イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】デッキ紹介~第12弾環境用 黒白赤錬金術~

今回は第12弾環境用のまずは一歩のはじまりを使用したデッキ記事を書きます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回はビルディバイド -ブライト-「アニメ 『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』」で登場した「まずは一歩のはじまり」のテリトリーを使用したビルディバイドの第12弾環境用のデッキ記事を書きます。

観点はデッキレシピ、カードの採用理由などを書きます。

 

 

デッキレシピ

今回のデッキレシピです。今回からDデッキの中身とデッキリンクも記載します。

テリトリー:まずは一歩のはじまり

デッキコード:qrMKT7anzQE

デッキリンク:

tcg.build-divide.com

 

メインデッキ:

エース(テリトリー解放カード 8枚)

  • 戦士の矜持 リラ × 4
  • 錬金術士の卵 ライザ × 4

アイコンなし(18枚)

  • 魂の価値 × 2
  • 滅却の信奉者 バークティ× 2
  • 痛み分け × 1
  • 次元の窓 × 2
  • 宝の山 × 3
  • 暗影の民 同志 ザイド × 2
  • 重なり合う欲望 × 2
  • 邪悪な取引 × 4

ショット(12枚)

  • 影よ、仄暗き牙となれ × 2
  • 約束された勝利の剣 × 4
  • ランプの魔人 ジニー × 4
  • 無謬の謀略 モリアーティ × 2

バスター(12枚)

  • 死に微笑む者 ベストーラ × 2
  • 傾国の妖艶 エラーラ × 2
  • 影霊師見習い ルル × 4
  • 宵闇の盗賊 サハラ × 2
  • 大火国の副官 九重 × 2

Dデッキ(12枚):

ユニット(12枚)

  • 巨獣狩人 レンブラン × 2
  • 大火国の呪霊 天骸 × 2
  • 嘆きの乙女 ミザリー × 2
  • 新たな出会い クラウディア × 2
  • “マッドビショップ” エンダイヴ × 1
  • “デッドルーク” リヴァワート × 2
  • 悲涙の影霊師 ラファ × 1

今回のデッキコンセプトは墓地回収を利用してテリトリー効果を何度も使用するのをコンセプトとしており、ユニットを多めに採用しています。イメージとしてはDデッキや墓地を活用したシルバーバレットで、場面に合わせてテリトリー効果で除去したり、手札補充をして柔軟に立ち回るようにしています。また、ショットアイコンを持つユニットもやや多めに採用していますが、手札に複数枚来てもテリトリー効果で2ドローに変換できるので、腐ることが少ないです。

序盤は低コストのユニットを出してDデッキから墓地にカードを置いたりアグロ気味に戦い、相手の方が速かったり時間がかかりそうな相手ならDデッキからユニットを落としたり、墓地のユニットを回収して長期戦に持ち込むこともできます。リソースに関してはドロー効果には限りがありますが、除去効果に関しては大火国の呪霊 天骸の効果を利用すれば毎ターン効果を使うことができるので、ある程度のパワーのユニットであれば相打ちしながら打開できるカードが来るまで耐えることが可能です。

エースの効果の都合上、墓地に10枚以上カードがあると真価を発揮するカード多めに採用していますが、無理して墓地は貯めず、状況に合わせて墓地を貯めていきます。

 

 

テリトリーに関して

「まずは一歩のはじまり」はアタックフェイズ開始時に手札のカード1枚捨てることで、それがショットアイコンを持つカードなら2枚引き、そうでないなら相手ユニット全てに5000ダメージを与える効果を持つテリトリーです。既存のカードに効果を置き換えるとアタック開始前に打ち消せない新兵器開発かブルー・バーストを使うことができます。アタック開始前なので、カードを引いてからアクションを行えないのと、ハンデスなどで手札が0枚の時は効果を使えないなどの欠点はありますが、効果自体は強いので、状況に合わせてカードを引くか相手ユニットにダメージを与えるか、あるいは何もしないこともできます。

