今回はビルディバイドのタイアップブースターのユニット、ワルプルギスの夜に関して書いていきます。
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はじめに
今回はタイアップブースターに収録される新ユニットのワルプルギスの夜について書いていきます。
観点としてはユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは赤1無8の9コストで、バスターユニットとなっています。色コストが赤1だけなので赤タッチでもデッキに入れやすいです。
パワーは11000、ヒット数は2で素のパワーとしては高めとなっています。後述の効果も併せてバトルでも活躍しやすい性能となっています。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つはバーサークで、もう一つは覚醒後の永続効果で全てのカードは墓地に置かれる代わりにリムーブされる(破壊された時も発動しない)という効果です。
一つ目の効果はこのユニットに関してはデメリット的な側面が強く、効果などでアタックが封じられない限りはブロックできなくなるので、このユニットだけだとブロックでもう一つの効果を有効に使うことができないです。
もう一つの効果がこのユニットの肝で、デッキ、手札、フィールド、エナジー、ライフゾーンから墓地に行く場合にリムーブされます*1。この効果がどれほど強いかというと、このユニットがフィールドにある限り墓地が増えないため、ブルームの起動効果や猟奇と倒錯の居城を始めとした墓地のカードを利用した効果が使いずらくなります。
おまけで「破壊された時も発動しない」も使えなくなるので、アンビション・イーターなどのカードの効果を封じることもできます。
以上を踏まえると、このユニットがフィールドにいるだけで与える影響力は大きいです。特に墓地や破壊関連の効果を持ったテリトリーに対しての影響が大きいです。以下がこのユニットの効果の影響を受けるテリトリーです。
- 瘴気の魔宮
- 審判の神殿
- 命運の遊技場
- 試練の巨塔
- 断罪の碑文
- 溶岩流雪の砦
- 猟奇と倒錯の居城
- 偽りの見滝原
どのテリトリーもこのユニットがいるだけでデッキコンセプトが崩壊しかねないので、優先的に除去をした方がいいです。
3.相性のいいテリトリー
このユニットを採用する場合は、カードの特性上、墓地に依存しているデッキや破壊された時の効果を封じる目的で採用することになると思います。また、コストが高く早めにフィールドに出す必要があるため、ランプ系のデッキで採用しやすいと思います。
タイアップブースターのテリトリーを見てみると、円環の理とはシナジーはあまりなく、偽りの見滝原とはこのユニットがフィールドに存在する限りは効果が使えないので相性は悪く見えます。裁定次第ですが、このユニットが破壊された時に他にこのユニットが存在しないならリムーブはされないと思いますので、このユニットを蘇生するだけに使うなら相性は悪くないと思います。
タイアップブースター以外のテリトリーで見てみると、バドラトスで踏み倒せるので火竜のアギトとは相性がよく、トリガー以外の対象にならず、破壊された時の効果を持つグラナディガとは選択になるかと思います。
火竜のアギト以外だとテリトリーとのシナジーはありませんが、赤交じりのデッキで墓地利用のメタ目的で採用するなら1~2枚採用するのはありかと思います。
最後に
以上です。今回は今までにない強力なメタ性能を持ったユニットが出てきたので記事にしました。リムーブにする効果は強力で、同じ色のスワロー・トードも一緒に採用すれば墓地利用するデッキに対してかなりプレッシャーを与えることができると思います。
最近は他のカードゲームにも手を出していたのであまりビルディバイドを遊べていませんでしたが、発売したらビルディバイドに集中したいと思います。
*1:今後エリアが増えた場合、注釈がない限り、そのエリアから墓地に置かれる場合でもリムーブされます。