今回は2022/06/26にビルディバイドの公式大会に参加したので、その感想と使ったデッキなどを書いていきます。
ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。
はじめに
今回は193秋葉原店とアメニティードリーム池袋パワー9店の公認大会に参加しました。
参加人数は193は25人、アメニティの方は5人でした。
どちらもプロモパックは全員分あり、追加で優勝者に1つとじゃんけん大会の景品で1つありました。
使用デッキ
今回は殆ど見ない白赤マルグレアがどのくらい戦えるかを試験的な意味合いで使ってみました。一応公認大会の時のフリータイムやビルディバサークルなどで調整はしました。
テリトリー:審判の神殿
- 理外の排斥 × 4
- 神聖獣 ヴォーパル・オーリス × 4
- 虚を突く一手 × 4
- 輝く眼差し ヴレッポ × 3
- 細心の白兎 アゴラ × 3
- 不可侵の穴蔵 × 3
- 審判の天使 マルグレア × 4
- 倫理の枷 × 2
- 張り裂ける大地 × 2
- 後詰の砲士 ルミア × 2
- 地に潜む脅威 × 4
- 法規の天使 エリザベルト × 4
- 斬撃の餓狼 ウルフェン × 3
目指した動きは、初手ヴォーパル・オーリス、2ターン目アゴラでエナジーを増強、3ターン目で1コスト浮いた状態でマルグレアにつなぐ、という流れをしてからエリザベルトで展開したり、厳しかったらウルフェンでエナジーを増やしたり、ライフを回復したりして立て直しながら攻め、序盤理想的な動きができなかったら虚を突く一手や理外の排斥などで耐えつつ欲しいカードをそろえるといった感じで立ち回ります。
以下、カードの採用理由などを書いていきます。マルグレアやエリザベルトの個別の採用理由は割愛します。
・不可侵の穴蔵
→今回白赤マルグレア組んでみようと思ったカードの1枚。実質コスト4もしくは赤1+赤のカード1枚でエリザベルトを守りつつ再展開ができるため採用。断罪カウンターがあれば相手のターンでも展開できるのは強いと思いました。
・後詰の砲士 ルミア
→赤白マルグレアを組んでみようと思ったカードのもう一枚。エリザベルトから出すことでセットで条件を満たせるために採用。
・地に潜む脅威
→赤を使うときに真っ先に考えたのはエナジーから出せれば事故の可能性が下がると考えた結果、エリザベルトをエナジーに置いて使う運用にするために採用。
・斬撃の餓狼 ウルフェン
→地に潜む脅威を採用するときにエリザベルトだけだとエリザベルトがエナジーにない時に何もできないことがあったので、地に潜む脅威とも相性がよく防御にも使えるウルフェンを採用。
・神聖獣 ヴォーパル・オーリス
→基本アグロぎみなデッキでない限り、初手でコマンドを使用する人が多かったのでけん制の意味を込めて採用。ユニットが来ても基本問題はありませんが、アリアとかスタンド状態のユニットを殴れるユニットはNGです。
・細心の白兎 アゴラ
→試運転時にデッキの相談をした際にアゴラの自動効果を使うことができれば最短でテリトリーを解放するときに6エナジーになり、ヴォーパル・オーリスとマルグレアが並んだ状態で白1がある状態だとプレッシャーを与えることができることが分かったので採用。覚醒後もパワーが7000あるので普通にユニットとしても強いと思いました。
・観測者の枚数に関して
→今回デッキの枚数は42枚ですが、試運転で回した結果3枚でも十分回ることが分かったため3枚にしました。
・各種ショットトリガーに関して
→赤と白は手札補充が弱いので、防御しつつ手札補充ができる虚を突く一手と理外の排斥をフルで採用しました。また、除去カードも欲しかったので倫理の枷と張り裂ける大地を2枚ずつ採用。2枚ずつなのは色調整のためです。
・ジャッジメント持ちの枚数に関して
→このデッキではジャッジメント持ちが12枚しか採用していませんが、このデッキにおいてはテリトリーは圧力をかけるための飾りで、最悪断罪カウンターが1個、多くても3~4個でもたまればいいため、12枚数でも問題はありませんでした。ぶっちゃけテリトリーはマルグレアのヒット数を増やすのと、断罪カウンターを貯めやすくするためだけにあればいいと思ってます。
対戦結果
対戦結果と各対戦の感想は以下の通りとなります。今回は193では1勝4敗で25位(最下位)、アメニティでは2勝1敗(1勝は不戦勝)で4位でした。
