2枚まで墓地に置いて山札からカードをレストでエナジーゾーンに置く効果です。自分のエナジーゾーンのカードを墓地に置く効果はあまりなく、アマミナや即応体制のようにエナジーゾーンにカード置いてから墓地に置く効果はありましたが、エナジーゾーンのカードを墓地に置いてから山札からエナジーゾーンに置くカードは初となります。「2枚まで」と記載があるので1枚だけ墓地に置くこともでき、1枚も墓地に置かないことも可能です。基本的にはこの効果でエナジーゾーンのカードを入れ替える時にテリトリーの鋼の錬金術師の錬成カウンターを貯めるのに使うことになるかと思います。また、この墓地に置くカードはカードタイプは問わないため、ユニットを墓地に置いて回収したり、コマンドを墓地に置いて等価交換用に使うことも可能です。
もう一つの効果はアタック時に等価交換3を2回まで行うことができる効果です。国家錬金術師 エドワード・エルリックとは異なり「2回まで」と記載があるため1回だけ等価交換3を行うこともでき、等価交換3を1回も行わないことも可能です。基本的にはテリトリーの鋼の錬金術師の等価交換を使用した際のパワー増加効果木出来使うことになり、等価交換3は2回使えるのでパワーを10000まで上げることも可能です。また、等価交換3で総コスト3のコマンドは呪術師の謀略や新兵器開発など使いやすいコマンドがあるのでそれ目的で使用するのもありかと思います。
3.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、能動的にエナジーゾーンのアメストリス国軍の紋章を持つカードを墓地に落とすことができるユニットであることを活かすことになるかと思います。
基本的にはハガレンタイアップのテリトリーに入れてエナジー内にある有用なカードを墓地に落とす目的で使うことになりそうです。特に等価交換の効果で使いたいカードがエナジーゾーンにある場合は回収が難しいので、そのカードを能動的に墓地に置けるのは大きいです。ただ、総コストが高いため2～3枚程度に採用にとどまりそうです。
また、初の総コスト7のエースユニットですが、現時点では総コストが高いことがメリットになるカードがないことと、アメストリス国軍の紋章があるカードが少ないと効果が適用できない場面が多いため、ハガレンタイアップ以外のカードを多用するデッキでは優先度は低そうです。
最後に
今回は以上です。このユニットは初の総コスト7のエースユニットであり、初の別枠のカードタイプが2種類あるカードとなっています。どちらの効果もダイナミックな効果ですが、どちらかというと称号が鋼のテリトリーで活きる効果になっていますが、条件付きですがエナジーゾーンのカードを墓地に落とせるのは結構大きい感じがします。
今回アル単体がエースになるかと思ってましたが、見事に予想が外れました。あとURは各色に1種類はありそうなので他の色が誰になるか楽しみです。
*1:カードではアイコン表記ですが、このブログではアメストリス国軍の紋章と表記とします。