 

 

デッキ構築の経緯

最初「まずは一歩のはじまり」の効果を見た時、そもそもの効果自体がと強いと感じ、その上でドロー効果やダメージ効果を毎ターン安定して使うことができたら環境入りもできるのではないか?と思い、比較的安定して使いまわせる手段を考えました。

最初に考えたのは除去効果を使いまわす方法で、大火国の呪霊 天骸という最高に相性がいいカードがあったので、このカードさえ使いまわせれば毎ターンダメージ効果を使い続けることができ、かつコスト的にも問題はなく、Dデッキのギミックと組み合わせれば無理なくギミックとして組み込めることが分かったのでそこまで時間がかかりませんでした。

問題はカードを引く効果で、こちらはどういうギミックにするか考えるのに時間がかかりました。最初に考えたのはコマンドを持ってきたり墓地にあるコマンドを使いまわす方法で、Dデッキからショットアイコンのコマンドを手札に加えたり無遠慮な批判 冨岡義勇やうに集め ライザなどで墓地にあるコマンドを回収して効果を使いまわそうと考えました。ですが、青にはDデッキを参照するカードのコストがマロウスオフィサー ブレンダ以外軒並み高く気軽に使えないのと、ブレンダも能力のトリガーが破壊なので、Dデッキからカードを持ってくるのにタイムラグがあったり、破壊以外の除去に致命的に弱いのでギミックとしては安定さに難があります。また、墓地から回収する方法も回収できるカードの種類が限定的で、条件を満たしていなかったりそもそも対応するカードがない場合だと回収すらできないので、こちらもなしになりました。

そのような感じで色々考えていた時に、ショットアイコンを持つカードであればユニットでもいいということをテキストを読んだ時に気が付き、ショットアイコンを持つユニットであれば墓地からの回収も容易な上にDデッキからも簡単に墓地に落とせるので、青ではなく白に色を変更して、墓地回収ギミックを採用することにしました。

こうして黒白赤とデッキの色が決まり、店舗公認大会とかで色々調整した結果今のデッキになりました。

 

 

各カードの採用理由

以下、各カードの採用理由です。

メインデッキ

・エースに関して

→ブライトにはタイアップ同様3種類以上エースが存在することが多く、ライザのアトリエには黒に3種類(うち1種は効果なし)、赤に3種類(うち1種は効果なし)の6種類ありますが、赤はブライト効果を使うことが前提の効果なので難しいので、効果を持っている黒の戦士の矜持 リラと錬金術士の卵 ライザを採用することにしました。黒2種とはいえ効果自体はかなり優秀なので、問題ないです。なお、ブライトのテリトリーは色がないので観測者では解放できません。

 

・メインデッキ内のショットアイコンを持つカード

→今回はユニット6枚、コマンド6枚採用しています。今回のギミックはショットアイコンを持つユニットをテリトリー効果のコストにするので全てユニットでもよかったのですが、それだと大型ユニットに弱くなりすぎるので、呪われた切り札を採用しました。また、低コストの除去も少ないので、Dデッキから墓地に置ける影よ、仄暗き牙となれも2枚採用しています。ユニットに関してはショットアイコンを持つユニットの中ではパワーも比較的高く、序盤から壁として優秀なランプの魔人 ジニーを4枚、ライフを削ったユニットをバウンスできる無謬の謀略 モリアーティを2枚採用しています。なお、これらのユニットが手札に来た場合は、赤のエナジーが少なそうならエナジーに、そうれない場合はテリトリー効果のコストにします。なお、場合によってはジニーに関しては素出ししてもいいです。

 

・バスターアイコンを持つカード

→今回はユニット12枚を採用しています。内訳は死に微笑む者 ベストーラと傾国の妖艶 エラーラと大火国の副官 九重と宵闇の盗賊 サハラが2枚ずつ、影霊師見習い ルルが4枚となっています。Dデッキにもバスターアイコンを持つユニットがいますが、こちらは主に序盤からプレイできたり、墓地肥やし要因を主に採用しています。

