イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】2023月10月制限・禁止カードに関して

今回はビルディバイドの2023年10月の制限・禁止カードに関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回はビルディバイドの2022/10/11に公開された公式動画で発表があった制限・禁止カードに関して書いていきます。

観点としては発表された禁止・制限カードや個人的な見解を書いていきます。

※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。

 

制限・禁止カードに関しては生放送特番やX、以下のリンクで発表されました(制限・禁止にした理由も書いています)。

tcg.build-divide.com

 

前回の禁止・制限の記事及び臨時環境整備の記事は以下となります。

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

elgaesyumi-blog.hatenablog.com

 

 

 

1.制限・禁止に関して

制限・禁止カードに関してですが、今回はバランス調整に伴うエラッタ、パートナー制限カード、制限カードの3種類が発表されました。

制限・禁止カードの適用日は2023/10/16からで、第12弾発売から少ししてからの適用となります。

 

 

2.今回の禁止・制限カード

以下、今回発表されたものは以下となります。

※順番は公式が発表した順番に準拠。

1.バランス調整に伴うエラッタ

今回は以下のカード1枚がエラッタされました。

・焼炙の門

修正前:⁅B⁆は35枚ちょうど、⁅☆⁆は4枚まででデッキを構築する。
修正後:⁅B⁆は32枚ちょうど、⁅☆⁆は4枚まででデッキを構築する。

こちらは2023年7月の臨時環境整備時にテキストがエラッタされましたが、今回の発表でさらにエラッタされました。

エラッタの内容としましては、制限がかかったというよりはどちらかと言うと緩和された感じで、デッキに入れることができるバスターアイコンを持つカードの枚数が3枚減りました。

3枚というのは少ないようで意外と多く、ライフで換算すると3点分ダメージを耐えることができるようになるので、単純に耐久が上がります。また、ビルディバイドでは同名カードは4枚まで採用することができるので、デッキの中身が1種類変わるのと同義で、バスターに枠を割いていた分を補助用のコマンドに差し替えることができるようになり、全盛期ほどではないですが多少は安定するようになるのではないかと思います。また、

個人的な感想としましては、7月の改定以降門とは対面することがなかったのでこれによってどの程度戦いやすくなったのかは分かりませんが、改定後数日は店舗大会でちらほら見かけるようになるのではないかと推測しています。因みにこのカードはエラッタ対応なので、2023年11月以降に開催される公式のイベントでエラッタ前のカードに対して交換対応をするようです。

 

2.パートナー制限カード

今回は以下のカード1枚が改訂されました。

・喫茶リコリコ

改定前:テリトリー「喫茶リコリコ」を使用する際、ユニットカードは収録作品「リコリス・リコイル」以外のユニットカードは使用できません。

改定後:上記の制限内容を撤廃します。

こちらは2023年7月の臨時環境整備時に門と同様に規制が入りましたが、今回の発表でその規制が完全に撤廃されました。

この改定に関しては次に紹介する「痛み分け」にも関係してきますが、痛み分けを制限することでデッキパワーに問題がないと判断したために制限が全て撤廃されることになったようです。

確かに痛み分けとのシナジーはあり、実質手札1枚で痛み分けを使えるようになるので、実質2コストでクイックタイミングで相手ユニットを手札に戻すことができる*1ので、パワーを引き上げていたのは間違いないと思います。また、インフレが進み、他のテリトリーのデッキパワーも上がってきたため、規制と合わせることでその水準に見合ったと判断して痛み分け規制と共に緩和と言うのも理にかなっていると思います。ただ、個人的な見解ですが、痛み分け1枚で極端にデッキパワーが下がると思っておらず、蜂をけん制するために緩和したのではいかと推測しています。テリトリー効果に関しては一見すると運が絡むように見えますが、スカウトなどの山札操作系のカードと組み合わせることで安定してユニットを踏み倒すことができるようになります。蜂に関しては解放コスト3のアサルトテリトリーで、条件さえ満たせば1ターン目からライフを1、2枚は削ることができます。そのためか押し切られた場合に何もできずに負けることも多く、揺り籠などの除去を多く積んだコントロールくらいしか安定して戦うことができないテリトリーとなっています。その点喫茶リコリコであれば序盤こそ押し負けますが、テリトリー解放まで耐えることができれば毎ターン手札消費なしで総コスト5以下のユニットを展開し続けることができるようになるのでユニットの質で蜂を上回り、最終的にはユニットの質で押し勝つことができます。なので、発売したばかりの蜂を制限することなく抑える目的もあったのではないかと思っています。

