イルガの趣味ブログ

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【ビルディバイド】新エース、運命の紡ぎ手宿命の紡ぎ手 ブルームに関して

今回はビルディバイド第11弾のエース、運命の紡ぎ手宿命の紡ぎ手 ブルームに関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回は第11弾に収録される新エースの運命の紡ぎ手宿命の紡ぎ手 ブルームについて書いていきます。

観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。

※画像は公式Twitter から持ってきました。

 

 

1.ユニットについて

このユニットのコストは黒1無5の6コストのバスターアイコンを持つエースユニットとなっています。また、称号は七大罪 貪欲、属性は魔族と禁忌を持っています。

パワー5500、ヒット数は2で総コスト6のユニットとしてみるとやや低めなステータスとなっています。

 

 

2.ユニットの効果

ユニットの効果は2つあり、一つは自動効果で自分の他のユニットが破壊された時にこのユニットがレストしているならそのターン中このユニットのパワーを+5000する効果で、もう一つは覚醒後のノーマルタイミングの起動効果でこのユニットをレストして自分の墓地から色が合計3色以上になるようにリムーブすることで自分の墓地の墓地のそれぞれお共通の色を持たない「共振」属性のユニットを2枚対象として対象をレストで登場させる効果です。

一つ目の効果は自身のユニットが破壊された時にこのユニットがレストしているならパワーが5000上昇する効果です。発動タイミングと条件が限定的なので自発的に効果を使うことは難しいですが、このユニットがアタックした時などに別のカードの効果で自身のユニットを破壊することで一応自発的にパワーを上げることは可能です。

もう一つの効果は一度に2枚蘇生できますがコストと蘇生対象に制限がある特殊な蘇生効果です。

コストに関しては「このユニットをレストする」と「自分の墓地から色が合計3色以上になるようにリムーブする」の2つとなります。レストをするはそこまで気にすることではありませんが、問題は「自分の墓地から色が合計3色以上になるようにリムーブする」の部分で、リムーブする枚数は3枚だけでいいですが、その3枚の色の組み合わせが3色以上になるようにリムーブしないといけません。ただ、2色以上の場合はその両方の色を含むことになるので、意外とコストにできる組み合わせの幅は広いです。ただし、多色カードを入れることになるので、例として以下にコストにできる組み合わせを書きます

 

例1)

1枚目:黒のカード

2枚目:青のカード

3枚目:白のカード

 

例2)

1枚目:黒のカード

2枚目:青のカード

3枚目:白赤のカード

 

例2)

1枚目:黒青のカード

2枚目:赤のカード

3枚目:赤のカード

 

蘇生対象ですが、コストに比べるとこちらの方が制限が厳しくなっており、以下のようになっています。

  1. それぞれ共通の色を持たない
  2. 共振属性
  3. 2枚を対象

「1」ですが、書いてある通り共通の色を持つユニットを対象にとることができません。例えば黒のユニット1枚と青のユニット1枚を対象にとることはできますが、黒青のユニットと青のユニットを対象にとることはできません。

「2」は意外と厳しい条件で「共振」属性を持っていないと対象にすることはできません。共振属性自体は多色も含めて各色に存在しているので対象には困らないですが、バスターアイコンを持つユニットも多いのでどのユニットを採用するか選択が重要になっています(第10弾までの共振属性のユニット一覧は次項に書きます)。また、共振持ちのユニットは基本エヴォルで登場した時でないと効果が使えないユニットが大半なので、デッキに採用する枚数を間違えるとかなり厳しいことになります。

「3」ですが、条件ではありませんが一番注意する部分で、必ず2枚対象を対象にする必要があります。2枚対象にとることができない場合は効果の起動もできません。ただし、魂の価値などで片方が墓地以外の領域に移動した場合でももう片方を蘇生することはできます。

