今回はビルディバイドのテリトリー解放カードの投入枚数の基準について書いていきたいと思います。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
現在ビルディバイドにはテリトリー解放カードはエースカードのほかに各色ごとに1種類存在します。
カードタイプは全員観測者となっています。
なので現時点ではテリトリー解放カードはデッキに8枚まで入れることができます。ただし、上記のカードはテリトリー解放以外は特に効果がないため解放後はただのバニラユニットorエナジー用のカードになることが多いと思います。なので本当に8枚フル投入すべきなのかを調べたいと思います。
今回検証に使ったのは以下のサイトです。
ビルディバイドはつい最近発売されたばかりなので、恐らくビルディバイドに特化した確率計算機はないと思います。ただ、このサイトであれば色々工夫することでマリガン時の確率やライフ・エナジーにくる確率を求めることができます。
画面は以下のようになっています。
画像をもとにどんな感じで設定するか書いていきます。
なお、エースを含めたテリトリー解放できるカードを以下「テリトリー解放可能カード」と表現します。
1.マリガン
よくわからなかったので「無し」固定にします。
2.デッキ枚数
ビルディバイドのデッキ枚数は40~50なので、自分のデッキに合わせて設定します。
また、ママリガン後も手札にテリトリー解放可能カードがなくて、ライフ・エナジーに入る確率を求める場合はデッキ枚数から-5をします(5枚手札を持ってからそれぞれ置いていくため)。
3.初手枚数
初手に来る確率を求める場合は5、マリガンもして初手に来る確率を求める場合は10、マリガン後も手札にテリトリー解放可能カードがなくて、ライフ・エナジーにすべて落ちる確率を求める場合は12を設定します。
4.カードの設定
今回はテリトリー解放カードの枚数ごとの確率を求めるだけなので、カードは追加せず、このまま設定していきます。
投入枚数はテリトリー解放可能カードに合わせて1~8を設定します。
「このカード~」に関しては、初手に最低1枚来る確率を求める場合は1、マリガン後も手札にテリトリー解放可能カードがなくて、ライフ・エナジーにすべて落ちる確率を求める場合は投入枚数と同じ値を設定します。「以上ドロー」の部分は今回の検証では変更しません。
他にも設定する場所はありますが、お好みで設定してください。ターン数はライフ・エナジーに落ちた枚数も考慮する必要が出てくるので一旦考えないものとします。
というわけで早速検証していきます。なお、今回の検証ではデッキ枚数は40枚に固定、投入枚数は4、5、6、7、8をケース分けして検証したいと思います。
パターンは今回の検証では以下のようにします。
- パターン1:初手に来る確率
- パターン2:マリガンもして初手に来る確率
- パターン3:マリガン後も手札になくて、ライフ・エナジーにすべて落ちる確率
※確率をわかりやすくするため、少数第二位以下は四捨五入します。ただし、0以外の数値が小数点が第二位以下にしかない場合はその数の一つ下の位で四捨五入をします。
ケース1:投入枚数8の場合
パターン1:約69.4%
パターン2:約92.4%
パターン3:約0.002%
ケース2:投入枚数4の場合
パターン1:約42.7%
パターン2:約70.0%
パターン3:約0.9%
とりあえずエース4枚のみでもパターン3の確率は100回に1回あるかないかのレベルなので、よほど運が悪くない限りは考慮しなくてもよさそうな気がしました。なのでケース3からはパターン3を除外します。
なお、仮にライフ・エナジーに全部落ちても黒なら墓地利用、赤ならマナから召喚、白はプロモカードですがデッキ・ライフから直接加えることができるカードがありますので、全くリカバリーができないわけではありません。
ケース3:投入枚数5の場合
パターン1:約50.7%
パターン2:約78.3%
ケース4:投入枚数6の場合
パターン1:約57.7%
パターン2:約84.5%
ケース5:投入枚数7の場合
パターン1:約63.7%
パターン2:約89.1%
こんな感じです。検証してみた感じエース4枚だけだと不安が残りますが(70%は当たらないので)、テリトリー8枚は少し過剰な感じがしました。なのでエースを含めてテリトリー解放可能カードの枚数は5~7枚が丁度いいような感じがしました。デッキを作るときに参考にしてみてください。
なお、今回はエース+序盤に欲しいカードの確率とかのは検証しませんので、各々検証してみてください。
なお、自分の周りにビルディバイドをやる人がいないため、普段はこうやって確率とかを見てデッキを調整したり、デッキを2個用意して一人で回してみたりしています。現時点ではリモート対戦の準備ができていないので、準備ができたら対戦相手を募集したいです。
以上となります。
自分が魅力を伝えるのとか苦手なので、当分は考察や検証、イベントとかに参加した感想とかの記事が多くなると思います。
気が向いたらビルディバイド以外のことも記事にしていきたいです。