個人的な感想としては、痛み分け以外は当時のカードをそのまま使える上に規制前よりもカードプールも増えた結果相変わらず強いままなのではないかと思います。この改定が妥当かどうかは置いておいて、コストなしで比較的緩い条件でユニットを展開できるのは相変わらず強いので、再び地区大会などの大型大会で見かけるようになると思います。

 

3.制限カード

今回は以下の1枚が制限カードとして指定されました。

・痛み分け

第2弾に収録されているコマンドカードです。他にもプロモカードとして絵柄違いが存在します。

非常に汎用性に高いコマンドで、白系のデッキは勿論、白をタッチした2色3色のデッキでも採用できるカードとなっています。制限の理由としては理由にも記載されている通り、他の同じようなカードと比べても突出したカードパワーを持っているのが理由となっています。このカード自体様々な活用方法があり、一例としては単純に自分の低コストのユニットと相手の高コストのユニットを対象にして手札に戻す使い方も強いですが、相手ユニットが複数いるときに相手のユニットのアタック時に低コストのユニットでブロックしてブロックを成立した後に痛み分けでブロックしたユニットとスタンド状態のユニットを対象にすることで、自分のカードの損失を最小限にしつつ1枚で2体分のアタックを妨害することができます。

個人的な感想としては制限になるのは妥当だと思いまして、せっかくフィールドに出した大型ユニットを小型ユニット1枚でバウンスされるのは理不尽だと思う部分もあります。ただ、自分も結構このカードを多用していなので、デッキの組みなおしが発生するのは少々痛いと思いました。

 

 

3.個人的な見解

以下、個人的な見解を書いています。

今回の制限・禁止に関しては3枚中2枚が7月に発表された臨時環境整備対象のテリトリーな上にどちらも緩和だったので、実質1枚が今回の制限発表だと思います。

個人的には痛み分けの制限と門の条件緩和に関しては特にいうこともなく、妥当な改訂・エラッタなのではないかと思っています。個人的には揺り籠、蜂あたりから規制されると思っており、痛み分けに関しては完全に予想外でしたが、このカードはどちらのテリトリーにも候補になるカードなので、蜂も揺り籠も一応は弱体化された感じはしました。ただ、喫茶リコリコに関してはちょっと緩和が早すぎると思っており、喫茶リコリコが再び台頭すると思っています。

また、優秀なバウンスカードである痛み分けが規制されたので、アルタミラのような大型ユニットが主軸のデッキが増え、喫茶リコリコに緩和されたことで逆に蜂が減るのではないかと思っています。ただ、蜂自体は相変わらず強いので環境には一定数存在するのではと思います。

 

 

最後に

今回は以上です。今回も公式から制限・禁止カードの告知があったので急いで記事にしました。今回はノーマークだった痛み分けが規制されたことで手軽な大型ユニットの除去手段を失い、白系のデッキにとっては結構痛い改訂だと思いました。また喫茶リコリコに関しては個人的には早すぎる改訂だとは思いますが、改定と第12弾の発売が近いので、実際の環境がどうなるか予想がつかないです(もしかしたら妥当な判断になるかもしれません)。

今回の制限・禁止改定によって痛み分けに制限かかったので、今組んでいるデッキの大半を組みなおすことになりました。また、第12弾の発売も近い上にもう何記事か書く予定があるので、今週は忙しくなりそうです。

*1:痛み分けプレイ時点で2枚ユニットを対象にできれば、両方除去されない限りはバウンスは適用されます。