上記のようにコストや蘇生対象の制約は厳しいですが、2枚蘇生できるので効果を適用できたときの展開力は馬鹿にならないです。おまけに総コストの制約はないので大型ユニットを展開できれば制圧力はかなり高いです。因みに、回数制限はないため自身をスタンドできれば再度効果を使用することができます。

 

 

3.共振属性のユニット一覧

以下に第10弾までの各色に存在する共振属性持ちのユニットを記載します(バスターアイコンを持つ場合やエースユニットの場合はカッコ書きで記載します)。なお、コマンドにも共振属性を持つカードは存在しますが今回は割愛します。

 

  • 変革の猛炎 シーリス(バスター)

黒の共振属性を持つユニットは実は1種類しか存在しません(焦がれた逸品はコマンド)。変革の猛炎 シーリスのエヴォル効果は山札から3枚エナジーに置き、エナジーを3枚墓地に置くことができる効果なのでブルームの効果とも相性が良く、複数枚採用してもいいかもしれません。

 

  • 閃爛浄光 シュゼット(バスター)

青に関しては共振属性持ちのカードは3種類存在しますが、ユニットは1枚しか存在しません(残りの2種類は未知の新種とトレーニングデイ)。閃爛浄光 シュゼットは覚醒後の効果でデコイを持っているのでレストで登場させる意味はあります。ですが、エヴォル効果は山札から共振属性を持たない青のユニットを登場させる効果なので採用する場合はエヴォル効果を使わない前提になりそうです。

 

  • 制空の天使 ユリアナ(バスター)
  • 俊秀の天使 マリアッデ(バスター)

白に関しては共振属性持ちのカードが2種類存在しており、そのうち2種類はユニットとなっています。ただ、黒白のカードが存在しないのでエヴォル効果を使用する前提で採用するのは難しく、白のカードを採用したいなら青白や白赤のカードを優先した方がいいです。ただ、どちらのユニットもエヴォル時の効果の使い道があり、マリアッデは覚醒後の効果でデコイを持っているので白寄りにするのであればどちらか1枚は採用してもいいかもしれません。

 

  • 変貌の螺旋剣 ベルハ(バスター)
  • 驚嘆の膂力 クインタ(バスター)

赤に関しては共振属性持ちのカードが2種類存在しており、そのうち2種類はユニットとなっていますが、どちらを採用するべきかと言うと基本的にクインタ一択です。と言うのも、ベルハのエヴォル効果で登場した時にエースユニットを墓地から手札に回収できますが、「禁忌」属性以外のエースしか手札に回収できないので禁忌属性を持つブルームはどちらも回収できません。ベルハを採用するならブルーム以外のエースユニットも採用するかブルーム専用コマンドの#000000(コードブラック)を採用した方がいいです。

 

黒青
  • 暗器好手 クゥシン

黒青に関しては共振属性を持つユニットは1種類しか存在しません。エヴォル時の登場効果もパワーを-2000するだけなのでそこまで強力と言うわけでもありません。ただ、クゥシンはバスターアイコンを持たないので、色基盤目的で複数枚採用するのはありかと思います。

 

青白
  • †ブロードランチャー† ライカ(バスター)
  • †レトロシューター† ロクロー
  • †ブルーアサルト† ユウマ(エース)

青白に関しては共振属性を持つユニットは3種類存在する上に全てクイックタイミングでプレイすることができます。ただ、黒白のカードが存在しない上に白青は色拘束の強いカードが多いのでエヴォル効果が使いづらく、デッキ内の色のバランスを考える必要が出てきます。また、ライカに関しては墓地が3枚以下でないと真価を発揮できない上に墓地を多く貯める必要があるブルームとは相性が良くないので、どうしても採用するならロクローかユウマのどちらかでいいと思います。ロクローはエヴォルでプレイする場合は手札コストが必要になりますが登場時に相手ユニットをレストできるので攻守で使える便利なユニットです。ユウマはロクローよりも色拘束が強く、エヴォルもそこまで強いわけではありませんが、総コストが少ないので手軽に使いやすいです。

