今回はビルディバイド第12弾のテリトリー、荒魂の霊域に関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は第12弾に収録される新テリトリーの荒魂の霊域について書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。
1.テリトリーの種類
テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。
称号は精霊王で、色は白、解放コストは5となります。
2.テリトリー効果【原文】
⁅永続⁆あなたのターン中、あなたの「荒霊」属性のユニット全ては⁅増+3000⁆。
⁅起動⁆〔ノーマル/あなたのエナジーを2枚裏にする〕:あなたの⁅D⁆デッキからエースでない「荒霊」属性のユニットカードを1枚まで登場させる。この効果は各ターン1回まで起動できる。(裏のエナジーは色や能力、数値を失い不特定のコストのみ払える)
3.テリトリー効果【概要】
テリトリー効果は2つあり、一つは永続効果で自分のターン中自身の「荒霊」属性を持つユニットのパワーを+3000する効果で、もう一つはノーマルタイミングの起動効果で1ターンに1度自身のエナジーを2枚裏にすることで自分のDデッキからエース出ない「荒霊」属性のユニットを1枚まで登場させる効果です。
一つ目の効果は自分のターンかつ荒霊属性限定のバフ効果で、その上昇量は3000となっています。荒霊属性のユニットは第11弾までには存在しないため、効果を受けることができるユニットはそこまで多くないです。ですが、もう一つの効果で荒霊属性のユニットをフィールドに出せるのでそこそこ役に立つかと思います。
もう一つの効果はDデッキから荒霊属性を出すことができる効果です。条件は荒霊属性だけなので、どんなにコストが高くても属性の条件さえ満たせばフィールドに出すことができます。ただ、エースでない荒霊属性のユニットだけなので、抗原廃絶の荒魂 イグドラはこの効果では出すことができません。この効果の最大のメリットとしては最大12枚の中から条件を満たす好きなユニットを選んで出すことができるのと、非公開領域である点です。好きなユニットを選べる点に関しては相手に合わせてユニットを選んでフィールドに出せるので対応力が上がります。また、Dデッキは非公開領域なので、どんなカードが採用されているかは見ることができません。ただ、現時点では荒霊属性のユニットの種類は少ないので、ある程度は予想することは可能です。
この起動効果はコストとしてエナジーを2枚裏側にする必要があり、裏側にしたエナジーはカードの効果や色、種類を失い不特定エナジーを出すことしかできなくなります。裏側にするだけなのでエナジーの総数はそのままですが、何も考えずに効果を使いすぎるとエナジーの色が無くなりカードをプレイできなくなります。一応レストしたエナジーも裏返すことができ、赤のカードであれば墓地に置いたりする効果を持つカードもあるので、墓地から回収する手段があるならある程度はデメリットを緩和できそうです。因みに、コストでは裏になったエナジーはこのテリトリーのコストでは表にできないので、裏になったエナジーはこのテリトリーのコストに使用することはできません。
4.相性のいいカードについて
このテリトリーを使う場合、Dデッキから荒霊属性のユニットを出すことができるので、Dデッキは必須でDデッキのカードは荒霊属性のユニットで固めた方がいいです。ただ、メインデッキに他のDデッキを参照するカードを入れるのであればそれに対応したカードを採用してもいいかもしれません。
メインデッキに関してはテリトリー解放要因さえいれば比較的自由となります。テリトリーを解放したターンから起動効果を使うことができるので、泥沼の死闘などのテリトリーを解放できるカードを採用してDデッキから初手からユニットを展開していくのもありかと思います。その場合、テリトリー効果の関係でエナジーが色を出せなくなるので、エナジーを手札に回収、もしくはエナジーを墓地に置いて回収できるカードを採用したほうがいいかもしれません。
最後に
今回は以上です。このテリトリーは白が得意とするユニットをデッキから直接出すことができる効果を持っており、今回の場合はDデッキから直接ユニットを出すことができます。ただ、コストとしてエナジーを2枚裏側にするので、あまり使いすぎるとエナジーから色を出すことができなくなるので注意が必要です。
Dデッキを活用するカードが大分公開されてきましたが、色々なカードでDデッキを参照できるのは少し安心しました。公開されているカードを見るとDデッキに採用するカードや逆にDデッキに採用しても意味がないカードが分かってきたので、Dデッキが必須でないテリトリーでのDデッキ活用方法も出てくるかもしれません。逆にブラフでDデッキを用意するのも面白いかもしれません。