イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】第11弾個人的注目カード

今回はビルディバイド第11弾のカードのうち、個人的に注目しているカードがあったので書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

ビルディバイドの第11弾が2023/08/25に発売しますが、発売前にカードリストが公開されました。今回もカード一覧を眺めていたところ、面白そうなカードが何枚かあったので色ごとに書いていこうと思います。あくまで面白いなのでカード自体が強いかどうかは別です。また、記事を書いている時点までの公式で事前に公開されていないカードを主に書いていきます。

第10弾の時の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

 

※画像は公式サイトのカードライブラリーから持ってきました。

 

シニスター・ステアラー

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、自動効果で【エヴォル〔⁅黒①⁆⁅赤①⁆⁅無②⁆〕】でプレイして登場した時に山札を上から2枚墓地に置き、置いたカードの色の合計が3種類以上ならそのターン中このユニットのパワーを+5000する効果を持っています。

エヴォルで総コストは変わりませんがエヴォルで登場した時に確定で能力は上がりませんが、条件を満たしと時の上昇幅が高く、条件を満たせばパワーが9500になります。9500と言うのは総コスト5のでパワーが高いデコイであるライゾームを上回るのでかなり実用性が高く、実際総コスト5までのユニットでパワー9000オーバーのユニットは一時的に上昇するユニットを含めても要撃の四重角 カリベル(条件達成で10500)や後詰の砲士 ルミア(条件達成で9500)くらいで殆どいません。また、バスターアイコンもないので、ブルームであれば1~2枚採用してもいいかもしれません。

 

通りすがる悪運 モンクス

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、永続効果でオーラが付いていないとアタックやブロックができない効果と、自動効果で自分の他の黒のユニットが破壊された時に自分の墓地のユニットカードを1枚、パワー+1000のオーラとしてこのユニットに付けるkとおができる効果を持っています。

黒でたまに出てくるデメリット持ちのユニットで、このユニットはオーラが付いていないとアタックがブロックができないという影突竜 デスガロンと全く同じデメリット効果を持っています。ただ、パワー5500と不意の衝撃では落ちないパワーを持っており、オーラを付けた時のパワーも6500になるので、総コスト3かつアイコンなしのユニットとしてみると破格のパワーを持っています。主な使い方としては事前にこのユニットを出して、次に怨讐の薬学者 ラヴォワなどのバトル相手を道連れにできるユニットで自爆特攻をして、このユニットにオーラを付けてアタックする、と言った感じになると思います。自爆要因を破壊してもこのユニットが動けるようになり、逆にこのユニットを破壊しようとしてもオーラがない時点でも不意の衝撃くらいなら耐えることができるので意外と厄介です。

 

伝播する狂気

ショットアイコンを持つクイックタイミングで使えるコマンドで、相手の総コスト3以下のユニットを1枚対象として対象を破壊するか、相手の総コスト5以下のユニットを1枚対象として対象のユニットをコントロールする相手の手札が1枚以下なら対象を破壊するか、相手のユニットを1枚対象としてコントロールする相手の手札が0ならそのユニットを破壊するかを選べる効果です。

相手の手札の枚数によって破壊できるユニットのコスト帯が変わる効果で、一番下の効果は対象にするユニットに制限がない破壊効果で、条件を満たせば呪われた切り札よりも色拘束は厳しいですが軽いコストで使うことができます。ですがその条件が厳しく、下2つの効果はテリトリーが血晶領域・ブラッディアステロイドだったり、手札破壊に特化させたデッキ以外では使いずらいです。ただ、このコマンドは「以下を1つ行う。」を持っており、超古代遺物 ヴァレリア・キティラで使えば効果を2つまで選択することができます。一見すると1つしか効果を使えないように見えますが、条件はあくまで手札の枚数以下となっているので、ヴァレリア・キティラが解放済みの場合、相手の手札が1枚以下なら上から2つの効果を使え、相手の手札が0枚なら好きな効果を2つ選んで使うことができます。

 

 

