イルガの趣味ブログ

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【ビルディバイド】新テリトリー、英霊召喚に関して

今回はビルディバイドのタイアップブースター「Fate/Zero」のテリトリー、英霊召喚に関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

 

はじめに

今回はビルディバイドのタイアップブースター「Fate/Zero」に収録される新テリトリーの英霊召喚について書いていきます。

観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。

※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。

 

 

1.テリトリーの種類

テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。

称号は運命で、色は無*1、解放コストは5となります。

 

 

2.テリトリー効果【原文】

⁅自動⁆あなたのユニットがアタックした時、以下を1つ行う。この能力は各ターンに1回だけ発動できる。

・あなたの手札の、総コストがあなたのエナジーの枚数以下で「サーヴァント」属性のユニットカードを1枚まで登場させる。

・あなたの墓地の「サーヴァント」属性のユニットカードを1枚対象とし、対象を手札に戻す。

 

 

3.テリトリー効果【概要】

テリトリー効果は1つだけで、1ターンに1度自分のエースがアタックした時に自分の手札から総コストが自分のエナジー以下の「サーヴァント」属性のユニットカード1枚まで登場させるか、自分の墓地の「サーヴァント」属性のユニットカードを1枚対象として対象を手札に戻すかを選んで発動する効果です

効果として自動効果1つだけで一見すると強制効果のように見えますが、回数制限のある自動効果*2となっており、自分のエースのアタックが成立した時に効果を発動するかを選ぶことができます。また、エースなので運命称号以外のエースがアタックした時でもこの効果を発動することができます。ただし、アタック宣言時にアタックを妨害された場合は効果を発動することができません。効果の流れですが、アタックが成立してこの効果を発動することを宣言してどちらの効果を発動するか選び対象を選択した後でクイックタイミングの効果を挟むことができ、その後は効果の処理中に別の効果が発動しない限りは効果の解決まで他の効果を挟むことはできません。当然ですが、対象を選択した時に対象がその領域から別の領域に移動した場合は効果は打ち消され、このターン中はこの効果を発動することができません。以下、各効果の解説です。

1つ目の選択肢であるユニットを登場させる効果は対象をとらない効果で、効果の解決時にサーヴァント属性のユニットを選んで登場させることができます。そのため、効果の解決前に強制接続からの制圧作戦などでエナジーの枚数を減らしても残りのエナジーで条件を満たすユニットが手札にあればそのユニットを登場させることができます。その代わり手札を0枚にすればこの効果を妨害することができます。登場したユニットはスタンド状態でフィールドに登場するので、出したターンにそのままアタックすることもできます。また、「まで」とあるので、効果の解決時に手札がある状態でもユニットを1枚も登場させないことも可能です。因みに、このテリトリーの情報公開時点でのサーヴァント属性のユニットの中で総コストが一番高いのは7なので、エナジーが7枚あればすべてのサーヴァントをフィールド上に出すことができます。

2つ目の選択肢である墓地のユニットカードを手札に戻す効果は対象を取る効果で、この効果を選択した時点で対象を選ぶ必要があります。対象を選ぶ関係上、効果を解決する前に対象のユニットが別の領域に移動した場合は効果が打ち消されます。その代わり属性以外は制限がなく、サーヴァント属性であれば過去のタイアップのユニットも手札に戻せます。

 

 

4.相性のいいカードについて

このテリトリーを使う場合、基本的にはタイアップ内のカードで固める必要がありますが、エースがいないとこのテリトリー効果を使えないため、エースを除去から守ったり除去されたエースを回収手段を用意した方がいいです。また、サーヴァントはテリトリー効果で墓地から回収することができますが、回収をしたらそのターンはサーヴァントを踏み倒すことができなくなるため、できる限りテリトリー効果以外でサーヴァントを手札に加える手段を用意した方がいいです。

サーヴァントに関してはエナジーの枚数が踏み倒すユニットの総コスト以上であれば問題ないため、比較的自由度は高いかと思います。ただし、オーラを活用するサーヴァントは少々使いずらいかもしれません。また、称号の関係で劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」で登場したエースも採用できるため、光の斬撃 遠坂凛は条件を満たすためのエナジー加速ができ、かつエナジーからサーヴァントを回収できるので比較的相性はいいかと思います。逆に限界を超えて 衛宮士郎はテリトリーでオーラを付ける手段がないのであまり相性は良くなさそうです。

 

 

最後に

今回は以上です。このテリトリーはFate/Zeroの第一話の英霊召喚の場面がカードになっており、ユニットのコスト踏み倒し効果と踏み倒すためのユニットを手札に回収する効果の2つを持っています。ユニットを登場させる効果はサーヴァントを召喚、墓地からサーヴァントを回収する効果は召喚に使用する触媒(触媒がなくてもサーヴァントを召喚できるが狙ったサーヴァントを召喚するには触媒が必要)を探すのがモチーフなのかと思います。ターンごとの回数制限はありますが、踏み倒し効果は強力で、エースがアタックできる状態で手札補充手段さえあれば毎ターン大型ユニットを展開し続けることもできます。

Fate/Zeroは原作は小説で、アニメ化やコミック化もされ、アニメ化した際は分割2クールで放送されていました。自分はアニメ視聴勢で、アニメ放送時はリアタイでは見れませんでしたが、録画をしてみていました。放送されてから既に10年以上経っていますが、今見ても面白いと思います。ただし、作者が虚淵玄なのもあり、結構きつい描写が多いので、これからFate/Zeroのアニメを初視聴する人は気を付けた方がいいかもしれません。かといってコミックから入る場合でも、人によってはアニメ以上にきつい場面があるので気を付けた方がいいです。

*1:色がないテリトリーなので、運命称号を持つエース、もしくは偽臣の書 間桐慎二以外ではテリトリーを解放できない。

*2:自動効果は通常対象の有無を問わず条件を満たした時に必ず発動する必要がありますが、回数制限のある効果は発動するかどうかを選ぶことができる。