今回はビルディバイドの2023年4月の制限・禁止カードに関して書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回はビルディバイドの2022/04/02に公開された公式動画で発表があった制限・禁止カードに関して書いていきます。
観点としては発表された禁止・制限カードや個人的な見解を書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
制限・禁止カードに関しては生放送特番やTwitter、以下のリンクで発表されました(制限・禁止にした理由も書いています)。
過去にも制限・禁止に関して記事にしています。
elgaesyumi-blog.hatenablog.com
1.制限・禁止に関して
制限・禁止カードに関してですが、今回は制限カードと禁止カードが発表されました。
制限カードはデッキ内に1枚だけ入れることができるカードで、禁止カードはデッキに入れることができないカードとなります。
制限・禁止カードの適用日は2023/04/07からで、第9弾発売と同じ日となります。逆に言うと、第9弾発売までは公認大会で使用することができます。
2.今回の禁止・制限カード
以下、今回発表された制限・禁止は以下となります。
1.制限カード
今回は以下の1枚が制限カードとして指定されました。
・天眼銃撃 ナディヤ
スターディングデッキ「漆黒に嗤う魔女」に収録されているユニットです。一応第1弾にもパラレルレアとして封入される可能性があります。
青であれば殆どのデッキで採用されるカードで、基本的に4枚投入する必要のあるカードとなっています。制限された理由としては公式が発表している内容のほかに、ビルディバイドは汎用的に使えるカードで低コストでデメリットがなく安定して手札補充ができるカードが少ないです(あったとしてもコストが高かったり何かしら条件やデメリットがあります)。ドローは青が得意なのですが、青ですら安定してドローできるカードの枚数はそこまで多くなく、現時点でよく使われるのはこのカードと新兵器開発くらいです。この制限によって序盤このユニットの展開に依存していたデッキはこのカード以外で序盤から使えるカードを考え直す必要がありそうです。代用カードとしては新進機鋭 エイラが候補になるかと思いますが、こちらはテリトリー解放後でしかドローできないのと、2枚引ける代わりに1枚捨てる必要があるので、ナディヤのようには使えないかと思います。
また、このカードは「漆黒に嗤う魔女」に収録されていますが、何故か2枚しか収録されていなかったので、持っていない人はこのスターディングデッキを2箱買うかシングルで買う必要がありましたが、この改定によって1箱だけで済むようになりました。なので恐らく「漆黒に嗤う魔女」は値下がりし、シングル価格も大暴落するのはないかと予想します。
なお、このカードの制限に関しては、スターディングデッキ「漆黒に嗤う魔女」とデッキ内容が全く同じである限りこの制限は適用されません。
2.禁止カード
今回は以下のカードが禁止カードに指定されました。
・重装拠点 バルバビロン
第1弾に収録されているカードです。また、キャンペーンのテリトリーパックにUR使用で収録されていました。
この帝都リーに関してはみんな何かしらの制限がかかると予想していましたが、まさか禁止になるとは思いまし戦でした。理由に関しては明確で公式でも説明している通り、ビルディバイド関東大会の決勝トーナメントを勝ち上がったデッキがこのテリトリーばかりで、ベスト4にはなんとこのテリトリーのデッキが3つも入っていました(唯一猟奇と倒錯の居城が2位に入っていました)。流石に公式もこれはまずいと判断してかテリトリーそのものを禁止したようでした。大会の結果以外でも、このデッキと対戦したことがある人ならわかってくれると思いますが、手札の不要なカードをリムーブするだけで新兵器開発やカウンター・オペレーションを2回使って一気に手札補充したり(手札コストが実質意味をなさない)、真夜中のパレードで1枚だけで最大6枚のユニットを一気に展開できる(黒の1~3コスト限定で墓地にある必要がありますが、他のテリトリーで殆どリスクなしで大量展開することは基本出来ない)、と言った感じで他のデッキでは絶対に真似できないことを平然とやることができます。
このテリトリーはアイオラのテリトリーですが、アイオラのテリトリーには屠竜騎装 メギドラグと超古代遺物 ヴァレリア・キティラがあるので、アイオラをエースとして使いたい場合はどちらかのテリトリーを使うことになりそうです。
環境に与える影響に関してはまだ分かりませんが、膨大なリソースを使っての除去やリソース補充、大量展開ができなくなるので、全体除去とかは少なるなるかと思います。
また、このテリトリーを使ったデッキのカードでよく使われてれているカードとして強制接続と真夜中のパレードがありますが、恐らくこの禁止によってシングル価格が下がるのではないかと予想します。
3.個人的な見解
以下、個人的な見解を書いています。
今回の制限・禁止に関しては2枚だけでしたが、かなり評価できる制限・禁止だと思いました。特にわかりやすい2枚のカードが対象になったので、今後制限・禁止になるカードの予想や今のうちに売るべきカードの予想もしやすくなるので、初めての改訂という役割もしっかりと果たしているように思えます。
個人的にはTire1のデッキ*1が3種類以上のテーマが混在している環境が健全であり理想だと考えていまして、1強環境というのは余り望ましくないと考えています。例え中身が多少違っていても主軸が同じカードであれば同じデッキだと考えています。また、ポケモンカードのように全てのデッキで特定のカードが固定で入る、と言う形であれば特に気にしませんが、複数の選択肢がある中で同じカードしか使われないというのは良くないとも考えています。なので、選択肢を増やす意味でもこのような制限・禁止はいいと思いました。ただ、自分がよく使うカードが制限される可能性もありますので、その時は受け入れようと思います。
最後に
今回は以上です。今回は公式から制限・禁止カードの告知があったので急いで記事にしました。なお、第9弾の発売日前日までは使えるので、今のうちに使いたい人は使っておいた方がいいかもしれません。
今回の制限・禁止改定によって今使っている青白マルグレアのバスター枠を見直す必要がでてきましたが、何かいいカードはあるだろうか…。
*1:ここでのTire1のデッキと言うのは、トーナメントで安定して上位に入るデッキと言う意味で使用。