千里を見渡す者 ミント

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、ノーマルタイミングの起動効果でこのユニットに手札からコマンドを+1000のオーラとして付けることでスカウト3をする効果と、覚醒後の自動効果でオーラを持つこのユニットが破壊された時にスカウト3をする効果を持っています。

2つ効果を持っていますが2つともスカウト3をすることができます。PSI属性を持つユニットは基本オーラを付けた後はそのままかテリトリー効果でオーラを取り除くくらいしか選択肢がありませんでしたが、このユニットはオーラを付けたままでも意味があるユニットになっています。このカードの強い点は、テリトリー解放後かつ起動効果を起動さえできればスカウト3を2回することができます。起動効果のコストはクイックタイミングで使用できるカードや効果の前に行う必要があるので、先にオーラを付けることができます。個人的には手札1枚だけなど軽めのコストでエナジーで支払う以外のコストは強いと思っていまして、その根拠となる理由がこのカードの効果になっています。なお、起動効果でオーラを付けるタイミングで破壊した場合は、先に破壊した時のスカウト3をした後に起動効果のスカウト3を行います。

 

サイキック・シールド

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、自分のPSI属性のユニットを1枚対象として、自分の山札を上から3枚公開してその中からPSI属性のカードを全て+1000のオーラとして対象に付けて、残りを望む順番で山札の一番下に置く効果です。

パワーを上げる効果としてみるならPSI属性のユニットのみに使える最大+3000上昇させる効果ですが、これはオーラとして付けるのでオーラとして付いている限りは永続してパワーが上がり続けます。また、破導器・応竜で使った場合はテリトリー解放中であればカードを3枚引くことができ、魂絶砲・蛟で使った場合はテリトリー解放後であればアタックフェイズ終了時にオーラが付いていないPSI属性のユニットがレスト状態で存在するならこのカードの対象にしてオーラを付けることで、エンドフェイズ開始時の魂絶砲・蛟の効果で、運がよければこのカードの効果で付いたコマンドをプレイすることができます。ただし、このカードの効果で付けることができるのはPSI属性のカードで、コマンドだけでなくユニットもオーラとして付けることができるので、オーラを活用したい場合は注意が必要です。因みにオーラを付ける効果は強制なので、オーラとして付けたくないPSI属性のカードもオーラとして付ける必要があります。

サイキック・スピアー

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、【エヴォル〔あなたの手札の「PSI」属性を1枚捨てる〕】でプレイすることもでき、ユニット1枚を対象として 対象のヒット数を2になるように増減させるか、ユニット1枚を対象として対象のヒット数を0になるように増減させる効果です。

効果としては片方はヒット数を2にすることができる効果でもう片方はヒット数を0にできる効果で、特にどんなにヒット数が多くてもヒット数を0にできるのは初となっております。また、エヴォルのおかげ手札1枚でプレイすることができるので砂上の防壁と同様に奇襲性も高く、エナジーが全てレスト状態でもとどめを刺せない可能性があり、逆にヒット数が足りないと思っていたらエナジーなしでヒット数を2に増やして止めを刺される可能性も出てきました。他にも、ヒット数減少効果は自身のユニットも対象にすることができ、その場合は対象のユニットのヒット数を参照する効果でヒット数が高いほど不利になる効果を使われた場合に下げる役割があります。因みに、「 以下を1つ行う。」を持つので、超古代遺物 ヴァレリア・キティラの効果で効果を2つ選ぶことができ、それぞれ別の対象を選択することができます。

 

 

謹厳の聖兵 マラキア

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、永続効果でこのユニットは相手の効果でパワーが減少しない効果と、覚醒後の永続効果でこのユニットは相手の効果でヒット数が減少しない効果を持っています。

効果が2つに分かれていますが、効果としては護光の聖兵 セレーノと全く同じ効果で条件が未解放時は相手のパワー減少効果だけ受けず、テリトリー解放後はパワー減少効果に加えてヒット数減少効果も受けません。常時発動するパワーが減らない効果は地味に強力で、呪術師の謀略で除去されなくなります。また、サルワスールに採用することで、オーラに付けたときはサルワスールのパワーとヒット数が下がらなくなり、オーラとして使わなくても最低限ユニットとして役に立ちます。