 

・影霊師見習い ルル

→このデッキのキーカードの1枚で、Dデッキからカードを落とすのに使います。墓地に落とす優先度は、基本は大火国の呪霊 天骸から落とし、次に新たな出会い クラウディアを落として、後は状況に合わせて好きなカードを落としますが、相手に合わせて先に嘆きの乙女 ミザリーや“デッドルーク” リヴァワートを落として大型ユニットを大量展開に対抗できるようにしてもいいです。

 

・死に微笑む者 ベストーラ

→墓地回収要因で、序盤から出せるので、エースが墓地に落ちたりしても回収することができます。また、墓地回収効果の対象にすることで墓地回収効果を再利用できるようになり、墓地回収を繰り返してゾンビ戦法をすることもできます。

 

・傾国の妖艶 エラーラ

→序盤は効果がにユニットですが、墓地が10枚以上になればパワー減少効果、15枚以上ならパワーが上がる上にデコイを得ます。パワー減少効果+テリトリー効果のダメージ効果と合わせるとパワー8000までのユニットを除去できるようになるので、ユニットを除去したいときに墓地が10枚以上であれば積極的に使っていきます。

 

・大火国の副官 九重

→地味にパワーが高いユニットで、デッキ内の赤の割合を増やすために採用。このデッキは黒系のカードが多く、逆に白や赤のカードの割合が少な目なので、多色のカードは優先して採用しています。なお、エヴォルでプレイすればエナジー内のユニットを引きずり出すことができるので、テリトリー効果で除去できるパワーのユニットを引きずり出せば(妨害されなければ)実質確定除去となります。

 

・宵闇の盗賊 サハラ

→コスト詐欺のユニット。自分のターンに破壊されればデッキから4枚も墓地の落とすことができ、テリトリー解放後は墓地に10枚以上あればパワー9500のユニットになり、大抵のユニット(特にセレスなどのデコイ)に対して強く出ることができます。難点は現時点では地区大会のサイドイベントの参加賞でしか配布されていないので、現時点では入手難易度が高いです。

 

墓地回収カードに関して

→このデッキの要。ベストーラ2枚に加えて邪悪な取引4枚、次元の窓と重なり合う欲望をそれぞれ2枚採用しています。次元の窓はコストが低いので回収しつつユニットの展開や、墓地のショットアイコンのユニットを回収して効果のコストにするために使えます。重なり合う欲望を採用しているのは、単純に赤の色を増やすためなのと、このデッキのエヴォル持ちがメインデッキに4枚、Dデッキに3枚あり充分活用できると判断したので採用しています。

 

・暗影の民 同志 ザイド

→Dデッキから墓地に送る要因。テリトリー解放前は影霊師見習い ルルと全く同じ効果を持ってるので、序盤はルルと同じように使えますが、テリトリー解放後はパワー不足なので、Dデッキ内のカードを落とし終えたらエナジーに置いたり、リーサル時の要因として使ったりします。

 

・滅却の信奉者 バークティ

→一時的にデコイを無力化するユニット。白の枚数を増やすのと、このデッキ自体小粒のユニットが多く、大型のデコイ1枚で止まることが多いので、それを避けるために採用しました。

 

・痛み分け

→言わずと知れた制限カード。防御にも攻撃にも使える万能カード。このデッキにおいても入れない理由がないので採用しています。

 

・魂の価値

→墓地対策及びコンバットトリック目的で採用。取り回しが良く、墓地利用を簡単に妨害できるので使いどころは多いです。

 

・宝の山

→こちらもコンバットトリック目的で採用。同じ様な効果を持つカードは何枚もありますが、癖がなく、かつ白と赤の色ベースを補うことができるので採用しました。

 

