今回はビルディバイド第10弾のエース、破竹の将星 アルタミラに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第10弾に収録される新エースの破竹の将星 アルタミラについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは赤5の5コストのエースユニットとなっています。また、称号は緋将軍、属性は人間を持っています。
パワーは5500、ヒット数は1で総コスト5のユニットとしてみると標準的ですが、色拘束が厳しい割には低いステータスとなっています。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つは永続効果でこのユニットではブロックできない効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットが破壊された時に自分の墓地の総コスト3以下で赤のコマンドカードを1枚まで対象として対象をライフゾーンの先頭に置く効果です。
一つ目の効果はこのユニットではブロックできない効果でデメリット効果となっています。このデメリットはもう一つの効果が破壊をトリガーとしているので、チャンプブロックで簡単に条件を満たすことができないようにするための制約かと思われます。
もう一つの効果はこのユニットが破壊されたら墓地の総コスト3以下の赤のコマンドカードをライフの先頭に置くことができる能力です。墓地に条件を満たすカードさえあればライフを回復することができる能力です。総コスト3以下で赤のコマンドであればいいため、ショットトリガーは勿論、総コスト3以下の黒赤や白赤のコマンドカードもライフに置くことができます。通常のコマンドでも問題ありませんが、基本的にはショットアイコンを持つコマンドをライフに戻すことになります(戻すことができるカードのうち、ショットアイコンを持つカードは次項に記載致します)。このユニットではブロックをすることができないため、能動的に破壊するには他の方法で破壊することになります。具体的にはこのユニット以上のパワーを持つ相手ユニットにアタックや格闘効果*1でダメージを受けて破壊される、効果でこのユニットを対象にして破壊するなどがありますが、幸い赤は格闘効果を持つカードが多いため比較的破壊しやすいかと思います。勿論手札やデッキにバウンスやリムーブゾーンに送る効果、エナジー送り効果ではこの効果を発動することはできます。また、大空洞の司令塔のテリトリー効果によってこの効果の条件を満たすコマンドは解決された場合はエナジーゾーンに置くことになるため、繰り返し効果を使用する場合はエナジーゾーンのカードを墓地に置く手段がないとライ利用は難しいです。因みに、この効果は任意効果なので、条件を満たすカードがある場合でも0枚を対象にしてライフにカードを置かないことも可能です。
3.このユニットの効果で戻すことができるショットアイコンを持つコマンドカード
以下、この記事を書いている時点までに公開されているカード(ブライトのカード含む)のうち、このユニットの効果でライフに戻すことができるショットアイコンを持つコマンドカードとなります(名称ルールカードは除外)。
赤
- 貪る密林
- 虚を突く一手
- ファイアーブレス
- 無垢なる願い
- ラプチャード・フレイム
- 独りぼっちは、さびしいもんな……
- 正面突破
- 戦いの合間
- 参ノ型 気炎万象
- 全集中!
- 砲弾の雨
- 密林の強襲
- うまい!
- 身を捨ててこそ
- 是・射殺す百頭
- 宝石剣 ゼルレッチ
- 痛みを押して
- 駆けつける増援
- フォールダウン
- 円の力
- はい、おいしー(ブライト)
- 悠久の時
- バカンス(ブライト)
- 魅惑の糖質(ブライト)
- 全人類の英雄?(ブライト)
- た~んと召し上がれ(ブライト)
- チャンバラのあとで
黒赤
- 水渦の怨呪式
- 出陣準備
- 不和の兆し
- 大刀 孤狼丸
- 秘剣 虚地擦り
- 予期せぬ襲撃
白赤
- 替えが利く親愛
- 金と銀の斧
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、ブロックができず色拘束が強い赤のエースユニットであることを活かすことになります。
このユニットはブロックもできず、エナジーも赤5を要求するので赤の比率が高いデッキ出ないのと採用しずらく、ブロックできないデメリットがあるのに対してパワーも特段高いわけではないため、専用のテリトリー以外では使いずらいです。ただし、今後赤の色指定コストを参照するカードや分六うできないことが条件となる効果を持つカードが出た場合であればこのカードも候補に挙がるようになるかと思います。
最後に
今回は以上です。今回は赤の新規のエースで、ブロックができない代わりに自身が破壊されることで墓地に条件を満たすカードがあるならライフの先頭に置くことができる効果となっています。テリトリー効果の関係で何度もコマンドをライフに置くのは難しいですが、確実にショットトリガーを仕込むことができるので相手にとっては厄介なエースになるかと思います。
今回は既存のデッキを強化するパックと聞いていたので、少し期待している部分があります。特に断罪カウンター関連の効果を強化してくれると個人的にはうれしいです。
*1:「互いのパワー分、ダメージを与えあう。」効果をこのブログでは格闘効果と呼んでいる。名前の由来はMTGの格闘から。参照元:格闘 - MTG Wiki