 

豊穣精霊 コルピア

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、自動効果でこのユニットが破壊された時に自分の山札を上から1枚見てその中から精霊属性を最大1枚まで公開して手札に加え残りを山札の一番下に置く効果と、覚醒後の効果でパワーを+3000する効果を持っています。

白のカードでたまに見る破壊された時に山札の一番上のカードが条件を満たすなら手札に加えることができるユニットで、このユニットは精霊属性を手札に加えることができます。また、テリトリー解放後はパワー7000になり、このユニットも精霊属性を持っているのでテリトリーが原初の霊域であれば自分のターン中はパワー10000になります。そのため原初の霊域の起動効果の条件をこのカード1枚で満たすことができるので、原初の霊域でデッキを組むなら54枚必須びカードとなります。

聖域の激闘

ショットアイコンを持つノーマルタイミングで使えるコマンドで、各プレイヤーは自身のユニットで最もパワーが高いユニットから1枚選んで、それ以外を手札に戻す効果です。

自分も巻き込む対象を取らない効果で、各プレイヤーフィールド上にいる最もパワーが高いユニット1枚以外を手札に戻す効果となっています。この選ぶ処理は効果解決時なので、複数ユニットがいる場合はパワーが高いユニットを除去しても次にパワーが高いユニットを選んでそれ以外を手札に戻すことになります。ショットトリガーとしてプレイした場合は相手ユニットのアタッカーを減らすことができますが、手札からプレイする場合は主にパワーが低い相手ユニットを排除したり、逆に自分のユニットを1枚残しててふだに回収したい時などに使うことができます。ただし、相手フィールドにユニットが1枚しか存在しない場合は相手のユニットを手札に戻すことができず、複数ユニットがいる場合でも先にパワーが低いユニットから殴っていた場合は効果が薄くなります。なので、相手がこのコマンドを採用している可能性がある場合はパワーが低いユニットから相手プレイヤーにアタックした方がいいです。また、このカードをプレイした後で審美する魔鏡をプレイすることで、対象を取らずに相手ユニットを全て手札に戻すことも可能です。

 

 

隠遁の古強者 ウルサス

バスターアイコンを持つノーマルタイミングでプレイできるユニットで、【ブリッツ】【バーサーク】と、覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックしてバトルに勝利した時にこのユニットをスタンドする効果を持っています。

アタックしてバトルに勝利すればスタンドでき、かつブリッツを持っているので千尋の大渓谷解放後の不屈の獅子 ライオネルのようなkな時の性能になりますが、バーサークを持っているので相手ユニットを殴りに行くことはできません。なので、基本的にはデコイ相手に殴りに行って、デコイを排除して相手に殴りに行く感じとなります。また、パワーが8500もあるので、丁度マッシヴコンバット セレスを除去することができるパワーとなっているので青相手なら最低限仕事はできると思います。ただ、このユニットが真の力を発揮するのは相剋の闘技場で、相手のフィールド上にパワーが低いユニットしかおらず、パワーも上げる手段がない場合はこのユニットだけで相手フィールド上を一掃することができます。なので、相手が相剋の闘技場を使ってくるならこのユニットを真っ先に警戒した方がいいです。


隠れた剛勇 キャサリー

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、効果はありません。

ここで効果がないユニットを紹介する場合は効果以外の部分で何か持っているユニットとなっており、このユニットは総コスト6でありながらヒット数が3となっています。ヒット数3のユニットのコスト基準は総コスト10以上から(驀進の猛牛 バフだけ例外で総コスト8)で、このユニットは総コスト6なのでかなり低い値となっています。ただ、この手のユニットはパワーが低くなっており、パワーが5000と低めに設定されています。なのでこのユニットを使う場合は不意の衝撃対策は必須となります。

