今回はビルディバイド第9弾のエース、大火国の風雲児 イシュタルテに関して書いていきます。
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はじめに
今回は第9弾に収録される新エースの大火国の風雲児 イシュタルテについて書いていきます。
観点としてはエースユニットのステータス、効果などを書いていきます。
※画像は公式Twitter から持ってきました。
1.ユニットについて
このユニットのコストは黒3赤1無1の5コストのバスターアイコンを持つエースユニットとなっています。また、称号は七大罪色欲、属性は鬼人を持っています。
パワーは5500、ヒット数は1で総コスト5のユニットとしてみると標準的なステータスとなっていますが、バスターアイコンを持つユニットとしてみると低めとなっています。
2.ユニットの効果
ユニットの効果は2つあり、一つは自動効果でこのユニットが【エヴォル[黒4無4、あなたのライフの先頭を墓地に置く]】で登場したときに自分の墓地5枚につきそのターン中相手ユニット全てのパワーを-4000する効果で、もう一つは覚醒後の自動効果でこのユニットがアタックしてバトルに勝利した時に自分のライフを前から2枚公開してその中から【エヴォル】を持つカードを1枚まで手札に加え、残りを墓地に置く効果です。
一つ目の効果はエヴォルコストを支払った時に自分の墓地5枚につき相手のパワーを-2000する効果です。墓地さえあれば減らせるパワーが増えますが、問題はエヴォル時のコストで、黒4無4の総コスト8とライフの先頭を捨てる必要があります。ただ、エヴォルコストで支払う場合は黒だけ支払えばいいので、赤を支払えない場合はエヴォルコストで支払ってもいいかもしれません。また、ライフコストは焼炙の門を前提にしているかと思いますが、猟奇と倒錯の居城はバスターをライフに置いてコストにできる点、叫喚の処刑場は墓地を増やせば増やすほど効果が増える点でかみ合っています。
もう一つの効果はこのユニットがアタックしてバトルに勝利した時に、ライフからエヴォルユニットを回収できる効果です。ライフからカードを回収できる点は強いですが、ライフを2枚減らしてしまうのと、回収できるのはエヴォル限定です。ただ、エヴォルさえ持っていればユニットであってもコマンドであっても回収することができます。基本的には焼炙の門で使うことが前提の能力ですが、猟奇と倒錯の居城のバスターカードをライフに置く効果でエヴォル持ちのバスターアイコンのカードをライフの先頭に置けば疑似的な墓地回収をすることもできます。
3.ほかのテリトリーとの相性
このユニットを他のテリトリーで使う場合、デメリット効果のないエヴォルコストでパワー減少効果を使えるバスターアイコンを持つ黒赤のエースユニットであることを活かすことになります。
黒赤のエースユニットなのでディオフォリアの海底神殿 アレイネの赤ユニットの候補になるのは勿論、赤も含まれているのでライオネルでも黒のエナジー基盤を整える意味でも採用しやすいです。また、エヴォルコストは黒だけの支払いになるので赤を含まない黒のテリトリーでも採用しやすいです。ただし、パワー減少効果は墓地の枚数を参照するのと素のパワー自体は低いのでブルームとは少し相性は良くないかもしれないです。
最後に
今回は以上です。今回の2枚目のイシュタルテとなっています。このイシュタルテは赤が混ざったことでライフをより消費しやすくなっていますが、その分効果も強力なものになっています。1枚目のイシュタルテはライフで蘇生して盤面を維持する感じでしたが、こちらはライフをリソースにして有利に進めるような印象を受けました。
このテリトリーは記事公開前の前々日には既に公開されていましたが、公開直後は解放前の方の効果がわかりませんでした。その後解放前の面が公開されたのでテリトリーと一緒に記事にしています。