今回はビルディバイド第10弾のエース、白狼衆の伝承者 朝顔に関して書いていきます。
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はじめに
今回は第10弾に収録される新エースの白狼衆の伝承者 朝顔について書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコスト黒1赤3無1の5コストのエースユニットとなっています。また、称号は白狼姫、属性は人間を持っています。
パワーは5500、ヒット数は1で総コスト5のユニットとしてみると標準的なステータスとなっていますが、自力でパワーを上げる手段があります。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で1ターンに一度赤1を支払うことでこのユニットのパワーを+3000する効果で、もう一つは覚醒後のノーマルタイミングの起動効果で自分のテリトリーを解放したターンに起動することができ、このユニットをレストして自分の手札を2枚捨てることで相手ユニット全てにこのユニットのパワーと同じダメージを与える効果です。
一つ目の効果はノーマルタイミングで起動できる自身のパワーを上げる効果です。パワーの上昇量で見ると赤1としては効率がいいですが、ノーマルタイミングでしか使用できないので基本的にはバトル前に使用するかもう一つの効果と併用して使うことになります。
もう一つの効果はテリトリーを解放したターン限定で手札2枚捨ててこのユニットをレストすることでこのユニットのパワーと同じダメージを相手ユニットに与えることができます。そのまま使うと手札2枚も捨てるのに対して5500ダメージしか与えることができません。ですが、専用のテリトリーの魂霊招来・百段御明であれば1ターンに2エナジー置くことができるので、3ターン目にはエナジーが6枚になっているので一つ目の効果と合わせることで自力で8500ダメージをばらまくことができ、コストにした手札もテリトリー効果で回収することも可能です。この効果は至純なる聖廟と同じく破壊されても破壊された時点のパワーを参照するので破壊してもダメージを与えることができますが、パワーを減少する効果などを使われた場合はその減少分ダメージが減り、パワー減少量が自身のパワーを上回った場合はダメージが0になります。注意点としてはこの効果がノーマルタイミングでしか使用できず、一つ目の効果もノーマルタイミングなので相手に妨害されやすいです。なのであえてパワーを上げずにそのままダメージ効果だけ使うのもありです。因みにこの効果の起動に回数制限がないため、何らかの手段でこのユニットをスタンドすることができ、手札コストを支払うことができればもう一度効果を使うことができます*1。
3.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、自力でパワーを上げることができる黒赤のエースユニットであることを活かすことになります。
専用のテリトリーで使う場合は相手ユニットを一掃することが可能ですが、それ以外のテリトリーで使う場合は自身のパワー上昇効果を活かすことになります。現在黒赤にエースは第9弾時点で3種類存在していますが、いずれもパワーが5500となっています。ただ、このカードは自身のパワーを上げることはできる上にデメリットもなくバスター枠も割かなくていいので、ライオネルなど赤のカードの割合が多いデッキで採用する場合はこのカードの優先度は高くなりそうです。
最後に
今回は以上です。今回は黒赤のエースでテリトリーを解放したターンに全体火力をばらまくことができるユニットとなります。ただ、その分手札消費が激しいので、テリトリー効果の手札補充と合わせて手札管理をしながら戦う感じになりそうです。
今回新規のエースかつ新規のテリトリーですが、魂霊招来・百段御明の表前を見ると3人いて、恐らくルナティック・アンティークと同様に複数エースが存在するタイプのテリトリーかと思います。恐らく残りの2人の名前は昼顔、夕顔になるのではにかと思います。
*1:この記事を書いている時点では任意のユニットをスタンドできるカードは碧空の楼閣しかなく白のユニットを3枚用意する必要があるので、このユニットを採用しているデッキだと実現は難しいです。