 

応える牙 レオーネ

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、ルール効果でこのカードをプレイする際自分のエースがいるなら無2減らしてプレイすることができる効果と、覚醒後の自動効果でこのユニットが登場した時に自分のエナジーゾーンの赤のエースカードを2枚レストすることができ、レストしたらその後相手の総コスト6以下のユニット1枚を対象として対象をエナジーゾーンに置く効果を持っています。

このユニットのコンセプトとしては軽減効果で赤のエース2枚分のコストを浮かせて、浮かしたエースのエナジーを2枚レストして相手ユニットを除去する感じかと思いますが、エースがいれば赤3でプレイできるので、あえて自動効果を使わなくても十分な性能となっています。勿論軽減効果を使わなくても登場時にエナジーゾーンの赤のエース2枚をレストすることはできるので、エースがいない時は実質総コスト7のユニットとなります。因みに、フレーバーテキストからみると伴侶とあるので、もしかしたらライオネルの妻である可能性があります。ビルディバイドはバドラトス関連以外はエース周りの家族関係がわからないので、こういうところから読み取れるのは面白いです。

 

王者の道

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、【エヴォル〔あなたのエナジーゾーンの赤のエースカードを2枚レストする〕】でプレイすることもでき、自分のエースユニットを1枚対象として対象のパワーを+5000し、その後相手ユニットを1枚対象として、それらは互いのパワー分ダメージを分け与える効果です。

性能としてはエース限定かつコスト割高の百獣王の怒りですが、エヴォルでプレイすることでエース限定で使える百獣王の怒りの上位互換となります。エヴォルコストは赤のエース2枚と少々厳しいですが、デッキを赤のエースで固めることで条件は比較的満たしやすくなります。また、格闘効果は対象をとらないこともできるので、単純にパワーを+5000するコマンドとして使うこともできます。

 

獅子王の咆哮

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるコマンドで、そのターン中自分のユニット全てにパワー+3000とヒット数+3する効果です。

絶龍技・天叢雲に続き2種類目の総コスト10のコマンドで、DMでいうところのインビンシブル・パワーのような効果となってます。個別の効果としてみるとパワー+3000は上昇量としては標準的ですが、白のコマンドにパワーを+3000できる征伐の大号令があるので、パワー上昇目的で使う場合はコストが割高となります。ですが、全ユニットヒット数+3の方は他のコマンドにはない性能で、ヒット数1のユニットが3枚存在するだけで致命傷を与えることができるようになります。ただしネックなのはその総コスト10の部分で、そのまま使う場合エナジーを10貯める必要があり、しかも予めユニットを用意しておかないと効果を受けることができないです。なので使うのであれば溶岩流雪の砦のようにエナジーを増やしやすく、かつユニットを並べやすいデッキで採用するか、賢者の石で踏み倒して使うかのどちらかになりそうです。

 

 

黒青

グラビティ・ブロウ

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるコマンドで、覚醒後に【レガシー〔⁅黒①⁆⁅青①⁆〕】でプレイでき、相手ユニットを1枚まで対象として対象のパワーを-5000し自分の山札を上から3枚見て臨む枚数墓地に置き残りを望む順番で山札の一番上に置く効果です。

効果としてはパワー減少効果とMTGでいう諜報のような効果を持っていますが、パワー減少効果は対象を取る必要がないので、対象を取らない場合は山札操作の効果だけ使うことができます。ただ、それぞれの効果はアイオーンの神像よりも効果が低いので、できる限り両方の効果を活用したいです。一応PSI属性を持っているので超越者の揺り籠で採用するのであれば片方の効果だけ使うのもありです。

スティール・ラン

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるコマンドで、相手の墓地のコマンドカードを1枚対象として、自分は対象のコストを支払わずにプレイし、プレイしたカードを墓地に置く際に代わりにいムーブする効果です。

