今回はビルディバイド第11弾のエース、白狼衆のおてんば巫女 昼顔に関して書いていきます。
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はじめに
今回は第11弾に収録される新エースの白狼衆のおてんば巫女 昼顔について書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは赤1黒1無4の6コストのエースユニットとなっています。また、称号は白狼姫、属性は人間と禁忌を持っています。
パワー5000、ヒット数は1で総コスト6のユニットとしてはステータスが低めですが、条件を満たすとコストが軽減されます。
2.ユニットの効果【原文】
あなたがこのカードをプレイする際、あなたのエナジーが8枚以上なら⁅無④⁆減らしてプレイしてよい。
⁅覚醒⁆{白狼姫}⁅自動⁆あなたのテリトリーが解放されたターンに、このユニットがアタックした時、あなたの墓地の⁅バスターアイコン⁆のユニットカードを1枚対象とし、対象を手札に戻す。
3.ユニットの効果【概要】
ユニットの効果は2つあり、一つはルール効果でこのカードをプレイする時に自分のエナジーが8枚以上なら無4を減らしてプレイできる効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこテリトリーが解放されたターンにこのユニットがアタックする時に自分の墓地のバスターアイコンを持つユニットを1枚対象として対象を手札に戻す効果です。
一つ目の効果はプレイコストを軽減する効果で、軽減後のコストは黒1赤1の2コストとなります。エナジーゾーンに8枚以上ある必要がありますが、エナジーは手札さえあれば毎ターン増やせるので他の軽減効果と比べると手間はかかりますが達成しやすくなっており、赤であればエナジーを増やす効果を持つカードは多いのでより条件を満たしやすいです。また、魂霊招来・百段御明であればテリトリーが未解放であれば手札から2枚エナジーに置くことができるので、最短で4ターンで条件を満たすことができます。注意点としては、減るのはあくまでプレイコストなので、総コスト自体が減りません。
もう一つの効果はテリトリーを解放したターンにアタックした時にバスターアイコンを持つカードを手札に戻す効果です。条件がバスターアイコンを持つだけでこの手のカードにありがちな属性制限とかは一切ないです。なので、このユニットと死に微笑む者 ベストーラが手札か墓地にあり、魂霊招来・百段御明を解放できる状態であれば、手間はかかりますが、好きなユニットを何度も手札に戻すことができるようになります。テリトリー効果でこのユニットを含むバスターアイコンを持たない黒赤のユニットを回収でき、このユニットでベストーラなどのバスターアイコンを持つカードを手札に戻し、ベストーラで禁忌属性以外のユニットを手札に戻すことができます。また、ベストーラで手札に戻せない禁忌属性のユニットは第10弾時点では変貌の螺旋剣 ベルハ以外は全て黒のユニットで、バスターアイコンを持たない禁忌属性のユニットはテリトリーで回収でき、バスターアイコンを持つ禁忌属性のユニットはこのカードで手札に戻すことができるのでテリトリー含めてこの3枚だけですべてのユニットを回収できます。注意点としては、この効果はテリトリー解放中のみ有効なので、魂霊招来・百段御明のテリトリー効果などでこのユニットがアタックする前にテリトリーを閉じた場合はユニットを手札に戻すことができません。因みに手札に戻す効果は「1枚対象」とあり強制効果なので、対象が存在する場合は必ず1枚選んで手札に戻す必要があります。
効果ではありませんが、このユニットは禁忌属性を持っているので、魂を賭ける者 ブルームを始め、変貌の螺旋剣 ベルハなどの禁忌属性以外を参照にする効果では蘇生したり手札に戻すことはできません。
4.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、元の総コストが6で条件を満たした時にプレイコストが2になる黒赤のエースユニットであることを活かすことになります。
専用のテリトリーで使用する場合はテリトリー解放直後にアタックできれば好きなバスターアイコンを持つカードを手札に戻すことがユニットですが、それ以外のテリトリーではエナジーが8枚以上の時にコストが軽減されるユニットになります。総コスト6で見るとステータスは低いですが、総コスト2としてみると破格のステータスなります。特にこの特性が活きるのは千尋の大渓谷で、このテリトリーもエナジー8枚以上でエースのヒット数が+1されるので相性はかなりいいです。また、海底神殿 アレイネで採用する場合はテリトリー効果で蘇生こそできませんが、破滅を呼ぶ凶星 ディオフィリアの起動コストとしても優秀で、8エナジーあればこのユニットとディオフィリアを同時に出すことができてそのままこのカードをコストにすることもできます。他にも色こそ合わないですが、隠密爆撃機 インビジブルバードで使う場合でも条件を満たせば2コストでヒット数2になるのはかなり大きいです。
また、軽減効果を使えなくても総コストが6のエースユニットであること自体がメリットでもあり、総コスト5以下を指定する効果を回避できるのは勿論、赫灼竜 ヴォルガネードのエヴォルコストとなる上にヴォルガネードの効果でフィールドに登場させることもできるので、軽減効果をうまく活用できないテリトリーでも黒赤枠として十分採用候補になります。
最後に
今回は以上です。今回は2種類目の白狼姫で、こちらは軽減効果に加えて専用のテリトリー効果でテリトリーを解放したターン限定でバスターアイコンを持つユニットを手札に戻す効果を持っています。ステータス自体は少し弱いですが、それ以上に軽減効果と墓地回収効果が強力なので、主力と言うよりはサポート的な感じで運用することになりそうです。
前に朝顔の記事を書いた時に他にも昼顔、夕顔が出るのではないか?と書きましたが、まさか全部当たるとは思いませんでした。夕顔は第12弾に登場予定です。