 

白赤
  • 勇猛助手 コバヤシ
  • 滅私の助 糜竺
  • 葬送の堕天使 ビフロンス
  • 勇壮なる堕天使 キマリス(バスター)
  • 妄執の堕天使 バルバス(バスター)

白赤に関しては共振属性を持つユニットは5種類存在します。白赤も青白と同様白が含まれるので優先度は低いかと思われがちですが、白赤に関してはこのブルームの蘇生効果をを主軸にするなら優先して採用した方がユニットがいます。それがキマリスとバルバスの2枚で、どちらも破壊時に効果を持っているので仮に破壊されても最低限仕事ができる上にバルバスはパワーが11000もあるので破壊されにくいです。また、どちらもエヴォル効果は自壊なので何も使うカードがなければエヴォル効果を使って墓地に送ることも可能なうえに、墓地に送る手段を別に用意すれば無理にエヴォルでプレイする必要もないです。ただ、蘇生する場合はどちらか片方しか蘇生できないので、黒か青か青黒の共振属性持ちのユニットを一緒に採用した方がいいです。

 

黒赤
  • 天狼国の砕爪 飛燕
  • 大火国の二刀遣い 石楠(バスター)
  • 大火国の副官 九重(バスター)
  • 天狼国の老師 厳武(バスター)
  • 天狼国の壊し屋 鬼灯
  • 揺光国の物見 黒羽(バスター)

黒赤に関しては共振属性のユニットが6種類して最多となっています。ただ、どのユニットも基本的にエヴォルでプレイすることが前提の性能になっているので、白赤のユニットとは逆にエヴォルでプレイする前提で採用することになりそうです。一応色に黒が入っているので色基盤的な意味でも採用する意味があるのと、エヴォルで登場した時の効果が強力なのが多いため、他の色よりも多めに採用してもいいかもしれません。

 

 

3.ほかのテリトリーとの相性

このユニットを他のテリトリーで使う場合、レスト時に自身のユニットを破壊するとパワーが上がる黒のバスターアイコンを持つエースユニットであることを活かすことになります。

専用のテリトリーで使用する場合は条件は厳しいが一気にユニットを展開できるエースユニットですが、他のテリトリーで使用する場合はレスト時に自身のユニットが破壊されるとパワーが上がるだけにユニットになります。パワーが上がる効果は能動的に使いずらいですが、レスト中のこのユニットが火力除去の対象になった時に自身のユニットをあえて破壊すことでコンバットトリック的なことができるので狙ってみるのもありかもしれません。なお、黒の総コスト6のユニットはディオフィリアがいて、素のパワーはあちらの方が高い上にバスターアイコンもないので、黒の総コスト6のエースが欲しいだけならディオフィリアの方が優先度は高そうです。

 

 

最後に

今回は以上です。今回は2種類目のブルームで、条件付きのパワー上昇効果とユニット蘇生効果は共通してますが、どちらも条件や蘇生できる対象が異なります。1種類目のブルームは1枚しか蘇生できずリムーブする枚数が多い代わりに自身のエナジーの枚数と禁忌属性以外のユニット以外に条件はなく、2種類目はコストでリムーブする枚数は3枚でよく2枚蘇生できる代わりにコストでリムーブする条件と蘇生できるカードにかなり制限がありますので、どちらを主軸にするかによってデッキの構成は大きく変わりそうです。ただ、どちらのブルームもカードプールが広がれば広がるほど蘇生対象が増えてくるので、その時々で変えてみるのもありかもしれません。なお、ブルーム自体は第1弾でパラレル仕様で収録されたので初めてのパック収録ではないです。

このブルームは名古屋大会でライオネル・カミーリアと共に公開されましたが、ライオネル・カミーリアは効果がまだ公開されていないので効果が公開されたら記事にしたいと思います。