ありそうでなかった墓地のコマンドを対象にプレイできるカードで、一夜の悪夢のコマンド版のような感じで使うことができます。ですが、一夜の悪夢とは微妙に効果が異なり、対象にとることができるのは墓地限定ですが、自分のエナジーによってプレイできない制限はありません。一夜の悪夢と同様基本的には自分が使ったら有利になるコマンドを対象にしたりするほか、レガシー効果を持つコマンドや超越者の揺り籠など墓地のコマンドを相手に使われたくない場合にこのカードで除外する時に使うことになりそうです。

グラビティ・ヴォルト

バスターアイコンを持つクイックタイミングでプレイできるコマンドで、相手ユニットを1枚対象としてそのターン中パワーを-5000ヒット数を-1するか、覚醒後のみ有効で相手ユニット1枚を対象として、そのターン中対象のパワーを-8000ヒット数を-2するか選ぶ効果です。

ボックス特典のカードの一枚で、テリトリー解放前は呪術師の謀略の下位互換のような性能ですが、テリトリーを解放したら手札からのみ使えるパワー減少版キャピタル・ブレイカーのような性能となります。バスターアイコンを持つのでユニット主体のデッキだと使いづらいですが、カミーリアなどコマンド主体のデッキであれば問題なく採用できるかと思います。また、「以下を1つ行う。」を持つので、解放後の超古代遺物 ヴァレリア・キティラで使えばどちらの効果も使用するこができるので、手札からでしか使えないシュトルムファルケのような感覚で使うことができます。特にパワー減少量が12000なので除去できるパワーの範囲がシュトルムファルケより広くなり、かつヒット数減少効果をばらまけるので特に横並べ系のデッキに対しては強いです。因みにこのイラストとスティール・ランにはハリソンとシャイアが出ており、このコマンドのイラストは黒青のカミーリアに追い詰められている場面となっています。果たして2人は生還できるのか…?

 

 

青白

†宿屋† ハタゴ

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、自動効果でこのユニットが登場した時に自分の山札を上から5枚見てその中からエースカードを1枚まで公開し、自分んお山札をシャッフルして公開したカードを山札の上に置く効果を持っています。

効果としてはトリックエージェント ルチアと同じエースサーチ効果を持っていますが、このユニット総コストが1少ないです。ただし、白が含まれているので純粋な青単では使えなくなっていますが、総コスト3のおかげでユウマなどの解放コストが4のテリトリーでも採用しやすくなっているので、解放コストが4のテリトリーが多い白のテリトリーであればタッチ青で採用しやすいです。因みに何故か精霊属性なので、原初の霊域のバフ効果を受けることができます。

 

†牢番† ゴクリ

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、【エヴォル〔⁅青①⁆⁅白①⁆〕】でプレイすることができ、自動効果でこのユニットがエヴォルで登場した時に相手は自分自身の手札からユニットカードを1枚まで登場させる効果を持っています。

総コスト5でパワー6000もあるので総コスト5のユニット見ても十分な性能をもっていますが、エヴォルで実質総コスト2でプレイすることができます。ただし、エヴォルで登場させた場合は相手はコストを支払わずにユニットを登場させることができます。登場なのでプレイ時に発動する効果は使えませんが登場時効果は使うことができる上にコストの制限がないので、猛焔竜 グラナディガのような高コストの化け物がいきいなり出てきたり、赤焔竜 ゼルヴィオスが出てきてこのユニットごとエナジー送りにされて相手だけ得する可能性があります。ただし、登場したユニットを除去したり利用する手段があるのであれば別で、あえてこのユニットで出して相手ユニットを出させて除去効果で相手ユニットを除去したり、ジャッジメントなどの相手ユニットが登場した時に効果が誘発するカードを用意してユニットを登場させるのを躊躇わせることもできます。後は相手の手札が少ない時にエヴォルで登場させて、相手に読み合いをさせることもできます。因みにこのユニットも精霊属性なので、原初の霊域のバフ効果を受けることができます。フレーバーテキストを見る限り青白のディバイドにとってNPC=精霊と言うことなのでしょうか?

