イルガの趣味ブログ

主にビルディバイド関連や最近やっているゲームのことを不定期に更新します。

【ビルディバイド】新テリトリー、春光の音楽会に関して

今回はビルディバイド第13弾のテリトリー、春光の音楽会に関して書いていきます。

 

 

ビルディバイドがどんなカードゲームなのかは公式サイトを見てください。

tcg.build-divide.com

 

 

はじめに

今回は第13弾に収録される新テリトリーの春光の音楽会について書いていきます。

観点としてはテリトリーの効果などを書いていきます。

※画像は公式X(旧Twitter) から持ってきました。

 

 

1.テリトリーの種類

テリトリーの種類は普通のテリトリーで、開放したらそのまま影響を与え続けます。

称号は聖歌姫で、色は白、解放コストは4となります。

 

 

2.テリトリー効果【原文】

⁅起動⁆〔ノーマル/あなたのユニットを2枚レストする〕:相手ユニットを1枚対象とし、対象を手札に戻す。

⁅自動⁆あなたの効果で相手ユニットが手札に戻った時、相手は自身のエナジーを2枚裏にしてよい。しなかったら、そのプレイヤーは手札を1枚捨て、あなたは1枚引く、この効果は各ターン1回まで起動できる。

 

 

3.テリトリー効果【概要】

テリトリー効果は2つあり、一つはノーマルタイミングの起動効果で自分のユニットを2レストすることで相手のユニットを1枚対象として対象を手札に戻す効果で、もう一つは自動効果で1ターンに1度自分のカードの効果で相手ユニットがフィールドから手札に戻った時に相手は自身のエナジーを2裏にするか相手自身の手札を1枚捨てて自分は1枚引くかを選ばせる効果です。

一つ目の効果はユニット2枚をレストして相手ユニット1枚を手札に戻す効果で、自分のユニット2枚で相手ユニット1枚を手札に戻すと考えるとコストは重そうに見えますが、レストするユニットに制限がない上にユニットの数自体は変わらないため比較的使いやすい効果となっています。ただし、起動できるタイミングがノーマルタイミングなので、相手の効果に割り込んで起動できないのは欠点です。

もう一つの効果は1ターンに1度自分のカードの効果で相手ユニットが手札に戻った時に発動できる効果で、相手に自身のエナジーを2枚裏にするか手札を捨てさせて自分は1枚引くか選ばせる効果です。エナジーを裏にする場合はそのエナジーからは色が出せなくなる上に2枚裏にする必要があるので拘束力は高いです。エナジーを裏にしなかった場合でも手札に戻す関係でほとんどの場合手札を捨てる必要が出てくるので疑似的な除去としても使える上に自分は1枚引くことができます。どちらの効果も強力ではありますがこの効果には大きな欠点があり、エナジーを裏にするかしないかは相手に選択権があることです。相手からすると、裏にするエナジーは相手自身で選ぶので手札を捨てたくない場合は不要なエナジーを裏にするだけでよく、手札を捨てても問題がない場合や手札の損失をカバーできる場合でもエナジーを裏にしない選択をすることができます。それぞれ選択する場面の例を挙げると、エナジーを裏にする選択をする場合は、エナジーを裏にしても問題がない場合や、神聖獣 ユニホープなどのようにエナジーの裏のエナジーの枚数が重要なユニットがいる場合に裏のエナジーの枚数が足りない時にエナジーを裏にしたいときです。逆にエナジーを裏にしない選択をする場合は、手札が6枚以上あるときに手札を捨てても問題がない場合や、墓地に置きたいカードが手札にある場合にそのカードをあえて墓地に置きたいときです。また、あくまで自分のカードの効果で手札に戻った場合のみ発動するため、相手の効果で相手のユニットが手札に戻った場合は発動しません。忘れがちですが、回数制限のある自動効果なのでプレイウィンドウは作成されますが、あえて効果を適用しないことも可能です。因みに、フィールド上でユニット化したコマンドを手札に戻した場合は効果を発動できます(あくまでユニットが手札に戻った扱いになるため)が、フィールド上のアサルトテリトリーを手札に戻そうとした場合は手札に戻らずにテリトリーゾーンに置かれるので効果を発動しません。

 

 

4.相性のいいカードについて

このテリトリーを使う場合、テリトリー効果の関係でユニットを横に並べるか相手ユニットを手札に戻せる効果と相性がいいですが、幸い白のユニットは低コスト帯でも相手ユニットを手札に戻せるカードが数多く存在する上に白はバウンスが得意な色なのでそこまで採用するカードに困らなさそうです。また、解放コストが4なので早い段階でテリトリーを解放できるのもあり、速攻でライフを削る戦術とも噛み合います。

特に相性がいいカードとしては痛み分けで、相手ユニットをバウンスできるだけなくクイックタイミングで使え、自分は軽いユニットを手札に戻すだけなので損失も少ないので必ず採用した方がいいです。ユニットだと彩光精霊 アルコリスやファーストリコリス 錦木千束がコストも軽く使いやすいです。コマンドだとノーマルタイミング限定かつショットアイコン持ちですがありふれた可能性が低コストで使いやすく、同様の効果をもつカード(青春はパラドックス、淡い好奇心)だけで最大12枚採用できます。テリトリー効果と少しかみ合わせはよくないですが、霹靂一閃・八連や聖域の激闘などの対象をとらない複数ユニット手札に戻せるカードも採用してもよさそうです。

また、白赤のカードも採用することでショットトリガーからユニットを展開でき、特に巨獣狩人 レンブランや無謬の謀略 モリアーティなど条件付きですが相手ユニットを手札に戻せる効果を持つユニットがいるのでどちらのテリトリー効果とも相性がいいです。また、白赤には審美する魔鏡や貫く双眸 セバスチャンなど相手の単体のユニットを対象をとらずに手札に戻す効果を持つカードもあるので、白赤のカードを採用するのであれば検討してみるのもいいと思います。

 

最後に

今回は以上です。このテリトリーは手札バウンスをトリガーとして相手にエナジー2枚を裏にするか手札を捨てさせカードを引かせるか選ばせる効果で、ユニット2枚レストすることで相手ユニットをバウンスできるのでテリトリーだけで効果が完結するのも強いです。ただ、相手に選択権がある効果なので、適用してほしい効果が選ばれない可能性があります。どちらかというと選ばせる効果はバウンスのおまけと考えてユニットの横に並べてライフを削りにいく方が戦いやすいと思います。

久しぶりにビルディバイドに触れたので総合ルールと見比べながら書いた結果思った以上に記事を書く時間がかかりました。ただ、近いうちに他のエース情報も公開されると思いますので、更新頻度は上がると思います。