イルガの趣味ブログ

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ビルディバイドの新エース、傲岸なる賢者 ネフェルクセスに関して

今回はビルディバイド第三弾の新エース、傲岸なる賢者 ネフェルクセスに関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回は1/22に公式から発表された新エースの傲岸なる賢者 ネフェルクセスについて書いていきます。

観点としてはテリトリーの種類やエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。

※画像は公式Twitter から持ってきました。

 

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1.テリトリーの種類

テリトリーの種類はアサルトテリトリーで、第三弾で新たに追加されるテリトリータイプとなります。

ユニットとしての性能はパワー4000、ヒット数1でメギドラグ同様弱めのユニットとなっています。メギドラグと違い自身の効果があるため、戦闘除去はされにくい代わりに除去には弱くなっています。ただし、パワーはエースの効果などでパワーを上げるのが前提のため、デッキ構成でカバーできる範囲かと思います。

アサルトテリトリーの仕様や特性などに関しては以下の記事で書いてますのでそちらを見てください。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

2.ユニットについて

ネフェルクセスのコストは白1無3の4コストなので今までのエースの中で一番コストが低いエースとなります。コストが観測者と同じ4なので後攻だったとしても相手よりも早くテリトリーが解放できる可能性があるだけでも十分メリットです。また、白が1しか必要としないので、ほかの色を多く混ぜてもテリトリーが解放できないってことがないのもメリットかと思います。ただし、ほかのエースと比べてコストが低いため、コストを参照する効果には滅法弱く、各色にはコスト5以下を参照するカードがいくつもあり、特にコスト4以下の効果の範囲内に入ってしまうため注意が必要です。

また、パワーは3000、ヒットは1のため、同コストのユニットとしてみるとかなり弱めとなっています。同じコスト帯のユニットと比べても素のパワーが低めなため、簡単な火力、弱体化を受けるだけで除去される可能性が高いため注意が必要です。それでも最速で登場したときは序盤で2体ユニットが増えるため、損害無視で速攻でライフを削りに行くのもありかと思います。

 

3.ユニットの効果

ユニットの効果は2つあり、永続効果でターンエンド時にパワーが10000以上のユニットが存在する場合はこのユニットをスタンドし、覚醒後効果はノーマルタイミングの起動効果で、1ターンに一度対象を指定してターン終了時までパワーを+3000して、対象のパワーが10000以上なら1ドローします。

永続効果は後述の効果を利用した後に相手ターンでユニットから攻撃をされにくくする効果があります。ただし、スタンド状態の時だけ使える除去もあるため、メリットにもデメリットにもなります。

覚醒後効果はこのエースの肝となる効果となります。パワー3000アップなのでこの効果単体では後述のアサルトテリトリーに使っても効果は薄いですが、ほかのカードを使うことで真価を発揮します。Twitterでも話題になりましたが、プロモカードの隆盛の天使 レオノーラに対して使えばパワー7000なので簡単に条件を満たせるだけでなく、レオノーラの効果でほかのユニットのパワーも6000上がるので一気に制圧力が上がります。レオノーラがなくてもパワーを3000上げるユニットや効果があればアサルトテリトリーのパワーも10000を超えるため、10000にするのはそこまで難しくなさそうです。また1ドローできるため、手札が不足しがちな白にとってはありがたい能力となっています。

 

 

4.テリトリー効果

テリトリー効果も2つあり、一つは自動効果でパワーが10000以上のときヒット数1増やし、もう一つも自動効果でターン終了時にスタンドにする効果です。

一つ目の効果はエース単体の効果だと10000以上にするのは難しいですが、デッキを組むとしたらパワーを上げる手段を多く入れる必要があるため、達成条件はそこまで難しいとは思いません。

もう一つの効果はエースと違い無条件でスタンドするため、相手から攻撃を受けにくいです。ただし、スタンド状態でも攻撃できるユニットはいますし、メギドラグと違い除去効果には弱いため、簡単に除去される可能性は高いです。

見落としがちですが、アサルトテリトリーが閉じると解放効果が使えなくなるため、バスターカードの解放効果とこのユニットの解放効果が使えなくなって大幅に弱体化する点は注意です。

 

 

5.ほかのテリトリーとの相性

ほかテリトリーとの相性ですが、パワーが3000しかないこと、効果がパワー10000のユニットがいないとスタンドできないため、単体で起用するのは他のエースと比べても難しいです。ただし、実用性があるかは別ですが、パワーが上がりやすいエースのブロック要因として入れてみたり、パワーを上げることができるテリトリーに入れてみるのは面白そうな気がします。

パワーが上がるエースでまず候補に挙がるのはダグラークで、テリトリーの関係でユニットが並びやすく、4体いればパワーが10000以上になり、ネフェルクセスで殴らなくてもダグラークで殴ることでレストされるので意外とありかと思います。シナジーはありませんが、断罪カンターを消費したときのマルグレアもパワーが10500になるので、ブロック要因にはできるかもしれません。

パワーを上げるテリトリーとしてはライオネルのテリトリーとはシナジーがあるかと思います。スタンドするにはテリトリー効果でパワーが10000以上になるユニットを採用する必要がありますが、そのユニットがいれば自身もパワーが6000になりますし、8エナジーあれば2ヒットもできるので悪くはなさそうです。シナジーはありませんが、パワーを上げるだけならイシュタルテのテリトリーでも可能で、こちらはバスターカードが墓地に5枚以上あれば確実にパワーが10000以上になるので、効果の発動はさせやすいかと思います。

 

 

以上です。このエースは現時点のエースの中で一番コストが低いエースのため、使う方も対処する方も色々考える必要があるエースかと思います。マルグレアやダグラークと違って序盤から動くことができるので、クラウディア以上のウィニー系のデッキを組むことができそうです。

また、ネフェルクセスは他のエースと性質が異なることもあって記事の構成を少し変えてみました。特にほかのエースより早くテリトリーを解放できて盤面を増やすことができるのは大きなメリットなので、今まで以上に序盤をしのぐ手段を用意しないときついかもしれません。