 

起き攻め

バスターアイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、【エヴォル〔⁅青②⁆⁅白①⁆〕】でプレイすることができ、相手ユニットを1枚対象として対象に5000ダメージ与えるか、スカウト3を選び、エヴォルでプレイした場合は全て行うことができる効果です。

そのまま使った場合はダメージを与えるかスカウト3の効果を選ぶ効果ですが、エヴォルコストでプレイすることで両方の効果を使うことができます。またエヴォルコストでプレイした場合でもすべての効果を使わなくてもいいため、夢幻の狭間で使う場合はあえてエヴォルコストでプレイして片方だけの効果を使うこともできます。因みに、「以下を1つ行う。」を持つので、解放後の超古代遺物 ヴァレリア・キティラで使えばエヴォルでプレイしなくても両方の効果を使用することができます。

 

フルゲージ!

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、このターン中自分の総コスト4以下のユニット全てのパワーを2倍する効果です。

総コスト4以下のユニット限定ですが、それ以外の条件はないためすべての色のユニットのパワーが2倍になります。2倍になるのは解決時で、解決時のパワーで計算して2倍になるので永続効果などで変動する場合でも効果解決時点のパワーを参照して2倍にします。効果解決後にパワーが増減する場合はその2倍したパワーを基準に増減することになります。そのため、総コスト4以下のユニットを多めに採用する解放コストが4以下のテリトリーでかつ白のカードを採用しても問題ないようなテリトリーであれば1~2枚は採用しても問題ないと思います。

 

 

白赤

慧眼の愛煙家 デュパン

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、【バーサーク】 と、覚醒後の自動効果でこのユニットがフィールドから手札に戻った時に相手は手札のショットアイコンを持つカードを1枚捨てることができ、捨てなかったら自分は自身の山札を2枚公開してその中からユニットカードを全て手札に加えて残りをリムーブする効果をもっています。

一見するとバーサークを持つただのバスター遺恨を持つユニットですが、持っている効果が効果が凶悪で、このユニットがフィールドから手札に戻った時に相手はショットアイコンを持つカードを捨てるどうかを選ばされて、捨てなかったら自分は最大2枚まd絵手札を増やすことができます。基本的には相手に主導権がある効果は弱いですが、このカードの場合は貴重なショットアイコンを持つカードを捨てるかどうかを選ばせ、捨てなかったら自分は最大2枚アドバンテージを得るので他の選べる系のカードと比べると効果は強い部類に入ります。ただし、魂霊招来・百段御明のようにショットアイコンを持つユニットを無限に回収できる手段を持つテリトリー相手だと効果は薄いです。また、カードを捨てるとあるので、血晶領域・ブラッディアステロイドが自分のテリトリーの場合、自分のターン中にこのユニットが手札に戻り、この効果でショットアイコンを持つカードを捨てた場合は相手はユニットを1枚選んで破壊しないといけません。因みにデュパンというのは作家のエドガー・アラン・ポーの推理小説に出てくる架空の探偵から来ています。また、日本の作家の江戸川乱歩の由来はエドガー・アラン・ポーを日本語にもじったもので、そこから江戸川コナンの苗字の由来になっています。

 

真実の探究者 アケチ

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使えるユニットで、【デコイ】 と、覚醒後の自動効果でこのユニットが手札に戻った時に自分の山札の上から1枚目のカードの総コストが奇数か偶数化を予想してリムーブし、予想が的中したら相手ユニットを2枚まで対象として対象を手札に戻す効果を持っています。

デコイを持っている上に手札に戻った時に山札の一番上の総コストが奇数か偶数かの予想をしてリムーブし、予想が当たったら相手ユニットを2枚まで対象にして手札に戻すことができるという効果を持っています。手札に戻るという条件は時計仕掛けの舞台裏のテリトリー効果他、白や青白のカードで自分のユニットを手札に戻す効果を持つカードは多いため、条件自体はそこまで厳しくはありません。予想を立てる効果は一見すると難しいように見えますが、ホームズの効果と同じ仕様なので、予め山札の一番上のカードを見るか、デッキを奇数か偶数かに寄せることで的中率を上げることができるので、工夫さえすればそこまで難しくはありません。因みにアケチの由来は江戸川乱歩の小説に出てくる架空の探偵の明智小五郎が由来となっています。