Dデッキ

・Dデッキに関して

→Dデッキのカードに関しては、ギミックの関係で確実に墓地に置きたいカードと、序盤は腐り気味だけど、エナジーが多い終盤や特定の場面で役に立つカードを主にDデッキに入れています。具体的には大火国の呪霊 天骸は確実に墓地に落としたいカードで、それ以外のカードは特定の場面で役に立つカードとなります。なお、大火国の呪霊 天骸以外は自由枠で、環境に合わせて採用するカードを変えていきます。

 

・大火国の呪霊 天骸

→このデッキのキーカードで、エナジーが余りがちな終盤において特に力を発揮します。効果としては墓地にある時に黒2赤1無1を支払うことでこのカードを手札に戻すことができます。コスト自体はやや重めですが、このコスト自体はブルー・バースト相当なので、コスト的にも全く問題はりません。また、このユニットの起動効果は回数制限がないため、効果起動後に魂の価値を使われてももう一度同じコストを支払えば起動できるので、地味に墓地リムーブ体制があったりします。

 

・巨獣狩人 レンブラン

→ピンポイント採用の1枚で、役割としては大きくなりすぎたサルワスールを除去するのに使用します。単純にサルワスールを対策したいのであればもっと優秀なカードはありますが、このユニットの場合はショットアイコンを持っているので、テリトリー効果でドローに変換することができるので、このカードを採用しています。

 

・嘆きの乙女 ミザリー

→ピンポイント採用の1枚で、役割としてはテリトリー効果のダメージでは足りない中途半端にサイズがあるユニットを除去するのに使用します。このユニットはテリトリー解放後であればエヴォルコストであり黒3でプレイできるようになるのと、パワー減少効果もこのデッキであれば6000減少なので、メインに採用してもよかったのですが、元々の総コストが低いユニットの方が序盤は腐らないので、このユニットはDデッキ採用となりました。

 

・新たな出会い クラウディア

→役割としては壁役で、墓地が10枚以上あれば総コスト6でパワー11000あるので、充分高いパワーとなります。今カードは元々メインデッキに入っていたのですが、調整をしていくうちに軽いカードを採用した方が序盤が安定するので、このカードはDデッキ採用になりました。

 

・“マッドビショップ” エンダイヴ

→役割としては壁役ですが、加えて相手が厄介なコマンドを多く採用している場合にそれらをのコマンドを利用したい場合に使用します。壁役としてはクラウディアの方が優秀なので、こちらは主にカミーリアのように墓地のコマンドを利用するデッキのけん制目的なりそうです。

 

・“デッドルーク” リヴァワート

→役割としては主に全体除去ですが、テリトリー効果では除去しきれないパワーを持つユニットを除去する際に使用します。このカードの登場時効果で相手ユニットのパワーを-6000、テリトリー効果で5000ダメージ与えることでパワー11000ラインまで一掃することができるようになります。ただし、ユニホームなどパワーが減らないユニットも増えてきたので、場面に合わせて使っていく感じになります。

 

・悲涙の影霊師 ラファ

→役割としてはデコイ除去で、滅却の信奉者 バークティで対応しきれないデコイが出てきたときにこのユニットを使ってそのデコイを除去する時に使用します。コストは重くエヴォルを使ってもこのデッキでは総コスト6相当なので、本当に厄介なデコイを除去する特に墓地に落として回収することになります。一応エヴォルを持っているので、重なり合う欲望で回収できるユニットでもあるので、Dデッキから他に落としたいユニットがいないならこのユニットをデッキから墓地に落として回収するのもありです。

 

 

最後に

今回は以上です。今回は久しぶりのデッキ記事で、転がるぼっち以来のブライトのテリトリーを使用したデッキになります。今回は黒白赤でデッキを組みましたが、まずは一歩のはじまりの効果自体汎用性が高く、どの色で組んでも腐りにくいのでこのデッキ以外でもこのテリトリーを使ったデッキが増えていくような気がします。

本当は先にカノンのデッキ記事を書く予定でしたが、カードが出たばかりでまだデッキレシピがそこまで出回っていないのと、デッキに対するモチベーションが高いので先にこちらの記事を公開しました。