※できる限り相手のデッキの詳細は書かないようにします。また、対戦からいくらか時間がたってるのであやふやな部分があります。また、デッキ名は勝手につけてます。
1戦目(193):青白アイリス ×
→まずは193での対戦です。本来のマルグレアであればジャッジメント持ちの枚数とテリトリー効果の関係で有利なのですが、今回はジャッジメント持ちが少なくてテリトリー効果をうまく使えなかったのと、ウィスタをうまく使われた結果負けてしまいました。
2戦目(193):赤青レパルダス 〇
→フリー対戦の時しか対戦したことがなかったレパルダスです。最初テリトリーの解放に時間がかかり、盤面にはウルフェン2体という微妙な感じでしたが、そのおかげでテリトリー解放後は立て直すことができ、ごり押しで勝つことができました。この対戦ではサブプランがうまく活きた感じがしました。
3戦目:黒単アルケルード ×
→こちらは序盤から遊離を取られて何もできずに負けました。全体を通しての感想でも書きますが、今回の構築は序盤が弱く、主軸のカードの色拘束が強いカため、色事故が起きやすいとも思いました。
4戦目(193):青単カミーリア ×
→カミーリアとは戦ったことがなかったので正直うれしかったのですが、この対戦ではラストターンまでテリトリーが解放できなかったのでそのまま負けました。運で負けたと片づけることもできますが、テリトリー解放まで耐えきって勝つこともあるため、テリトリー解放まで何もできないのも課題だと思いました。
5戦目(193):黒青居城 ×
→普通に負けました。居城の場合ダイアナスをまず警戒しないといけませんが、ケアどころかその前の段階で盤面ががら空きで何もできない状態だったので、ダイアナスを出された時点で何もできませんでした。
1戦目(アメニティ):黒青遊技場 ×
→ここからはアメニティードリーム池袋パワー9店の対戦です。まずは遊技場ですが、そもそも個人的に遊技場自体が苦手なのもあって負けました。オールリセットが怖くて大量展開ができず、かといって少数だけにすると各個撃破されて何もできないので早期に決着を付けようと焦った結果、よくある負けパターンにはまって負けました。
3戦目(アメニティ):青黒ファランクス 〇
→2戦目は不戦勝だったので3戦目です。砲撃工廠 ブレイズファランクスは一度も当たったことがなかったので正直うれしかったです。テリトリー解放まではできたものの押され気味でしたが、ウルフェンのライフ回復効果で運よくショットトリガーを仕込むことができ、次のターンで運よくエリザベルトからマルグレアを展開することができて勝つことができました。因みにファランクスは京都で行われたファンミーティングの時に持ち込みました。
個別の対戦の感想は以上です。
全体を通しての感想ですが、色々と課題が見つかりましたが、特に大きな欠点だと思ったのは以下かと思います。プレイングに問題があることに関しては今回は割愛します。
- 色拘束が強いカードを入れすぎている
- 戦略に一貫性がない
「1」ですが、主軸になるエリザベルト、地に潜む脅威、ウルフェンの色拘束がどれも強いため色事故が発生する可能性が高く、思った通りに動けませんでした。その結果序盤もショットやクイック頼みになり、相手に行動の自由を与えるような弱い動きになることが多かったです。
「2」ですが、ウルフェンもエリザベルトも個別でみると強いユニットだとは思いますが、ウルフェンはエナジーを伸ばしやすい関係で総コストが高いカードと相性がよく、エリザベルトは展開力に優れ総コスト5以下のユニットと相性がいいです。どちらのカードも地に潜む脅威で出すカードとしては悪くないと思いますが、両方が手札に来た時のかみ合わせが悪く、そのせいでうまく動けないことが多かったです。ウルフェンのカードパワーに救わることも多く、実際問題それで助かったことも多いですが、本来想定した動きがしずらかったので改善が必要だと思いました。
結果だけ見ると戦績は良くなかったのですが、ロマンがあり、デッキが回った時の制圧力はすごかったので、暫くは研究を進めていきたいと思いました。
最後に
今回は以上です。今回も第5弾環境の記事ですが、どちらかというと挑戦的な意味合いが強い感じのデッキとなりました。新カードを使いたい一心で使ってみましたが、デッキ構築の難しさが改めてわかりました。
多分次の大会記事は鬼滅の刃限定構築の記事になりそうですが、ギミックとしてエリザベルトから無惨様と猗窩座を展開するのも面白そうだと思ったので、デッキとして成り立つか考えてみようと思います。