 

華麗なる逃走劇

アイコンを持たないクイックタイミングで使えるコマンドで、テリトリーが解放されている相手プレイヤー全てはそのターン中手札からバスターアイコンを持たないユニットを手札からプレイできない効果です。

白赤のカードはトリッキーな効果を持つカードが多いですが、このカードはプレイするユニットを制限する効果です。プレイするユニットを制限する効果は強力ですが、条件がテリトリー解放済みの相手プレイヤーであることと、バスターアイコンを持たないユニット限定なのでそこまで強制力はありません。また、手札からプレイできないだけでユニットを手札から登場させることはできるので、エリザベルトの効果でバスターアイコンを持たないユニットを登場させたり、転生の柩のテリトリー効果で山札からユニットをプレイすることは可能です。

 

冴えわたる名推理

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるコマンドで、ユニットを1枚対象として対象のヒット数を+1し、自分の山札の上から一枚目の総コストが奇数か偶数かを予想してリムーブし、予想が当たったら相手ユニットを全てレストして、レストしたユニットは次の相手のスタンドフェイズにスタンドしない効果です。

自分のユニットのヒット数を+1した上に運要素はありますが、山札の一番上の総コストが奇数か偶数かを当てることで相手のユニットレストしてスタンド制限をすることができます。ただし自分のフィールド上にユニットがいないとプレイできず、スタンド制限をするのは山札の予想を当てることができた場合だけなので意外と条件は厳しいです。それでも相手ユニットに行動制限をかけることができるのは強いので、このカードのためだけにデッキを偶数に寄せるのも十分ありだと思います。因みにヒット数を上げる効果から予想して相手ユニットを全てレストするまでは一連の流れとなっているので、この効果中はクイックタイミングでカードをプレイしたり自動効果以外は効果を発動することはできません。

 

共鳴する四重奏 ブレーメン

バスターアイコンを持つノーマルタイミングでプレイできるユニットで、覚醒後は【エヴォル〔⁅黒①⁆⁅青①⁆⁅白①⁆⁅赤①⁆〕】でプレイすることができ、覚醒後の自動効果でこのユニットがエヴォルで登場した時に自分のライフがレッドゾーンなら自分の山札をシャッフルして山札から1枚ライフゾーンの先頭に置く効果を持っています。

もう一枚のボックス特典カードで、“カラミティルーク” ガラテアと同様エヴォルのコストが4色となっていますが、それぞれ1つのみ使うので4コストでプレイできますがその分効果はライフを1枚追加するだけと控えめの性能となっています。パワーもセレスには劣りますがそれでもエヴォル時はエナジー各色1だけでいいのと、ブルームで採用する場合は白と赤の色を補完できるのと実質総コスト4のユニットとして運用できるので、1~2枚は採用してもいいかもしれません。

 

 

黒赤

大火国の土蜘蛛 仁詠

バスターアイコンを持つノーマルタイミングで使用できるユニットで、【デコイ】と、覚醒後のクイックタイミングの自動効果で1ターンに1度自分の墓地のエースカードを2枚リムーブすることでそのターン中このユニットのパワーを+5000する効果を持っています。

テリトリー解放前はただのデコイですが、テリトリー解放後は墓地にエースカードが2枚あるなら一時的にパワーを8500にすることができる効果を持っています。総3でパワー8500と使えるユニットにセレスがいますが、セレスはテリトリー解放後で勝墓地にコマンド2枚と青3ないとプレイできないので、序盤から使いたい場合はこのユニット分があります。ネックなのはコストにできるのはエースカードのみであることで、黒赤のエースのデッキは墓地利用をするカードが多くそれらのカードと競合するのと、これらのエースは自身のエース以外はエースユニットをそこまで採用しないことです。なのでこのユニットを採用する場合は百獣王の称号を持つテリトリーのようにエースユニットを多めに採用し、かつそこまで墓地に依存しないデッキでの採用になるかと思います。

