今回はビルディバイドのタイアップブースター「Fate/Zero」のテリトリー、第四次聖杯戦争に関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回はビルディバイドのタイアップブースター「Fate/Zero」に収録される新テリトリーの第四次聖杯戦争について書いていきます。
観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。
※画像は公式X（旧Twitter） から持ってきました。
1.テリトリーの種類
テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。
称号は聖杯で、色は無*1、解放コストは5となります。
2.テリトリー効果【原文】
⁅永続⁆あなたのターン中、あなたのユニットが１枚なら、そのユニットは⁅増＋5000⁆。そのユニットが「マスター」属性か「サーヴァント」属性なら、さらにヒット＋１。
⁅起動⁆〔ノーマル〕：あなたのユニットを１枚対象とし、対象をレストでエナジーゾーンに置く。この能力は各ターンに１回まで起動できる。
3.テリトリー効果【概要】
テリトリー効果は2つあり、一つは永続効果で自分のターン中ユニットが1枚だけならそのユニットのパワーを+5000してさらにそのユニットが「マスター」属性か「サーヴァント」属性なら、さらにヒット数を+1する効果で、もう一つはノーマルタイミングの起動効果で1ターンに1度自分のユニットを対象として対象をエナジーゾーンにレストで置く効果です。
一つ目の効果はバフ効果で、自身のフィールド上のユニットが1枚だけならパワーを増加させてそのユニットが「マスター」属性か「サーヴァント」属性ならヒット数も増やすことができます。条件達成自体はそこまで難しくはありませんが、1枚の時だけしか効果がないので横並べがしずらくなります。また、自分のターン中のみしか効果が有効にならないので、デコイ1枚だけ残してパワーを上げ続けて相手のターンを凌ぐようなことはできません。
もう一つの効果は1ターンに1度自身のユニットをエナジーゾーンに置く効果です。この効果は属性などの指定がないため、低コストのユニットをフィールドに出してそのユニットを対象にすることでエナジー加速ができるようになります。コストがないため使いやすそうな効果ですが、ノーマルタイミングでしか起動できないため、除去に合わせてエナジーに置くようなことはできません。また、対象にとる効果なので、効果の解決前に対象にしたユニットが除去されると対象不正で効果は打ち消されます。
4.相性のいいカードについて
このテリトリーを使う場合、パワー増加効果はどのユニットでも受けることができますが、最大限恩恵を受けるのはマスター属性かサーヴァント属性だけなので、そのどちらかのユニットを多めに採用した方がいいです。また、ユニットが1枚だけの時にしか永続効果は有効にならないので、場も地がいいユニットを採用した方がいいです。
サーヴァント属性のユニットに関しては一例を挙げると十二の試練 バーサーカーはエナジーさえあれば何度でも蘇生できる効果を持っているので場もちが良く、神速の英雄 ランサーは永続でダメージ軽減効果を持っているので、パワー増強効果とも相性がいいです。また、2枚ユニットを並べる場合でも片方が影に潜むもの 真アサシンであれば自爆特攻で相手のユニットを除去しつつもう片方のパワーを上げるというようなことも可能です。マスター属性に関してはエースだけに限っても不死への渇望 間桐臓硯は手札を捨てることができれば何度でも蘇生できるので場もちがよく、暗躍する者 言峰綺礼はバトルに勝利したらもう一度アタックができるのでパワー増加効果やヒット数を増やす効果とも相性が良く、自分のエンドフェイズ開始時にスタンドをするので隙が少ないです。ただ、マキリの杯 間桐桜はスタンド状態のユニットにもアタックができるのでパワーを上げる効果ととも相性がいいですがバトルに勝利したらライフを減らす上にユニットを複数展開するので少しかみ合いが悪いです。
最後に
今回は以上です。このテリトリーはFate/Zeroの舞台である冬木市で行われた第四次聖杯戦争を効果に落とし込んだテリトリーで、ユニット1枚だけの時に効果が適用されるのは、聖杯戦争はただ一人の勝者を決める戦いであることが由来で、エナジーに送る効果は聖杯がサーヴァントを取り込むのが由来になっているものかと思います。ユニット1枚だけをと言うのは一見すると難しそうな条件にも見えますが、Fateタイアップのユニットは現時点でも意外と場もちのいいユニットが多いのでこれから公開されるカードの中に場も地がいいユニットが追加されることが予想され、相手にすると厄介なテリトリーになりそうだと思いました。
ここ1か月くらいブログの更新ができていませんでしたが、単純に忙しかったのと、いいデッキが思い浮かばなかったので中々記事更新ができていませんでした。ただ、最近は落ち着いてきたのと、そろそろいい感じのデッキができそうなので、大阪大会が終わったら公開したいと思います。
*1:色がないテリトリーなので、運命称号を持つエース、もしくは偽臣の書 間桐慎二以外ではテリトリーを解放できない。