 

天狼国の下忍 松葉

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、効果はありません。

このカードも隠れた剛勇 キャサリー同様効果はありませんが、このユニット総コストが4でありながらヒット数が2あります。基本的にはヒット数が2のユニットは総コスト6以上から持っているいますがこのユニットは総コストが4でありながらヒット数が2あります。当然ですが基準コスト以下でヒット数が多い場合はデメリットもあり、このユニットは初志の信奉者 ミーア同様総コスト4のユニットにしてはパワーが低いです。ただ、このユニットは黒赤と複数の色を持つので、低コストでヒット数が多いユニットを採用したいのであれば候補にはなるかと思います。

 

揺光国の雪童 紗雨

アイコンを持たないノーマルタイミングで使えるユニットで、自動効果で1ターンに一度発動でき、自分がカードをエヴォルでプレイした時に相手のライフの先頭を墓地に置く効果です。

たまに登場するアタックをしないで相手のライフを削ることができる効果をもっていますが、このユニットはエヴォルをするのが条件となっています。1ターンに一度しかライフを削ることができませんが、エヴォルでプレイするだけでいいのは条件としては比較的軽く、ターン制限もタイミングの制限はないため、相手のターン中は勿論、自分のターンのアタック中にエヴォルでカードをプレイしても効果を発動します。例えば、このユニットがいるときに相手のライフが2枚でヒット数2のユニットでアタックした時に、1ダメージ目で何も出なかった時にストロングブローなどのようにエヴォルコストが軽いクイックタイミングで使えるカードをプレイすることで、次のライフを墓地に置くことができ、確実に止めを刺すことができます。勿論このユニットが複数枚フィールドに存在していればその枚数分誘発するので、止めこそ刺せませんが下手をすればこのユニットの効果だけで相手のライフを削り切ることも可能です。なのでブルームなどエヴォルを主体とするデッキと当たった場合このカードは警戒した方がいいです。

 

予想外の邂逅

ショットアイコンを持つクイックタイミングで使えるコマンドで、自分の墓地の【エヴォル】を持つユニットカードを1枚対象として対象を手札に戻すか山札の上に置くことができ、山札に置いた場合はこのカードをリムーブする効果です。

正直エヴォルを持つユニットを回収するなら重なり合う欲望で十分で、このカードを採用する場合と言うのは山札の一番上のカードを参照する効果を持つカードがあるときか、テリトリーが夢幻の狭間の場合だけで、それでもショット枠を割くのは少しもったいないと思います。ただ、このカードのポイントはカードの強さではなく処理の違いで、山札の一番上に置いた場合はこのカードをリムーブする必要があります。ビルディバイドではどうやら自分のカードを山札を戻せる可能性のあるカードを再利用できなくする傾向があり(倫理の枷などの例外はある)、山札を消費するカードは多いですが、山札を回復することに関してはやや慎重になっているように感じます。

 

 

最後に

今回は以上です。第11弾では新規のブルームと新テリトリーが追加されることもあり、エヴォルを持つカードがやや多めになている印象を受けました。また、白赤のカードを始め、各色にかなり特徴的な効果を持つカードが多かったのもあり、今回は記事が長くなってしまいました。他にもカミーリアを強化するカードが増えた上に、低コストで強い効果を持つカードも増えてエル・ド・ラドリスのデッキを強化できそうなカードもあったので、それ込みでモチベーションが上がったのもあるかもしれません。

今回は193で24Box(1カートン+4Box)予約しました。24Box予約したのは予約特典プロモカードが3Boxごとに付いてくるので、8枚手に入れるためにこの箱数にしました。ただ、今回はカミーリアが出ることが分かっていたのでもう少し予約しても良かったのではと少し後悔しています。